既卒1年目の就活の進め方!メリット・デメリットや注意点を解説

既卒1年目の就活の進め方!メリット・デメリットや注意点を解説

多くの就活生が内定を勝ち取る中、「このまま採用が決まらなかったら…」と焦る人も多いでしょう。もしも、内定先がない状態で卒業したら新卒ではなく「既卒」という扱いになります。既卒1年目となった場合、就活はどのように進めていくべきなのでしょうか。

この記事では、既卒1年目の就活の進め方を解説します。また、就活を成功させるためのコツや注意点、メリット・デメリットについても紹介するので参考にしてみてください。

万が一既卒になった人には、「P-CHAN就活エージェント」の活用がおすすめです。P-CHAN就活エージェントは既卒の就活対策も親身になってサポートしてくれます。

丁寧なサポートで安心して就活を進められるので、既卒1年目の就活が不安な人はP-CHAN就活エージェントに登録しておきましょう。

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既卒1年目の就活の進め方

既卒1年目の就活の進め方

新卒の場合、具体的な就活の流れはインターネット上で公開されている他、学校側でも教えてくれるなど情報が次から次へと入ってきます。しかし、既卒の場合は自分で就活の流れを把握しておかなければなりません。

大まかな流れは新卒と大差ありませんが、既卒だからこそ注意しておかなければならない点も複数あります。以下では、既卒1年目の大まかな就活の流れを解説します。

  • 就職までのスケジュールを組み立てる
  • 自己分析で強みを洗い直す
  • 求人を探す
  • 面接対策を行う
  • 内定を獲得し就職する

就職までのスケジュールを組み立てる

既卒は新卒とは異なり、自分で就職までのスケジュールを組み立てる必要があります。

例えば新卒の場合は、一般的に4年生の10月に内定式があるため、この時期をゴールに就活を進める人が多いです。しかし、既卒の場合は内定式がなく、自分でゴールを決めなければなりません。

また、既卒は学業との両立が不要な分、空き時間の使い方を自分で考える必要があります。時間があることに甘んじるのではなく、〇月までに就職を決めるといった具体的な目標を立ててスケジュール管理をしましょう。

自己分析で強みを洗い直す

既卒で就活を進める場合は、過去の自己分析データを流用するのではなく、改めて自己分析を行い、最新の情報にアップデートしましょう。

仕事に対する価値観は時間や経験と共に変わっていきます。過去に自己分析をしたからといって省略すると、後悔してしまう可能性が高いです。

特に既卒は、新卒時の就活で失敗した理由を懸念事項にされがちなので、失敗した理由に負けない自分の強みを把握しておくことが大切です。

求人を探す

求人を探すには求人サイトで検索したり、ハローワークで相談したりとさまざまな方法があります。求人は「新卒向け」「中途採用向け」の2つのパターンで探せますが、幅を広げる意味では両方に目を通すのがベストです。

また、求人サイトで見つけるのも選択肢ではありますが、特におすすめなのが就活エージェントを活用する方法です。就活エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれるので、安心して就活を進められるでしょう。

数ある就活エージェントの中でも「P-CHAN就活エージェント」は既卒1年目にも最適です。既卒向けに的確なアドバイスをしてくれます。

面接対策を行う

面接では新卒とは異なる質問が想定されるため、しっかり答えられるよう準備が必要です。特に、新卒で就職しなかった理由については、高確率で質問されます。就職できなかった反省点を踏まえた上で、ポジティブな回答を用意しておきましょう。

なお、体裁を整えるために嘘を付くのは厳禁です。嘘を付かない程度に上手く内容を調整して伝えましょう。

他にも「ブランク期間は何をしていたか」も既卒がよく聞かれる質問のひとつです。アルバイトをしていた、資格取得のために勉強していたなど、どのような時間を過ごしていたのか正直に答えましょう。

もちろん既卒であっても、在学中についての質問は行われるので、在学中に力を入れた活動などの質問に対する対策も練っておきましょう。

内定を獲得し就職する

就活を通して内定を獲得したら晴れて就職となります。もちろん、ゴールは人によって異なりますが、基本的には内定をもらえたら就活は終了です。

絶対に入りたい企業を持つことも重要ですが、とりあえずは内定がもらえることを最終目標として就活を進めることをおすすめします。

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既卒1年目の就活を成功させるコツ

既卒1年目の就活を成功させるコツ

既卒1年目は新卒と違って学校からのサポートを受けられません。また、既卒というだけで不利に働くパターンもあるため、しっかり就活対策を行うことが大切です。以下では、既卒1年目の就活を成功させるコツを解説します。

  • 企業研究と情報収集を行う
  • 新卒時の失敗の原因を分析する
  • 視野を広げてエントリーする
  • 実際に求人は働いている人の口コミをチェックする
  • 既卒向けの就活エージェントを活用する

企業研究と情報収集を行う

既卒で就活を行うときは、できる限り細かく企業研究を行いましょう。企業研究を行うことで、志望する企業がどんな人材を求めているのかが分かります。また、自分の強みや特技が、企業の求める人物像に合っているかの確認作業もできます。

企業研究に併せて行いたいのが、情報収集です。既卒は新卒に比べて求人数が少なくなりがちで、そもそも既卒が応募可能かどうかも分かりにくい場合もあります。そのため、積極的に情報収集を行い、正しい情報を手に入れましょう。

採用に関する情報収集は就活サイトやハローワーク、企業HPなどを参考にするのがおすすめです。

新卒時の失敗の原因を分析する

新卒の就活では何が駄目だったのか、しっかりと過去の失敗と向き合うことも大切です。面接が上手くいかなかった原因は何なのか、自己分析や業界研究が不十分でなかったかなど、新卒で就職できなかった理由を明確にしておきましょう。

また、就活に失敗した原因が面接だけとは限りません。面接のマナーや身だしなみなどを間違えて覚えていないか、書類選考に問題はなかったかなども確認しましょう。

失敗の原因を把握することは面接対策にも直結するため、必ずやるべきことです。

視野を広げてエントリーする

視野を広げてエントリーすることで可能性が広がり、採用につながりやすくなります。

やりたい仕事を第一に就活を進めることも大切ですが、既卒向けの求人は新卒よりも少なく、就活が長引いてしまう恐れがあります。そのため、視野を広げて企業を探すことが大切です。

第一志望の業界や業種に近い求人も見てみると、意外に自分に合っているかもといった可能性に気付けることも往々にあります。

また、1社応募して結果を待ってから次の企業へエントリーするのではなく、同時に複数にエントリーする方が効率的なので、その点も覚えておきましょう。

実際に働いている人の口コミをチェックする

既卒向けの求人に応募する前に企業の評判を口コミなどでチェックしましょう。新卒枠で既卒の採用をしている場合、予想より新卒が集まらなかった可能性も考えられるからです。

新卒が集まらないのは、企業の体制に何らかの問題が隠れているのかもしれません。残業時間が長い、採用条件が異なるなど実際に働いた人の口コミを参考にしながらエントリーを決めましょう。

就活に関する口コミに興味がある方は、「就活口コミサイトとは?おすすめのサイトや利用するメリットについて解説」も読んでみてください。

既卒向けの就活エージェントを活用する

就活エージェントを活用すれば、既卒の就活についてアドバイスを受けられます。

既卒の就活では、学校のサポートを受けられません。一緒に頑張る仲間も少なく、孤独を感じてしまう人も多いです。しかし、就活エージェントを活用することで、就活のプロが最適なアドバイスを行ってくれるので、精神的にもゆとりが生まれます。

一人での就活に不安がある人や既卒の就活に不安がある人は、利用してみると良いでしょう。

なお、既卒向けの就活エージェントなら「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。既卒に向けたアドバイスや対策方法を得ることができ、心強い味方となってくれるでしょう。

既卒の就活について詳しく知りたい人は、「既卒の就活では何をアピールすべき?強みや求人探しのコツなどを解説」も読んでみてください。

既卒1年目の就活の注意点

既卒1年目の就活の注意点

既卒は就活に一度失敗していることから、慎重に行動する人がほとんどです。もちろん慎重になるのは悪いことではありませんが、同じ失敗をしないよう意識して行動することも大切です。

以下では、既卒1年目の就活の注意点について紹介します。

  • 早めに行動する
  • 自分と周りを比較しない
  • 自信がない態度を表に出さない

早めに行動する

既卒1年目の就活は学業による縛りがないため、できるだけ早く行動することが大切です。

既卒1年目は、まだまだ新卒同様に扱われることが多く、採用では経験よりもポテンシャルが重視されます。企業から早く行動を起こせる人と判断されれば、内定ももらいやすくなるでしょう。

逆に、既卒期間が長すぎると就活で不利になる恐れがあります。学業と両立する必要がないとは言え、アルバイトや遊びに比重を置かないよう要注意です。

自分と周りを比較しない

既卒で就活を進めるときは、自分と周りを比較しないようにしましょう。就職した同級生と比較すると悲観的な感情になりやすく、就活にも悪影響だからです。

SNSなどでは同級生が華々しく社会人デビューした投稿を載せることが多く、意識せずとも自分の状況と比較してしまう機会が増えるでしょう。同級生の活躍ぶりを素直に応援したくなる気持ちとともに、自分が置いて行かれているという負の感情が芽生えてしまいます。

ネガティブ思考に偏ってしまうと、就活本番でも良いパフォーマンスを発揮できません。「人は人、自分は自分」と割り切って目の前の就活に集中しましょう。

自信がない態度を表に出さない

既卒は学生でも社会人でもない立場から引け目を感じてしまいますが、自信のない態度を表に出さないことが重要です。謙虚に構えたつもりでも、企業から見たらマイナスイメージでしかありません。

企業は自信がない人に仕事を頼みたいとは思いません。資格を取得したり、学生時代に培った能力が高かったりしても、自信がないというだけで企業からの評価が下がってしまうので、注意しましょう。

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既卒1年目の就活のメリット

既卒1年目の就活のメリット

既卒で就活を続けるのは不利に思うかもしれませんが、既卒だからこそのメリットも多数あります。以下では、既卒1年目のメリットを解説します。

  • 新卒より部署や仕事内容が公開されている求人が多い
  • 前回の就活の経験を活かせる
  • 採用後にすぐ入社できる
  • 一部企業では既卒でも新卒枠に応募できる

新卒より部署や仕事内容が公開されている求人が多い

既卒向けの求人では、部署や仕事内容が公開されている求人が多い傾向にあります。

もちろん、新卒でも仕事内容から企業を選ぶことは可能です。しかし、研修後に配属先を決めるケースも多く、希望が必ず通るとは限りません。

既卒向けの求人は配属部署や仕事内容が記載されていることが多いため、入社後の後悔を最小限に抑えられます。自分がやりたいことを吟味しながら就活ができるのは、既卒のメリットと言えるでしょう。

ただし、新卒でも面接時に「開発に携わりたい」「簿記の資格を活かしたい」などの希望を伝えることは可能です。入社後にやりたいことがあれば、面接の際に希望を伝えましょう。

前回の就活の経験を活かせる

既卒は一度就活を経験しているため、面接や書類作成の経験を活かせます。まさに失敗は成功へのチャンスです。新卒では時間が足りずできなかったこと、面接で失敗したことなどの反省点を改善させたうえで就活に臨みましょう。

また、学業と両立させる必要もなく、新卒のときよりスケジュールに余裕ができるはずです。余った時間は資格取得など有意義に使いましょう。

採用後にすぐ入社できる

新卒は採用が決まっても卒業まで入社を待たなければなりませんが、既卒は採用後の即入社が可能です。

第二新卒や中途入社で在職中の場合は業務の引継ぎがありますが、既卒は誰かから仕事を引き継ぐ必要もありません。

このように、企業が望むタイミングで入社できるのは大きなメリットと言えるでしょう。特に、人手が不足している企業では重宝されるので、既卒の方は狙ってみると良いかもしれません。

一部企業では既卒でも新卒枠に応募できる

卒業後3年以内なら、既卒でも新卒枠の求人に応募できるケースがあります。

厚生労働省が2010年に「青少年雇用機会確保指針」を改正し、既卒の若者に雇用の機会を広げるよう呼び掛けています。ただし、各企業に義務付けているわけではありません。既卒を新卒扱いとして募集するかは企業が判断します。

また、既卒が新卒枠に応募できる=優遇されるわけではないため、油断は禁物です。

既卒1年目の就活のデメリット

既卒1年目の就活のデメリット

既卒ならではのメリットがある一方、既卒の就活には新卒や第二新卒にはないデメリットもあります。就活を進めるうえでデメリットを理解しておくことも大切です。

以下では、既卒1年目の就活におけるデメリットを解説します。

  • 既卒向けの求人数は新卒向けより少ない
  • 企業からマイナスイメージを持たれやすい
  • 学校のサポートを受けられない
  • 社会人経験を重視する企業もある

既卒向けの求人数は新卒向けより少ない

既卒は新卒に比べると求人数が少なく、限られた求人の中で就活を進めなければなりません。業種や仕事内容を絞り過ぎてしまうと、応募企業が限られてしまうでしょう。

エントリーできる企業があまりにも少なくなってしまった場合、新卒の求人をチェックするのがおすすめです。既卒でも新卒枠に応募できる企業もあるため、採用の可能性が広がります。

企業からマイナスイメージを持たれやすい

新卒で就職できなかった点を、企業からマイナスに捉えられてしまうことがあります。「働く意欲がないのでは」「能力が低いのでは」など、第一印象がマイナスから始まってしまうかもしれません。

新卒で就職できなかった理由については、面接で高い確率で聞かれると思っておきましょう。その際はネガティブな言い回しを避けて説明することが重要です。就職できなかった反省点を踏まえたうえで、働く意欲を伝えると好印象につながるでしょう。

学校のサポートを受けられない

既卒は読んで字のごとく学校を卒業しているため、学校側の就活サポートを受けられません。そのため、書類の添削や面接対策を自分で行う必要があります。

新卒は就活に関する情報を学校内で入手できるため、既卒は新卒ほど十分な情報を得ることが安易ではありません。新卒に先を越されないよう書類添削や面接対策を行い、最新の情報も自分で仕入れるようにしましょう。

社会人経験を重視する企業もある

中途採用に応募する場合、社会人経験がない時点で選考に落とされる場合があります。

そもそも中途採用枠は、基本的に社会人経験者を対象としていることが多く、就職経験のない既卒は不利になりやすいです。求人広告内で既卒や未経験可と謳っている企業であれば、社会人経験がない点を理由に選考で落とされることはありません。

企業に応募する場合は、社会人経験についても確認しておきましょう。

既卒の就活は厳しいと思っている人は、「既卒の就活は厳しい?就職は無理なのかの実態や挽回策を解説」も読んでみてください。

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既卒1年目は前向きな気持ちで就活を進めよう

既卒1年目は前向きな気持ちで就活を進めよう

既卒1年目の就活は不利になりそうと不安に感じてしまう人も多いでしょう。確かに、面接官から就職できなかった理由について懸念されてしまうのも事実です。しかし、そこで怯んだり、諦めたりする必要はありません。

新卒で就職できなかった理由を明確にしておき、就職に対して前向きに熱意を持っていることを上手に伝えましょう。企業に熱意が伝われば、内定をもらえるチャンスは十分に出てきます。今回の記事を参考に、既卒の就活を進めてみましょう。

なお、既卒1年目で就活を進める人には、「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。P-CHAN就活エージェントは新卒だけではなく、既卒1年目に対しても就職が決まるようにサポートしてくれます。既卒での就活が不安な人は、現段階から登録しておきましょう。

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この記事の監修者

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創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心にサービスを展開。
数多ある企業の中から、平均年収・研修制度・福利厚生、働きやすさなど、様々な審査をクリアした厳選した求人のみを取り扱う。

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