新卒の就活で職務経歴書は必要?企業への問い合わせ方法や書き方を解説

新卒の就活で職務経歴書は必要?企業への問い合わせ方法や書き方を解説

就活を進める中で応募企業に職務経歴書の提出を求められて、「新卒に職務経歴書は必要?」「何を書けば良いの?」と悩んでいませんか?

新卒の就活において、履歴書やエントリーシートを提出することはあっても、職務経歴書の提出を求められることはほとんどありません。そのため、想定外の対応を求められて戸惑ってしまう学生もいるでしょう。

結論から言えば、そのまま職務経歴書の作成に取り掛かるよりも、まずは応募企業に詳細を問い合わせてみるのがおすすめです。

そこでこの記事では、新卒に職務経歴書は原則不要であることや企業が職務経歴書を求めるケース、企業への問い合わせ方、提出する場合の職務経歴書の書き方などを紹介します。

これまで職務経歴書の提出を求められなかった新卒も、今後は提出を求められる場面が出てくるかもしれません。ぜひこの記事を読んで今後の参考にしてください。

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目次

新卒の就活に職務経歴書は原則不要

新卒の就活に職務経歴書は原則不要

結論から言えば、新卒に職務経歴書は原則として必要ありません。

なぜなら、新卒とはその年度に学校を卒業見込みであり、かつ初めて社会人として働く予定の学生を指すからです。そのため、新卒は基本的に職務経歴書を提出するほどの社会人経験を積んでいないことがほとんどです。

また、新卒を対象に行われる新卒採用では、社会人としての実務経験よりも、ポテンシャル(今後の成長可能性)が重視されます。そのため、新卒採用における評価基準は、素直さや謙虚さといった性格面の他、応募企業への熱意ややる気の高さが中心です。

一方、転職希望者を採用する中途採用では、職務経歴書の提出が原則必要となります。その理由は、中途採用では即戦力として活躍することが期待されるからです。

転職希望者が職務経歴書に記載する内容は、次の通りです。

  • 過去に担当した業務内容
  • 過去の業務における実績や成果
  • 業務を通じて身に付けたスキルや経験
  • 保有する資格

このように職務経歴書は、原則として転職希望者を採用する中途採用において、社会人経験をアピールするために使用される書類です。そのため、そもそも社会人経験が少ない新卒採用において、職務経歴書の提出を求められる場面は多くないと言えます。

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企業が新卒に対して職務経歴書を求めるケース

企業が新卒に対して職務経歴書を求めるケース

上記で述べた通り、職務経歴書は原則として、新卒採用(就職活動)ではなく、中途採用(転職活動)において提出が求められる書類です。それにもかかわらず、企業が新卒に対して職務経歴書を求めるのには、以下のケースが考えられます。

  • 中途採用と新卒採用の区分を誤って応募者に連絡した場合
  • 職務経歴書からもポテンシャル(成長可能性)を読み取りたい場合

中途採用と新卒採用の区分を誤って応募者に連絡した場合

企業が新卒に対して職務経歴書を求める場合として、中途採用と新卒採用の区分を誤って応募者に連絡したからというものが挙げられます。

企業が人材を募集するとき、必ずしも新卒だけを対象としているわけではありません。

企業は以下の理由で、即戦力として活躍できる中途採用を実施しています。

  • 社内の欠員を埋めるため
  • 事業を拡大するため
  • 社内に不足するスキルを持つ人材を補うため

このような背景から、人事担当者が中途採用と新卒採用の区分を誤ったまま応募者に職務経歴書についての連絡をしてしまうことは、十分にあり得ます。

職務経歴書からポテンシャル(成長可能性)を読み取りたい場合

企業が新卒に対して職務経歴書を求めるもう一つの場合として、職務経歴書からポテンシャル(成長可能性)を読み取りたいという狙いがあるケースが挙げられます。

職務経歴者は、過去の社会人経験を通じて応募企業に即戦力として活躍できることをアピールできる書類です。しかし、職務経歴書から読み取れるのは、それだけではありません。

企業は、以下のような要素からポテンシャルを読み取っています。

  • 仕事への向き合い方
  • 過去の業務経験と希望する職種の関係性
  • 自社が求める人物像に合った強みを持っているか

それぞれ順番に解説していきます。

仕事への向き合い方

過去の業務経験から自社の仕事への向き合い方を推し量れるのは、企業が新卒に職務経歴書の提出を求めるメリットです。

学生生活中心の生活を送ってきた新卒は、正社員としての社会人経験が十分あるとは言えません。しかし、学業の合間をぬってアルバイトやインターンに参加することは、学生であっても十分可能です。

そのため、学生が参加したアルバイトやインターン経験を見れば、以下のような仕事への向き合い方を観察できます。

  • どのような考えで仕事に取り組んでいるのか
  • 仕事を通じて何を学んで成長したのか

企業は、アルバイト経験やインターン経験を自社の業務に置き換えることで、今後どのように活躍してくれるのかを推し量っているとも言えるでしょう。

過去の業務経験と希望する職種の関係性

職務経歴書に記載された内容は、過去の業務経験を通じて希望する職種との関係性を推し量ることも可能です。

例えば、応募企業で営業として働く場合、業務を進める上で高度なコミュニケーション能力や対人スキルが必要です。

学生時代に飲食店やコンビニなど対人関係のアルバイト経験があれば、「人と接するのに抵抗がない人物」もしくは「人と接するのが好きな人物」と解釈できます。その結果、過去の業務経験と希望職種の関連性が高いと判断できます。

過去の業務経験と希望職種の関連性が高ければ、就職後に能力を発揮して活躍してくれる期待が高いです。このように、職務経歴書は希望職種と過去の経験の関連性を推し量るための資料としても使えます。

自社が求める人物像に合った強みを持っているか

職務経歴書に記載された内容は、自社が求める人物像に合った強みを持っているかを推し量ることも可能です。

職務経歴書では、多くの場合、過去の職歴に加え、自己PRや仕事に活かせる長所を記入します。自己PRや長所は、学生がこれまで生きてきた人生の中で最も強みとなる部分です。

そのため、応募企業は職務経歴書に記載された自己PRや長所を見て、自社が期待する人物像に合った強みを持っているかどうかの判断ができます。

新卒が職務経歴書の提出を求められたときの問い合わせ方

新卒が職務経歴書の提出を求められたときの問い合わせ方

新卒が職務経歴書の提出を指示されたら、職務経歴書を作成する前にまずは応募企業に問い合わせてみましょう。

応募企業への問い合わせ方法は以下の通りです。

  • まずはメールで問い合わせてみる
  • メールに返答がなければ電話で問い合わせてみる

中には、「いちいちこんなことで連絡したら迷惑がかかるのでは?」「基本的な質問をして選考に不利にならないか?」と不安に感じる人もいるかもしれません。

しかし、わからないことをそのまま放置して事を進める方が、問題を大きくする可能性が高いです。

自分で勝手に判断した結果、「本来職務経歴書が不要なケースにもかかわらず提出してしまった」または「不要と判断したのに、提出が必要なケースだった」ということにもなりかねません。

就職活動において、書類の不備は不採用に直結する重大事項です。少しでも疑問を感じたら、早めに問い合わせするようにしましょう。

まずはメールで問い合わせてみる

応募企業への問い合わせ方法は、まずはメールを選択しましょう。その理由は、いきなり電話で問い合わせをすると、忙しい人事担当者の手を止める要因となるからです。

メールであれば、人事担当者は手が空いているタイミングで問い合わせ内容を確認できます。相手が多忙であることを意識し、余裕を持って対応できるように配慮することが、基本的なビジネスマナーです。

さらにメールを送る際には、相手に端的に内容が伝わるように気を配りましょう。メールのタイトルは、要件と指名を含めて記載します。

タイトルに「応募書類に関する問い合わせ」「○○大学 氏名○○」などと記載すれば、人事担当者はタイトルを見ただけで相手が何を求めているのかを予測できます。また、本文もすっきり短くまとめ、要点がすぐに理解できるように工夫しましょう。

「現在自分が新卒採用で応募を検討していること」、「新卒でも職務経歴書の提出が必要かどうか確認したいこと」を尋ねれば、応募企業からの返答が返ってくるはずです。

以下は、メールで問い合わせる場合の件名および本文の例です。

【件名】応募書類に関するお問い合わせ(〇〇大学 山中 花子)

〇〇株式会社

人事部 〇〇□□様

 

いつもお世話になっております。

〇〇大学××学部△△学科の山中花子と申します。

このたび貴社の新卒採用への応募を検討しており、応募書類についてお伺いしたくご連絡いたしました。

募集要項を拝見したところ、提出書類の中に「職務経歴書」が含まれておりました。

新卒採用での応募の場合、アルバイト経験などを職歴として記載した職務経歴書の用意が必要でしょうか。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご教授いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

———————–

山中 花子(やまなか はなこ)

◯◯大学 ✕✕学部 △△学科

メールアドレス:yamanaka_hanako@xxxx.com

電話番号:000-0000-0000

メールの件名には用件・大学名・氏名を記載しましょう。誰からどのような要件での連絡かが一目で伝わるため、内容の重要度や目的が明確になり、見逃されたり後回しにされたりするリスクを防げます。

本文では応募予定である旨を伝えてから、職務経歴書の必要性や記載内容といった確認事項を具体的に示しましょう。

丁寧で簡潔な問い合わせは、ビジネスマナーを備えた印象にもつながります。

メールに返答がなければ電話で問い合わせてみる

メールを送信したものの返信がなければ、電話で問い合わせてみましょう。メール後電話で問い合わせするまでの期間は、週末や祝日をのぞき、3〜4日程度が目安です。

期間を空けて返信がなければ、企業の営業時間内に人事担当窓口まで電話で問い合わせをしましょう。その際には、メールを送った日時と大学名、指名、要件を合わせて伝えると、スムーズに担当者まで繋いでくれます。

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新卒の職務経歴書の書き方

新卒の職務経歴書の書き方

社会人経験が少ない新卒では、どのように職務経歴書を書いたら良いか悩む人も多いでしょう。そこでここからは新卒の職務経歴書の書き方を解説していきます。

  • 過去のアルバイト・インターン経験を振り返る
  • 応募企業の募集内容を確認する
  • 応募企業の求める人物像と一致する部分を探す
  • 自己PR・今後のキャリアプランなどを盛り込んで仕上げる
  • 体裁を見やすく整える
  • ビジネス文書として適切な言葉を使う
  • できるだけ具体的に書く
  • 誤字脱字がないようにする

過去のアルバイト・インターン経験を振り返る

職務経歴書を書き出す前に、まずはこれまでのアルバイト・インターン経験を振り返ってみましょう。時系列で内容を整理してみると、これまで自身が経験したおおよその内容を把握できます。

次に過去の経験の中から、周囲に評価された業務や自分なりに力をいれて取り組んだ業務を取り上げてみましょう。

可能であれば、客観的な評価基準や実績を合わせて記載します。数字と合わせて記載することで、応募企業は学生の仕事への向き合い方や成果を具体的にイメージしやすくなります。

評価基準や実績を整理できたら、次にやるべきなのは、その成果を達成するために自身が工夫した点や実行した点を書き出してみることです。

成功に至るまでのプロセスを明らかにすることで、応募企業に入社後の成長可能性を印象付けられます。また実績が少なくても、自分なりの工夫や行動力を伝えることで、熱意ややる気のアピールに繋がります。

応募企業の募集内容を確認する

これまでのアルバイト経験やインターン経験の振り返りができたら、次にやるべきなのは、応募企業の募集内容を確認することです。

応募企業の募集内容には、募集職種に関することの他、給料や勤務時間などの条件も記載されています。合わせて応募企業の公式HPを確認することで、応募企業がどんな人物を採用したいのかを知る手がかりをつかめます。

応募企業の求める人物像と一致する部分を探す

過去の経験と応募企業の募集内容について理解が深まったら、応募企業の求める人物像と自身の一致する部分を探してみましょう。

就職活動では、ただ単に自分が得意なことや長所をアピールすれば内定がもらえるわけではありません。

応募企業が採用したいのは、あくまで自社が期待する人物像の基準をクリアした学生です。企業から内定を獲得するには、自身の長所が企業の求めている人物像と一致していることをアピールする必要があります。

ただし新卒採用では、必ずしも高度な専門スキルが求められるわけではありません。そのため、応募企業には一見無関係と思われるアルバイト経験でも、応募企業の職種に当てはめられるスキルや経験は数多く存在します。

以下のスキルは、多くの企業や職種に求められるスキルの代表例です。

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 論理的思考力
  • 正確な事務処理能力
  • 強い責任感
  • 粘り強さ
  • ストレス耐性の高さ

自身の経験を通じて、上記のような汎用スキルをアピールできれば、応募企業が期待する人物として高評価を受ける可能性が高まります。

自己PR・キャリアプランなどを盛り込んで仕上げる

自身の経歴と応募企業が求める人物像、そしてアピールできる内容が把握できたら、自己PR・今後のキャリアプランなどの内容を盛り込んで職務経歴書を仕上げます。

職務経歴書に盛り込む内容は自由に決められるため、自分の経歴が最も映えるように構成を考えましょう。

ただし、自身をアピールしたいあまり多くの自己PRを羅列しすぎると、かえって印象に残らない職務経歴書になってしまいます。

自己PRで大切なのは、量ではなく質です。自己PRの数を増やすより、1〜2個まで数を絞り込んで、それを裏付けるエピソードで他の学生と差別化しましょう。エピソードをしっかりと盛り込むことで説得力が増し、面接官の共感を得やすくなります。

体裁を見やすく整える

自信が持てる職務経歴書の内容に仕上がったら、体裁を見やすく整えましょう。せっかく考え抜いた中身も、読みにくければ相手に伝わりにくくなってしまいます。

応募者はたくさんいるため、読みにくい職務経歴書を提出すると、最後まで読まれずに不採用になってしまうこともあり得ます。

そのため、応募企業に提出する職務経歴書は、ぱっと見ただけで人事担当者が知りたい内容がわかるような配置に仕上げることを意識しましょう。

職務経歴書の余白や文字サイズ、行間まで気を配り、必要箇所は太字にして読みやすくなるなど、納得できるまで調整を繰り返すことが大切です。

ビジネス文書として適切な言葉を使う

職務経歴書はビジネス文書であるため、適切な言葉選びや文体で記載する必要があります。

採用担当者は職務経歴書の内容だけではなく、言葉遣いや文体もチェックします。文章が適切であるかどうかは、社会人としての基礎力を判断する材料となるため、職務経歴書の内容が合否に影響する場合もあるでしょう。

カジュアルすぎる言い回しは、ビジネスシーンへの理解が浅い印象を与えてしまいます。反対に、必要以上に堅い表現や回りくどい言い回しも、「言葉は丁寧でも心がこもってなさそう」とネガティブな印象を与える可能性があります。

信頼感を持たれる職務経歴書にするには、読みやすく、簡潔で丁寧な文章を心がけましょう。ビジネスマナーに不安がある場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントといった就活のプロに相談し、文章のチェックを受けるのも一つの手です。

できるだけ具体的に書く

職務経歴書では、抽象的な表現を避け、できるだけ具体的に記述することが大切です。具体的な数字や行動の背景が記載されていれば、採用担当者があなたの再現性や貢献度を判断しやすくなります。

職務内容欄は「ピーク時に1時間あたり◯名の接客を担当」など、業務内容・期間・数値といった事実を簡潔かつ具体的に記載しましょう。

自己PR欄がある場合は、職務内容で記載した経験をさらに補足すると効果的なアピールが可能です。工夫した点や成果につながった取り組み方、役割などを丁寧に説明することで、実際の働き方が伝わりやすくなります。

誤字脱字がないようにする

職務経歴書は、誤字脱字がないように注意しましょう。どれだけ内容が優れていても、誤字脱字があると「細部への注意力が低い」「ビジネス文章を丁寧に扱えない」と判断され、評価が下がる可能性があります。

誤字脱字を防ぐためには、提出前の見直しが欠かせません。表記ミスや抜け漏れだけではなく、文法の誤りや表記ゆれ、数字の誤記なども丁寧にチェックしましょう。

自分では気づきにくいミスも多いため、友人やキャリアセンターなどの第三者に確認してもらうのも一つの方法です。

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【新卒向け】職務経歴書のひな型・テンプレート例

【新卒向け】職務経歴書のひな型・テンプレート例

職務経歴書には決まった様式はありませんが、一般的に多く使用されているひな型やテンプレートは存在します。どれが正解といった答えはないため、自分の魅力をアピールしやすいひな型やテンプレートを選んで活用しましょう。

また、社会人経験が少ない新卒では、社会人経験を前提とする中途採用向けのテンプレートをそのまま使用する必要はありません。必要な部分のみ取り入れ、それ以外は自分に合う形にアレンジして使用するのがおすすめです。

以下は、新卒が職務経歴書を作成する際のひな型例です。

  • 書類名・日付・氏名
  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 応募企業で活かせるスキル
  • 保有資格
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 今後のキャリアプラン・展望

書類名・日付・氏名

職務経歴書では、まず書類の一番上に書類名(職務経歴書)を記載します。文字サイズを大きく表示し、一目でその書類が職務経歴書とわかるようにするのがポイントです。

次に、書類の作成日と氏名をそれぞれ右寄せで記載します。

職務要約

職務要約では、過去のアルバイト経験やインターン経験の総まとめとして、経験を通じて身に付けたスキルや担当した業務、成果を4〜5行程度で表現します。

単に事実を羅列するのではなく、応募企業が期待する人物像を意識しながら、それに合ったアピール内容に仕上げるのがコツです。

職務経歴

職務経歴では、これまでのアルバイト経験やインターン経験をそれぞれ個別に時系列で記載していきます。職務経歴で記載する内容は、主に6つです。

  • 企業名
  • 働いた期間:○年○月~○年○月
  • 働いていた部署:○○部
  • 担当した業務内容
  • 実績
  • 工夫したこと

新卒の職務経歴書では、実績に加えて工夫したことも忘れずに記載しましょう。工夫したことを盛り込むことで、実績が少ない人でも仕事への向き合い方や今後の成長可能性をアピールできます。

応募企業で活かせるスキル

新卒の職務経歴書では、アルバイトやインターンなどを通じて獲得した応募企業で活かせるスキルも合わせて記載しましょう。

応募企業で活かせるスキルの例には、以下のものが挙げられます。

  • Excelの基本操作(受注管理・売上管理)
  • Wordの基本操作(見積書作成・契約書作成)
  • PowerPointの基本操作(提案書作成)

採用担当者が具体的にイメージできるよう、どんな業務でどの程度使用していたのか追記するのもおすすめです。

保有資格

応募企業にアピールできる保有資格がある場合は、漏れなく記載しましょう。

保有資格の例としては、次のものが挙げられます。

  • TOEIC900点(2023年○月取得)
  • 普通自動車第一種(2023年○月取得)

資格は、まだ取得できていないものでも「勉強中」として記載することも可能です。また、資格は必ず正式名称で記載することを意識しましょう。

自己PR

自己PRは、応募企業が期待する人物像にマッチした強みをアピールできるため、必ず記載しましょう。

特別な強みが思いつかない人は、コミュニケーション能力や責任感の強さ、問題解決能力など、多くの企業に当てはまる汎用スキルをアピールしても構いません。

その強みを身に付けるに至ったエピソードをしっかりと掘り下げ、応募企業に自信を持って語れるだけの内容に仕上げることが大切です。

志望動機

社会人経験が少なく、応募企業にアピールできるだけの実績が思い当たらない人は、志望動機を職務経歴書に盛り込むのも一つの方法です。

熱意ややる気が重視される新卒採用では、過去に目立った実績や成果がなくても問題ありません。「この人物ならきっと将来大きく成長してくれるに違いない」と面接官に期待を抱かせれば、内定に近づけます。

そのためには、他の学生よりも深く応募企業のことを研究し、「その企業でなければならない理由」「同業他社ではだめな理由」を明確に語れなければなりません。

実績や成果に自信がない人こそ、志望動機の内容を徹底的にこだわりぬきましょう。

今後のキャリアプラン・展望

今後のキャリアプランや展望を職務経歴書に盛り込むのも、新卒がポテンシャルをアピールするのに効果的です。

職務経歴書と言えば、過去の職歴や実績をアピールする書類と考えがちですが、用途はそれだけに限られません。

様式が決まっていない職務経歴書では、自身の魅力が最大限応募企業に伝わるように、盛り込む内容を自由に変えられます。そのため、職務経歴書の中に今後のキャリアプランや展望を盛り込んで、応募企業に熱意ややる気の高さをアピールしましょう。

特に、社会人1年目として採用される新卒は、これから活躍する社会や企業に対して期待することがたくさんあるはずです。

「今後企業でどんな存在になりたいか」「社会に対してどんな役割を果たしていきたいか」について具体的に語れれば、やる気のある人物として内定に近づけます。

【新卒向け】職務要約の書き方例文

【新卒向け】職務要約の書き方例文

職務経歴書には、どのような仕事をしていたのかを明確に示す「職務要約」の欄があります。

新卒の場合の書き方例を、以下の順に紹介していきます。

  • アルバイト経験を職務要約に書く場合
  • インターン経験を職務要約に書く場合
  • 特に職務経験がない場合

アルバイト経験を職務要約に書く場合

私は、飲食店で接客アルバイトを2年間経験しました。担当したのは、ホール業務全般と新人育成です。

繁忙期には複数のテーブルを同時に対応し、状況に応じた優先順位の判断力を養いました。また、常連のお客様と丁寧にコミュニケーションを重ねることで信頼関係を築き、店舗全体のサービス品質向上にも貢献しました。

アルバイト経験を通じて、責任感を持って業務に取り組む姿勢と、丁寧な接客スキルが身についたと感じています。

アルバイト経験を書く際は、担当業務だけでなく成果や身についたスキル、工夫した点などを簡潔にまとめるのがポイントです。特定の業界に偏らない表現を意識することで、どの採用担当者にも働き方や姿勢が伝わりやすくなります。

インターン経験を職務要約に書く場合

大学在学中は、IT企業のマーケティング部門で長期インターンを経験しました。

インターン先の企業では、主にデータ入力や資料作成を担当し、数値を基にした改善提案に取り組みました。業務中に意識したのは、正確性と期限厳守、さらに社員の方との連携です。

インターン活動を通じて分析資料の作成効率が向上し、業務改善にも貢献できました。実務に近い環境で働いたことで、社員と連携しながら実行する力が身についたと感じています。

インターン経験を職務要約に記載する場合は、実務内容と役割を簡潔に伝えることが重要です。採用担当者が短時間で実務経験の有無や業務理解度を判断できるため、応募者が多い中でも読み飛ばされにくく、印象に残りやすくなります。

さらに成果や工夫した点を盛り込むことで、学生であっても即戦力に近い経験を持っていることをアピールできます。

特に職務経験がない場合

大学では学業に集中し、主にゼミ活動や課題研究に力を入れてきました。

グループ研究で私が担当していたのは、主にテーマの設定や資料収集、発表です。作業工程を整理し、各メンバーの進捗を共有しながら役割分担を調整するなど、期限内に間に合うよう計画的に行動しました。また意見が分かれた際には、全体の目的を整理しながら調整役を担い、円滑な進行に貢献しました。

学業に主体的に取り組んできたことで、周囲と協力して成果を出す力が身についたと思います。

職務経験がない新卒生の場合は、学業やゼミ、課外活動で培った姿勢や行動をアピールすると良いでしょう。

例文のように、自分が担当した役割や取り組みで工夫した点を具体的に記載することで、採用担当者に人物像や働き方のイメージを伝えやすくなります。

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新卒の職務経歴書に関するよくある質問

新卒の職務経歴書に関するよくある質問

ここからは、新卒の職務経歴書に関するよくある質問について回答していきます。新卒の職務経歴書に関するよくある質問は以下の通りです。

  • 短期間のアルバイト経験を書いても良い?
  • インターンの1日体験を書いても良い?
  • ボランティア経験を書いても良い?
  • 職務経歴書の代わりに自己PR書を送っても良い?
  • アピールできる経歴がなければ何を書いたら良い?
  • 第二新卒は職務経歴書が要る?

短期間のアルバイト経験を書いても良い?

結論から言えば、短期間のアルバイト経験を新卒の職務経歴書に記入するのはおすすめしません。

その理由は、応募企業に「なぜすぐに辞めてしまったのだろう?」と懸念を抱かせる要因になるからです。また短期間のアルバイトでは、応募企業にアピールできるようなスキルや経験が身に付いたとはみなされません。

アルバイト経験を記載する際は、応募企業にアピールできるような長期に渡るアルバイト経験を選択するのがおすすめです。

インターンの1日体験を書いても良い?

短期アルバイトと同様に、インターンの1日体験を新卒の職務経歴書に記入するのも、あまりおすすめできません。

新卒が参加できるインタ―ンシップ体験にも、さまざまなタイプが存在します。1dayインターンシップのように企業説明会に近いものもあれば、長期インターンシップのように数か月〜1年にかけてじっくりと業務内容を経験できる種類のものもあります。

しかし、インターンシップで応募企業にアピールできるだけのスキルを身に付けるには、少なくとも数か月以上の参加が必要です。

1か月未満のインターンシップは職務経歴書に記載するだけの経験には該当しないと考えておきましょう。

ボランティア経験を書いても良い?

職務経歴書にボランティア活動を記載しても問題ありません。

ボランティア活動ではどのように行動し、何を学んだのかを具体的に伝えることで、自主性や責任感、社会に対する姿勢をアピールできます。さらにボランティア経験を入社後の仕事にどう活かせるかまで言語化できれば、実務経験がなくても応用力や仕事への適性を伝える材料になります。

職務経歴書の代わりに自己PR書を送っても良い?

企業によっては、職務経歴書の代わりに自己PR書の提出が認められる場合があります。

新卒採用では実務経験よりも人柄や成長意欲が重視されるため、自分の強みや価値観が採用担当者に伝わるような自己PR書を作成しましょう。

ただし、企業によっては職務経歴書が必須の場合もあるため、自己PR書に変更可能かどうかは必ず事前に確認しておくことが大切です。

自己PRの書き方を知りたい人は、「【新卒向け】自己PRの書き方!伝わる履歴書のポイントと例文を紹介」も読んでみてください。

アピールできる経歴がなければ何を書いたら良い?

応募企業にアピールできる実績がないなら、熱意ややる気など、応募企業に今後の成長を期待させるような項目を積極的に職務経歴書に盛り込んでいきましょう。

具体的には、以下の項目が考えられます。

  • 学生生活の中で成果を出すために取り組んだこと
  • 就職後を見越して勉強中の資格内容
  • 自分なりに試行錯誤して手に入れた成功体験
  • 他の学生には負けないと思える自身の長所や性格
  • 応募企業への志望動機
  • 入社後のキャリアプランや展望

上記の内容は、これから努力すれば手に入るものばかりです。就職活動で内定を獲得するためにも、できることは全てやり切ることを意識しましょう。

第二新卒は職務経歴書が要る?

第二新卒の場合は短期間であっても正社員としての就業経験があるため、職務経歴書の提出を求められるのが一般的です。

企業は職務経歴書を通じて、過去に担当してきた業務内容や身につけたスキル、仕事への向き合い方を確認します。

第二新卒は転職枠として扱われるため、職務経歴書を作成する際には中途採用の書き方を参考にすると良いでしょう。

職務経歴書の書き方に迷った新卒は就活エージェントに相談しよう

職務経歴書の書き方に迷った新卒は就活エージェントに相談しよう

この記事では、新卒に職務経歴書は原則不要であることや企業が職務経歴書を求める理由、企業への問い合わせ方、提出する場合の職務経歴書の書き方などを紹介しました。

就職活動中に職務経歴書の提出を指示されたら、まずは企業に問い合わせてみることが大切です。企業からの返答に合わせて職務経歴書を作成するかどうかを決めましょう。

決められた様式が存在しない職務経歴書は、自由度が高い反面、作るのが難しいと感じる人が多いです。また、社会人経験が少ない学生は、アピールできる成果や実績が思い当たらず、悩むことが多いでしょう。

そんなときおすすめなのが、就活エージェントにサポートを相談してみることです。

ピーチャン就活エージェントでは、履歴書や職務経歴書の作成を手伝ってくれるほか、面接対策のサポートもしています。学生一人ひとりに合った非公開求人も紹介しているので、今後の就職活動に不安を感じている人は、ぜひ一度相談を検討してみましょう。

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この記事の著者

ピーチャン(P-CHAN)
就活エージェント
編集部

ピーチャン(P-CHAN)就活エージェント編集部

株式会社ピーアール・デイリー(厚生労働省認可 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305520)の新卒求人に関するコラムを管轄する編集部。
創業60年、一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援した実績をもとに、就活に役立つコラムを提供。

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