ES添削は誰に依頼するべき?メリットや注意点なども解説
企業の選考に応募する際、ESの提出を求められるケースは多いです。自分でESを書いたものの、「きちんとかけているか自信がない」と感じる人もいるのではないでしょうか。そんな人には第三者にES添削を依頼する方法がおすすめです。
この記事では、誰にES添削を依頼するべきなのかを紹介した上で、ES添削を依頼するメリットや依頼時のポイント・注意点などについて解説します。就活生自身でESを添削する際のコツについても説明するので、ESの作成に不安がある人はぜひご覧ください。
なお、P-CHAN就活エージェントでは、ES添削を無料で実施しています。就活のプロが添削を行うため、選考通過率のアップが期待できます。ESをこれらか作成する人は、P-CHAN就活エージェントを利用してみましょう。
ES添削は誰に依頼するべき?
ESは新卒採用において多くの企業で提出を求められます。選考を通過するために、ESの添削を第三者にお願いしたい人もいるでしょう。
ES添削は、主に下記のようなサービス・人に依頼できます。
- 就活エージェント
- ES添削サービス
- OB・OG
- 大学の就職課
- 家族や友人
就活エージェント
就活エージェントに登録して、アドバイザーにES添削を依頼するのがもっともおすすめです。多くの就活エージェントでは、登録すると専任のアドバイザーがつきます。
アドバイザーはこれまで数多くのESを添削しており、より業界や企業に合ったアドバイスをもらえる可能性が高いです。また、ES添削だけではなく就活を総合的にサポートしてくれます。
企業選びや自己分析なども踏まえてアドバイスしてもらえるため、より自分の強みや特徴を捉えたES添削が期待できるでしょう。
おすすめの就活エージェントに興味がある方は、「【2023年最新】新卒におすすめの就活エージェント10選!使うべき理由や選び方も解説」も読んでみてください。
ES添削サービス
ES添削サービスとは、自分で作成したESをWebやメールで送付すると、添削の結果が返ってくるサービスです。
就活エージェントではES添削以外にも多くのサポートをしてもらえますが、「やりとりが面倒」「ES添削以外のサポートは必要ない」と考える人にはES添削サービスの方がおすすめです。
ES添削サービスはオンラインで完結して余計なやりとりが発生しないため、気軽に利用できます。
OB・OG
すでに社会人として活躍しているOB・OGに添削をお願いする方法もあります。
ES添削サービスや就活アドバイザーは、就活のプロとは言え就活生と立場は一緒ではありません。一方、OB・OGは最近まで学生として同じ立場で就活を経験していたため、学生目線でのアドバイスをもらえます。
具体的には、同じサークルやアルバイト先の先輩などの近しい人に頼んでみましょう。自分が志望する企業のOB・OGがいれば、会社の価値観や理念に沿ったより効果的な添削・アドバイスをもらえるはずです。
大学の就職課
大学の就職課やキャリアセンターなどでもES添削を依頼できます。これまで多くの就活生のESを添削しており、親身になってアドバイスしてくれるでしょう。
ただし、就活の時期は多くの学生が問い合わせをするため、ES添削が完了するまで想定以上に時間を要する場合があります。就活課やキャリアセンターに添削をお願いする際は、ある程度余裕をもって申し込むと良いでしょう。
家族や友人
家族や友人は、気軽に相談できて率直な意見をもらえます。自分の性格や強みなどの人物像もある程度理解してもらえているため、より明確な指摘を受けられるでしょう。
一方、プロではないので、適切なアドバイスはもらえない可能性があります。書き方の指導というよりは、文章からどのような印象を受けるか、自分が言いたいことが伝わるかなどの確認として依頼しましょう。
ES添削を依頼するメリット
ES添削を依頼するメリットとして、下記の3つが挙げられます。
- ESの基礎を学べる
- 文章の校正をしてもらえる
- 第三者の意見を反映できる
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
ESの基礎を学べる
ESを添削してもらうことによって、ESの基礎を学べます。
ESを初めて作成する場合、どのように書くのが正しいかわからない人は多いでしょう。限られた文字数で自分をアピールするには、内容の順序など書き方を工夫する必要があります。
正しい書き方がわからなければ、読む人に自分が言いたいことの全てを伝えられません。ES添削してもらうことで基礎的な書き方を学べるため、より効果的に自分の魅力をアピールできます。
文章の校正をしてもらえる
ES添削を依頼することで、文章の校正をしてもらえます。
普段から文章を書きなれていない場合、誤字脱字や文法ミスなどが生じている可能性があります。内容に問題がなくても日本語が正しくないと評価に影響することもあるため、誤字脱字や文法ミスなどはない方が好ましいです。
また、同じ意味でもより簡潔に伝える方法や相手に好印象を与えるような言い回し・表現なども学べます。
第三者の意見を反映できる
自分だけでESを作成すると、どうしても視野が狭くなってしまい、自分の強みやアピールポイントをうまく表現できない可能性があります。また、そもそも自分の強みがわからないなど、自己分析ができていない人もいるでしょう。
ES添削を依頼することで、自己分析などのサポートを受けてESを作成できます。自分の強みなどを客観的に分析して意見をもらえるため、自分だけでは気付けなかった意見を取り入れられます。
ES添削を依頼する際のポイント
第三者にES添削を依頼する際は、下記のポイントを意識すると良いです。それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
- 希望する企業や業界を共有する
- 何をアピールしたいかを決めておく
- 就活の知識がある人に依頼する
- 自分が納得できるまで添削を依頼する
希望する企業や業界を共有する
ES添削を依頼する際は、自分が希望する企業や業界を伝えましょう。ESは、希望する企業や業界によって最適な書き方が異なります。業界や企業によって求める人材が異なるため、より伝えるべきことを優先的に書かなければなりません。
希望する企業や業界の情報を伝え、それらに適した添削をお願いする必要があります。
何をアピールしたいかを決めておく
ES添削を依頼する際は、何をアピールしたいかを決めておきましょう。前面に出したいアピールポイントがある場合は、添削者に共有しておくことで自分が考えている方向性でES添削をしてもらえます。
自分と添削者の意見が一致しているかどうか確認することは、ESと面接でアピールポイントに矛盾が生じないようにするためにも重要です。
就活の知識がある人に依頼する
ES添削を第三者にお願いする際は、就活の経験や知識をできるだけ多く持っている人に依頼することが重要です。
家族や友人・知人は、依頼しやすい一方で適切なアドバイスはもらえない可能性が少なくありません。ES添削の目的に合わせて、家族・友人などにお願いするか、就活エージェントなどプロの知識を持った人に依頼すべきかを判断しましょう。
とは言え、プロであっても得意とする業界や企業が異なる可能性があります。ES添削で失敗しないようにするためには、各サービスの強みを把握したうえで、より自分の希望する業界や企業を熟知したサービスを選択しましょう。
自分が納得できるまで添削を依頼する
ES添削の回数や内容に正解はありません。複数回にわたって添削を依頼可能です。ESは選考を大きく左右すると言っても過言ではない書類のため、提出期限までは自分が納得できるまで依頼すると良いでしょう。
ただし、何度も依頼すれば内容が良くなるわけではありません。何度も修正を繰り返した結果、最初に考えていたESとはまったく異なる文章になってしまい、何を伝えたいかがわからなくなってしまう可能性もあります。
軸となるポイントを押さえて、伝えるべきことを見失わないようにしましょう。
ES添削を依頼する際の注意点
ES添削を依頼する際は、下記のような点に注意しましょう。それぞれの注意点について、詳しく解説します。
- ES添削を依頼しても選考に通らないこともある
- 個性のないESが出来上がる可能性がある
- ES添削は期限に余裕をもって依頼する
- 指摘が多くても落ち込まない
ES添削を依頼しても選考に通らないこともある
どれだけ良いESを作成しても、応募した企業の理念やビジョンと合っていない場合は選考に通らない可能性があります。たとえプロによる添削でも、完璧とは限りません。
ただ自分をアピールするだけではなく、応募する企業を意識してESを作成することが重要です。企業が求める人物像を把握して伝えるべきことを決めておくことで、より効果的なESを作れるでしょう。
個性のないESが出来上がる可能性がある
ES添削では、自分が作成した文章を読みやすく伝わりやすい内容に修正してもらえる反面、個性が失われる恐れがあります。添削を行えば行うほど、自分の文章に他人の意見が反映されるからです。
添削をしてもらった後に、指摘されたところを必ずしも全て修正する必要はありません。自分の個性が伝わるように、添削の内容をしっかりと確認して修正するところ・しないところを決めることが重要です。
期限に余裕をもって依頼する
依頼する人によって、ES添削は思った以上に時間がかかることがあります。そのため、遅くともES提出期限の1ヶ月前には依頼すべきです。
また、ES添削の依頼が集中する時期は特に時間がかかる可能性があります。早め早めに活動を開始して、期限に余裕をもって依頼しましょう。
指摘が多くても落ち込まない
初めてESを作成する際は書き方がわからない状態で書いているため、初回の添削で想像以上に多くの指摘を受ける可能性があります。指摘が多いと落ち込んでしまう人もいるかもしれません。
しかし、落ち込んでしまうとESの作成に力が入らず、就活に対して後ろ向きになってしまう恐れがあります。修正することでその分ESが良くなると考え、前向きに捉えると良いでしょう。
自分でESを添削するときのチェックポイント
ES添削は、誰かに依頼するのではなく自分で行うこともできます。自分自身で進めるときには、チェックポイントを確認するとより効果的にES添削できるでしょう。
- 結論ファーストになっているか
- 根拠となるエピソードなどがあるか
- 1文1文が適切な文字数か
- アピールポイントが多すぎないか
- 誤字脱字がないか
- 矛盾した内容になっていないか
- 企業が求める人物像とマッチしているか
- 入社後の目標が書かれているか
それぞれのチェックポイントについて、詳しく解説します。
結論ファーストになっているか
文章を書く際は、結論から書くことで何を言いたいのかが伝わりやすいです。読み手としては、結論が頭に入っていると、その後の話が理解しやすくなります。
反対に、結論が最初にないと何の話をしているのか理解されにくいです。そのため、ESを添削する際は最初に結論を把握できるか、結論の後に説明となる文章が書かれているかを確認しましょう。
根拠となるエピソードなどがあるか
自分の強みをアピールする際は、具体的なエピソードがあると読む人が強みを理解しやすいです。エピソードがないと、その強みを持っていることを証明できません。文章を書く際は、結論と根拠をセットにして書くようにしましょう。
1文1文が適切な文字数か
書きたいことがあると、どうしても1文を長文で書いてしまうことがあります。しかし、1文が長すぎると、何を伝えたいのかが曖昧になってしまい、読む人に伝わりにくくなってしまいます。
ESを添削する際は、文章の1文1文が長くなりすぎていないかを確認しましょう。1文の文字数は50文字程度、長くても80文字以内にすると、読みやすくなります。
アピールポイントが多すぎないか
アピールポイントが多すぎると、何を伝えたいかがわかりにくくなってしまうため注意が必要です。アピールしたいことが多くあったとしても、その全てをESで伝えることは難しいです。
そのため、特にアピールしたいことや企業が求める人物像に合ったアピールポイントなど、1〜2つに絞ってアピールすると良いでしょう。
誤字脱字がないか
誤字脱字があると、適当に書いているのではないかと思われてしまう恐れがあります。また、仕事においてもミスをする印象を与えかねません。誤字脱字は自己チェックで確認できるため、何度も読み返して修正しましょう。
矛盾した内容になっていないか
内容に矛盾があると、せっかくアピールしても信用されません。それどころか、ESだけで評価を落としてしまう可能性もあります。内容に一貫性があるか、論理的な文章になっているかを確認しましょう。
企業が求める人物像とマッチしているか
自分のアピールだけではなく、その強みが企業が求める人物像と合致していることをアピールする必要があります。書いているアピールポイントが企業の求める人物像とマッチしているか、必ず確認しておきましょう。
入社後の目標が書かれているか
入社後のキャリアプランが書かれていると、今後について具体的に考えていると評価されます。自分が応募する企業でどんなことをしたいかを改めて整理することにもつながるため、ESに入社後の目標が書かれているかを確認しましょう。
ES添削は就活エージェントに依頼しよう
ES添削を依頼することで、文章の校正ができたり第三者の意見を反映できたりするなど、多くのメリットを得られます。大学の就活相談室やOB・OGなどにもES添削を依頼できますが、中でも就活エージェントへの依頼が特におすすめです。
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