既卒の就活は厳しい?就職は無理なのかの実態や挽回策を解説
目次
就職活動中に内定をもらえなかった人や、内定をもらったものの入社せず卒業してしまった人の前に立ちはだかるのが「既卒」という問題です。「既卒になったら就職は無理」「既卒の就活は厳しい」という声もあり、既卒になることに不安を感じる人も多いでしょう。
結論から言えば、既卒は新卒よりも就職活動において厳しい側面があるものの、就職は無理と言われるほど極端な差はありません。
この記事では、厳しいとされる既卒就活の実態やその背景、既卒が企業に伝えるべきこと、挽回策としてやるべきことなどを紹介します。既卒のまま就職活動を進めることに不安を感じている人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
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厳しいとされる既卒就活の実態
「既卒による就活は厳しい」と言われることがありますが、どの程度厳しいのかといった実態は、就職活動を行った就活生の内定保有率を見れば客観的に把握できます。
既卒や新卒が就職活動で獲得した内定保有率は以下の通りです。
就活生 | 内定保有率 |
2022年卒の既卒 | 44.8% |
2023年卒の新卒 | 97.3% |
※出典1:株式会社マイナビ「2022年度 マイナビ既卒の就職活動に関する調査」
※出典2:厚生労働省「令和5年3月大学等卒業者の就職状況」
既卒と新卒の内定保有率は約2倍以上の開きがあることから、既卒の就活がかなり厳しいことが分かるでしょう。
既卒の就活が厳しい背景もあり、厚生労働省は2010年より「青少年雇用機会確保指針」を公表しています。青少年雇用機会確保指針とは、卒業後3年以内の既卒を新卒と同じ扱いで採用活動を行うよう企業に要請する政府の方針です。
青少年雇用機会確保指針の影響で年々既卒の内定保有率は上がりつつありますが、やはり現状は厳しいと言わざるを得ないでしょう。
厳しいとされる既卒就活の背景
既卒就活が厳しいとされる背景には、以下の内容が考えられます。
- 既卒は新卒より応募できる企業が少ない
- 新卒採用では既卒より新卒を評価する企業が多い
- 中途採用では社会人経験がない分不利になりやすい
既卒の就活が厳しいと言われるのは、既卒が就活する際には新卒や第二新卒といった強力なライバル達と競わなければならないことにあります。新卒や第二新卒と常に比較される既卒は、どうしても就活が厳しくなりがちです。順番に解説していきます。
既卒は新卒より応募できる企業が少ない
厳しいとされる既卒就活の背景として、そもそも既卒は新卒より応募できる企業が少ないことが挙げられます。
3年以内に学校を卒業し、かつ正社員としての就業経験のない既卒も、厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」によれば新卒と同じ扱いです。しかし、全ての企業がその方針を採用しているわけではなく、採用していない企業も多いのが現実です。
このような背景から、既卒が応募できるのは「既卒OK」「既卒歓迎」といった条件が表記された求人のみに限定されます。そのため、幅広く企業に応募できる新卒と比べると、応募できる企業数はどうしても少なくなってしまいます。
新卒採用では既卒より新卒を評価する企業が多い
新卒採用では既卒より新卒を評価する企業が多いことも、既卒の就活を厳しくしている背景の一つです。
企業が新卒枠に応募する既卒をどのように評価しているかは、2021年卒を対象に行われた厚生労働省による令和2年労働経済動向調査から、ある程度把握が可能です。
この調査によると、新卒採用を行った企業のうち68%が既卒も応募可能な状態でした。つまり、新卒採用を行う企業のうち7割近くが、既卒を新卒と同様にみなして採用活動を行っていたことになります。
しかし、上記のように既卒を受け入れる企業でも、実際に採用に至ったのは40%であり、残り60%は採用に結びついていません。以上からも、既卒は応募のチャンスを十分に活かすことができず、なかなか評価に結びついていない実態が伺えます。
また、一般的に新卒採用枠はポテンシャル採用が多いのも理由のひとつです。新卒採用枠は学校を卒業予定の新卒を対象としているため、選考基準に社会人経験やスキルはあまり重視されません。
それよりも、「企業風土に合っているか」「熱意はあるか」といった成長可能性(ポテンシャル)を基準に選考が進められるのが一般的です。新卒より年齢が高く、またブランクがある既卒は、新卒採用に求められる人材に合っていないという理由で評価されにくい傾向にあると言えるでしょう。
中途採用では社会人経験がない分不利になりやすい
中途採用では第二新卒より社会人経験が少ない分不利になりやすいことも、既卒の就活を厳しくしている背景として挙げられるでしょう。
既卒で就活をする場合は、新卒採用以外に中途採用で就活することも可能です。既卒には新卒採用と中途採用両方に応募できるメリットがあるものの、決して内定が取りやすいというわけではありません。
なぜなら中途採用では、既卒者より社会経験のある第二新卒や転職希望者がライバルになるためです。そもそも中途採用枠は、社会人経験やスキルが重視される傾向が強くあります。
そのため、一から研修を行って教育をしなければならない既卒より、一定の知識を身に付けている第二新卒の方が育てやすいと考える企業も存在します。
このような背景から、既卒と第二新卒は年齢が近いにもかかわらず、同じ中途採用枠の中で競い合った場合、既卒が選考で不利になりやすいと言えるでしょう。
企業が既卒の就活生を厳しく見る理由
企業が既卒の就活を厳しく考える理由は、以下の通りです。
- 就業意欲の低さに懸念があるから
- 「内定がもらえなかった=レベルが低い」と疑ってしまうから
既卒の内定保有率が低めなのは、企業側が既卒者の内定を厳しく見ているためです。逆に言えば、これらを面接でしっかりと払拭できれば、有利とされる新卒や第二新卒の代わりに内定をつかみ取ることも夢ではありません。
まずは、企業が既卒に対して抱く懸念事項をしっかりと把握して、対策に役立てましょう。
就業意欲の低さに懸念があるから
「就業意欲が低いのではないか」というのは、企業が既卒に対して抱く最も大きな不安材料です。
既卒になる背景は人によって異なりますが、学校卒業後に正社員ではない空白期間が存在する点は共通しています。
日本では多くの学生が、卒業後に就職して働く道を選択します。そのため、卒業後に正社員として働いていない既卒は、全体から見ると少数派であり、理解を得にくい存在です。
このような背景から、「この人はなぜ新卒時に就職しなかったのだろう?」「就業意欲が低いのかな?」と見られやすいと言えます。
企業が新卒採用において期待するのは、「長く活躍してくれそうな人材」です。就業意欲が低い人は「すぐに辞めるかもしれない」と認識され、選考では不利になるでしょう。
「内定がもらえなかった=レベルが低い」と疑ってしまうから
「何か内定をもらえなかった理由があるのではないか」というのも、企業が既卒に対して抱く不安のひとつです。
新卒採用を行っている企業は、一般的に毎年多くの就活生に会って面談を繰り返し、内定を出すかどうかの決定をしています。そのため、応募してくる就活生が自社以外にも多数の企業を受けており、その中で自分の希望に合った企業を選択していることを理解しています。
そのため、今現在既卒として就職活動をしていることは、「新卒時の就活で何か内定をもらえなかった理由があるのではないか」と疑問に思われる可能性が高いです。
厳しいとされる既卒が就活で挽回策としてやるべきこと
厳しいとされる既卒が就活で挽回策としてやるべきことは、以下の7つです。
- 新卒時に就職活動が上手くいかなかった原因を明らかにする
- 就職活動が十分にできる時間を確保する
- 空白期間をどう過ごしたかについて前向きな回答を用意する
- 自分を客観的に見つめ直す
- 就活の軸を見直す
- 活動の質と量を両立させる
- 面接の模擬練習をする
これまで紹介してきた通り、厳しいとされる既卒の就活では、相応の準備が必要です。企業は既卒に対して、新卒にはない懸念を抱いています。それらを払拭するためにも、これから紹介する挽回策をしっかりと実践しましょう。
新卒時に就職活動が上手くいかなかった原因を明らかにする
既卒が厳しいとされる就活を挽回するためにまず必要なことは、新卒時に就職活動が上手くいかなかった原因を明らかにすることです。
就職活動が上手く行かなかった理由の具体例は、以下の通りです。
- 新卒時は競争倍率の高い有名企業や大手企業しかエントリーしなかった
- 手あたり次第に応募を繰り返し、就活の軸が見えていなかった
- 就職活動にやる気が出ず、行動量が圧倒的に足りなかった
- 周囲の評判ばかりを気にして、自分が本当に行きたい企業に応募できていなかった
上記のように就職活動の進め方に原因がある場合は、その点を改善することで状況を好転できます。
しっかり原因を把握して就活に臨むことで、内定率を大幅に上げられるでしょう。
就職活動が十分にできる時間を確保する
既卒が厳しいとされる就活を挽回するために、次に必要になるのは、できるだけ就職活動の時間を確保することです。
既卒になると、学校に行かなくてもいい分自由な時間が増えます。その時間をアルバイトなどに充てるのも良いですが、できるだけ就職活動に時間を充てるようにしましょう。
納得できる内定を手にするためには、就職活動に必要な時間を確保することが欠かせません。就職活動をすると決めた時期は、アルバイトのシフトを調整するなどして、就職活動に専念できる環境を作ることが大切です。
空白期間をどう過ごしたかについて前向きな回答を用意する
既卒が厳しいとされる就活を挽回するためには、「空白期間をどう過ごしたか」について前向きな回答を用意することも大切です。
学校を卒業後企業に入社するまでの空白期間は、誰にも強制されない自由な時間です。応募企業から見れば、この自由な時間に何をしていたか問うことで、既卒の自社への熱意や今後の成長可能性を推し量れます。
既卒が空白期間をアピールするのに効果的なのが、応募企業と関連のある資格を取得したり、アルバイトやインターンを体験してみたりすることです。空白期間の過ごし方によって「それを反省して現在は目標に向けて真剣に取り組んでいる」と行動で示せます。
その姿勢が評価されれば、新卒や第二新卒を超えて自分が内定を獲得することも夢ではないでしょう。
自分を客観的に見つめ直す
新卒時の就活で思い通りの内定が得られなかった既卒は、自分を客観的に見れていない可能性があります。
就職活動において自己理解は非常に大切です。自分のことが十分に見えていなければ、企業選びや職種選び、自己PRなど全ての選考過程に影響を及ぼします。
既卒として就職活動を再開すると決めた限りは、もう一度自分を客観的に見つめ直し、自分の本当の姿は何なのか問いかけてみましょう。
新卒時に多くの企業に応募したからこそ発見した気付きもあるはずです。「自分が他の学生より強みにできるのは何か」「どんな仕事なら他人よりも頑張れるのか」「何に挑戦していたいのか」などの答えは自分の中にあります。
新卒よりも就活に時間をかけられる分、より深く自分を知れるのは既卒の強みです。
就活の軸を見直してみる
既卒が厳しいとされる就活を挽回するためには、再度就活の軸を見直してみることも効果的です。
新卒時よりも企業の選択肢が狭くなりやすい既卒就活では、新卒時と同じような就活の軸では思い通りの結果が得られなくなる可能性があります。そのため、新卒時に応募した反省も踏まえたうえで、就活の軸を見つめ直しましょう。
先入観や思い込みを捨てて求人を見ることを習慣付ければ、自分が働きたい企業の理想像が見えてくることもあります。
活動の質と量を両立させる
就活の質と量を両立させることも、既卒が就活で挽回するために大切です。
2022年度マイナビ既卒の就職活動に関する調査によると、2022年卒の既卒で内定をもらった学生の新卒時と比較した活動量は以下の通りでした。
- かなりorやや活動量が増えた:53.1%
- あまり変わらない:36.9%
- かなりorやや活動量が減った:18.0%
以上の回答から、内定をもらった既卒のうち半数以上が、新卒時よりも活動量を増やして就職活動を行っていることがわかります。
これまで紹介した通り、既卒は新卒よりも応募できる企業の選択肢が少なく、評価されにくい傾向にあります。そのため、内定を獲得するチャンスを増やすには、応募する企業の数を増やすとともに、一社一社の質を高めることも欠かせません。
その意味で、既卒による就職活動は新卒時よりもハードになることを覚悟しておくべきでしょう。
面接の模擬練習をする
面接の模擬練習をすることも、厳しいとされる既卒の就活を挽回するうえで有効です。
新卒時に就職活動が上手くいかなかった理由として、面接で自分の魅力を十分に伝えきれなかったという人も多いです。既卒になって同じことを繰り返さないためには、模擬練習を通して、面接に慣れておくことが大切と言えます。
どんなに優れた志望動機や自己PRを用意していても、応募企業に伝わらなければ何の意味もありません。可能であれば、友達や兄妹、両親に模擬面接を手伝ってもらいましょう。自分では気付かなかった良さや欠点を指摘してもらえるかもしれません。
より確実に面接力を高めたいのなら、プロである就活エージェントを活用するのもおすすめです。面接に関する知識や経験が豊富にあるため、どのように話せば自分の魅力が伝わるのか、プロの目線によるアドバイスが期待できるでしょう。
就活が厳しい既卒が面接で伝えるべきこと
厳しいとされる既卒が面接で伝えなければならないことは、以下の3点です。
- 逆境への強さや失敗を通して学んだこと
- 新卒や第二新卒に負けない熱意があること
- 新卒や第二新卒より自分が応募企業に相応しい存在であること
上記で紹介した通り、既卒が企業から内定をもらうには、まずは企業が既卒に対して抱く懸念を面接で払拭しなければなりません。自分が熱意を持って就活していることを伝えるのが重要です。
逆境への強さや失敗を通して学んだこと
逆境への強さや失敗を通して学んだことは、現在就職活動進行中の新卒にはないアピールポイントです。
既卒になった理由はさまざまですが、企業から見れば「新卒時の就職活動で失敗した人」といった目線で見られがちな側面は否定できません。そのような事実を受け入れたうえで、いかにポジティブに変換して話せるかが、既卒就活において重要です。
具体的には以下のように伝えましょう。
今から振り返れば、新卒時に思い通りの企業から内定をもらえなかったのは、自己分析不足が原因でした。当時はやみくもに企業にエントリーを繰り返し、自分が本当に働きたいと思える企業を認識できていませんでした。 十分に自分を見つめ直した現在は、○○分野に絞って就職活動ができています。御社を志望したのは、御社なら自分がやりたいことを実現できると確信したためです。 既卒になって学んだのは、「どんな場面に遭遇しても決してあきらめないこと」、そして「可能性を信じてやり抜くこと」です。既卒になった当初は焦りや不安がありましたが、逆に現在はつまずいたからこそ気付けた学びを仕事に活かしていきたいです。 |
上記のように、一見ネガティブに見える体験でも、その後の受け止め方や考え方を示してポジティブに転換することが大切でしょう。
新卒や第二新卒に負けない熱意があること
企業に既卒が次に伝えなければならないことは、新卒や第二新卒に負けない熱意や入社意欲の高さです。
卒業後に空白期間のある既卒は就業意欲が低く、「すぐに辞めるのではないか」といった目線で見られがちです。しかし、入社後早期離職のリスクがあるのは、実は既卒だけではありません。
厚生労働省の2020年3月に卒業した新規学卒就職者の離職状況によると、大卒で就職した人のうち32.3%が3年以内に離職しています。また、第二新卒も就職後3年以内に転職する人を指すため、「前職を3年以内に退職した(する予定)」という見られ方をします。
新卒にしろ第二新卒にしろ、採用する企業側から見れば、3年以内に早期離職するリスクは避けられません。
そのため、既卒であっても新卒や第二新卒を上回る熱意を伝えられれば、内定を獲得できるチャンスがあります。そして、企業がほしいのは「新卒」や「第二新卒」などに限らず、「長く活躍してくれる人」です。
この事実に気付けば、既卒が力を入れて取り組むべきなのは、アピール要素の少ないスキルや経験ではなく、熱意を示せる志望動機であることがわかるでしょう。
新卒や第二新卒より自分が応募企業に相応しい存在であること
さらに伝えなければならないことは、新卒や第二新卒より自分が応募企業に相応しい存在であることです。
最終的に内定がもらえるかどうかは、ライバルとの相対評価で決まります。そのため、既卒が内定をもらうには、「新卒や第二新卒より自分が応募企業に相応しい存在である」と企業に認識してもらうことが大切です。
応募企業に自分を採用するメリットを伝えるには、自分の強みを十分に理解したうえで、企業が求める人物像と一致させる作業が欠かせません。そのためには、自己分析と企業研究を入念にこなす必要があります。
既卒という理由だけで内定を諦める必要はありません。今しっかりと踏ん張って、自分の強みが生かせる企業と出会えるよう、全力を尽くしましょう。既卒をハンデとせず、思い通りの社会人生活を歩めるかどうかは、現在の自分の行動にかかっています。
内定後すぐに働ける状況であること
内定後すぐに働ける状況であることは、新卒や第二新卒にはない既卒の強みです。
第二新卒もすでに退社してしまっている人は内定後すぐに働けますが、まだ在職中で転職活動をしている場合には、入社できるまでに一定期間かかります。
そのため、退職者による欠員補充など企業が早期に人材を求めているような場合には、新卒や第二新卒より、柔軟に入社時期を調整できる既卒が採用に有利です。
上記で紹介した成長可能性や熱意の高さ、企業との相性の高さを十分にアピールした上で、入社時期にも対応できることを伝えれば、内定率を高められるでしょう。
厳しいとされる既卒が就活で狙いやすい業界
厳しいとされる既卒が就活で狙いやすいのは、以下の業界です。
- IT業界
- 建設業界
- 飲食業界
- 福祉業界
- 運送業界
- 小売業界
- サービス業界
上記の業界は、人材不足に悩んでいるという共通点があります。若手人材を求めており、かつ人材不足に悩んでいる企業は、新卒や既卒、第二新卒の区別にそれほどこだわりがありません。
そのため、他の業界と比べると競争倍率が低く、かつ内定も得やすい可能性があります。自分の就活の軸に当てはまるなら、チャレンジしてみる価値があるでしょう。
厳しいとされる既卒が就活で狙いやすい職種
厳しいとされる既卒が就活で狙いやすいのは、以下の職種です。
- 営業職
- 介護職
- 販売職
- 接客職
- 製造職
上記の職業にも、人手が不足しがちであるという共通点があります。
さらに未経験で応募ができることが多く、それほど高度な専門スキルも求められません。そのため、なかなか選考が進まず悩んでいる人は、選択肢の一つとして検討してみるのも一つの方法です。
既卒の就職は無理ではない!やや厳しい現実を受け止め就活で挽回しよう
この記事では、厳しいとされる既卒就活の実態やその背景、既卒が企業に伝えるべきこと、挽回策としてやるべきことなどを紹介しました。
既卒の内定率は新卒と比べると低い傾向にあることは事実です。しかし、既卒が応募できる企業も増えており、内定をもらえる可能性は十分あります。
企業は既卒に対し、「就業意欲が低いのではないか」といった懸念を抱きやすいです。しかし、逆に言えば懸念を払しょくできるだけの熱意や成長可能性を伝えられれば、新卒や第二新卒を超える評価を得られるでしょう。
P-CHAN就活エージェントでは、隠れた優良企業に特化した就職支援を提供しています。企業の情報を詳しく把握しているため、既卒を積極採用する企業を紹介してもらえます。
エントリーシート対策や面接対策も合わせてしてくれるため、なかなか選考が進まず悩んでいる人はぜひ一度相談を検討してみましょう。