就活は大学4年生の9月からでは遅い?秋採用している企業の特徴や探し方を解説

就活は大学4年生の9月からでは遅い?秋採用している企業の特徴や探し方を解説

「大学4年の9月から就活を始めても内定はもらえる?」

「秋採用を実施している企業を知りたい!」

就活に遅れてしまった大学4年生で、このような疑問や願望を抱えている人も多いのではないでしょうか。

実際、大学生における就活は大学3年の3月から開始され、6月前後に内定をもらう人が多い傾向にあります。しかし、中には就活を始める時期が遅れてしまったり内定をもらえなかったりしたため、9月を迎えてしまった人もいるでしょう。

この記事では、大学4年生の9月から就活を始めても間に合う理由や内定をもらうコツなどを解説します。内定をもらえずに焦っている就活生はぜひ参考にしてみてください。

なお、就活が上手く進まなかったり不安を抱いてたりする人には、就活エージェントサイト「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。創業60年の歴史を誇り、就活のプロである専任のエージェントがあなたに寄り添って就活のアドバイスをしてくれます。

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就活を9月から開始するのは遅いと言われる理由

就活を9月から開始するのは遅いと言われる理由

就活を9月から開始するのは一般的に見て遅いと言われています。その理由は主に以下の2点です。

  • 就活は大学3年の3月から解禁されている
  • 大学4年の9月時点の内定獲得率は90.8%

それぞれを詳しく解説します。

就活は大学3年の3月から解禁されているから

就活は一般的に大学3年生の3月から解禁され、就活サイトなどに応募情報が掲載されます。そして6月からは続々と選考が開始され、内々定をもらう人が増えていきます。

3月の解禁に備え、もっと前から準備を始めている人もいるでしょう。このことから、9月から就活を始めるのは遅いと言えます。

大学4年の9月時点で多くの学生が内定を獲得済みだから

現状、大学4年の9月時点で多くの学生が内定を獲得しています。「就職みらい研究所」の調査によると、大学4年の9月時点の内定獲得率は90.8%と、非常に多くの割合の学生が内定を獲得しています。

また、3〜6月の間で内定を獲得する学生が多くなってきており、内定獲得時期が年々早まってきているのも近年の就活における特徴です。このことからも、9月から就活を始めるのは遅いと言えます。

就活が大学4年の9月まで延びてしまう原因

就活が大学4年の9月まで延びてしまう原因

就活が大学4年の9月まで延びてしまっている原因を解説します。

  • 就活のゴールが設定できていない
  • 十分な企業研究ができていない
  • 自己分析ができていない
  • 面接対策ができていない
  • ES対策ができていない
  • 倍率の高い企業ばかり受けている

まだ就活が終わらずに悩んでいる人は参考にしてみましょう。

就活のゴールが設定できていない

就活が9月まで伸びてしまうのは、ゴールや目標が設定できていないことが原因のひとつです。「どの職種に就きたいのか」「いつまでに内定をもらいたいのか」などのゴールが設定できていないと、漠然と就活を進めることになり就活の長期化につながります。

また、求人は数多くあるのでゴールを設定しないと業界研究や企業研究もしづらく、就活時に迷いが生じて時間のロスにもつながるでしょう。このように、就活の目的やゴールが設定できていなければ就活が延びてしまう可能性が高まります。

十分な企業研究ができていない

企業研究が不十分なのも就活が長引く原因です。企業研究が甘いと面接官からの質問に上手く回答できず、理解度が低いと思われてしまう可能性があります。その結果、やる気や自分の魅力をアピールできず、面接に落ちてしまうケースが多くあります。

特に新卒は、今ある能力よりも将来性を評価される傾向にあるため、なおのこと企業研究を行い熱心にアピールすることが大切です。たとえ学歴や能力で劣っていても、企業に対してしっかりとアピールできれば、内定を獲得できる可能性は十分にあるでしょう。

自己分析ができていない

自己分析ができていない点も就活が長引く原因です。自分の長所や短所などを分析できていないと、自分に向いている職業が把握できない場合があります。その結果、「本当にこの業界でいいのかな?」と疑問を抱きながら就活を進めることになるでしょう。

また自己分析ができていないと、面接時に長所や短所にまつわるエピソードを聞かれた場合にも具体的な回答ができず、「自分を理解していない」とマイナスな評価をされてしまうケースもあります。

面接対策ができていない

面接対策ができていなければ、内定も当然もらいにくくなります。企業研究や自己分析も面接対策のひとつで、能力があったとしても準備を怠れば面接で落ちる可能性は十分にあります。

面接で聞かれそうな質問は事前にリストアップしておき、同級生や親などを面接官に見立ててロールプレイングしておくのが良いでしょう。

ES対策ができていない

ES対策ができていないのも内定をもらえない原因のひとつです。ESを通じて、企業側に「面接で話してみたい」「どんな学生なんだろう」と興味を持ってもらう必要があります。

ESは、自己PRや志望動機はもちろん、学生時代の成功体験や失敗体験なども記載できるため、自分がどのような人間なのかを多角的にアピールできます。

また、自分の魅力を伝える以外にも、誤字脱字のない正しい日本語で書くことで丁寧さをアピールできます。一方で、ESに空白があるとマイナスな印象を与えてしまうため、できるだけ空欄は埋めるように意識しましょう。

倍率の高い企業ばかり受けている

自分に見合わない高望みな就活をしている場合も要注意です。倍率の高い大手企業や高収入の企業ばかりに応募していれば、内定をもらえる可能性は低いでしょう。

また、人によっては中小企業の方が向いているケースもあるため、視野を広げながら就活することで内定をもらいやすくなるでしょう。

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就活を9月から始めてスピード内定をもらうコツ

就活を9月から始めてスピード内定をもらうコツ

就活を9月から始めてすぐに内定をもらうためには、いくつかのコツが必要です。

  • 就活の軸を決めておく
  • 秋採用を実施している企業に絞る
  • 応募する職種の幅を広げる
  • 複数の就活サイトを併用する
  • OB・OG訪問する
  • 就活エージェントサイトを活用する

すぐに内定を獲得したい人は確認しておきましょう。

就活の軸を決めておく

就活の軸を決めておくことでスピード内定をもらいやすくなります。就活の軸とは「就きたい業界」や「譲れない部分」などのことで、スムーズに就活を進めるために重要な要素です。

就活の軸が定まっていないと就活時に迷いが生じてしまい、効率的に就活を進められない可能性があります。その点、就活の軸が定まっていれば企業の取捨選択がハッキリするため、就活を進めやすくなります。就活の軸をしっかりと定め、最短ルートで就活を進めましょう。

就活の軸について興味がある方は、「就活の軸 一覧」も読んでみてください。

秋採用を実施している企業に絞る

秋採用を実施している企業に絞って就活するのも効果的な方法です。9月にもなると大企業や人気な企業は応募を締め切っている場合が多いため、応募自体できない企業が多くなります。

それでも、ベンチャー企業などは秋採用や通年採用を実施しているケースがあるため、9月から就活を始めても内定をもらうチャンスは十分にあります。秋採用や通年採用を実施している企業に絞って就活を進めるのも効果的な方法です。

応募する職種の幅を広げる

応募する職種の幅を広げるのもスピード内定のコツです。求人サイトにはさまざまな職種の企業が掲載されているので、ひとつの職種に絞ってしまうと新たな可能性を広げるチャンスを失ってしまう可能性があります。

特に、職種が定まっていない人は幅を広げることで思わぬ適正や発見に出会えるかもしれません。就活時は、興味のある職種以外にも応募することをおすすめします。

複数の就活サイトを併用する

複数の就活サイトを併用するのもスピード内定のコツです。就活サイトはさまざまな種類があり、掲載されている求人情報も異なるため、併用して使うことで興味のある求人を見つけやすくなります。

求人サイトには、「求人検索型」「逆オファー型」「就活エージェント型」の3種類があるため、それぞれを同時に使うのがおすすめです。また、中小企業に特化した求人サイトもあるので、自分に合ったサイトを選んでみましょう。

OB・OG訪問する

OB・OG訪問も効果的な方法のひとつです。OB・OG訪問とは、実際にその企業に就職した卒業生を訪問して、業務内容や企業の特徴などについて話を聞きに行くことです。

求人情報だけでは把握できないリアルな内容を聞けるため、入社後に「思っていた業務と違った」などのギャップを防げるメリットもあります。

また、OBやOGにそのまま紹介してもらえる場合もあるため、ほかの就活生よりも有利に就活を進められます。親しい間柄の先輩がいれば訪問して良いか積極的に聞いてみましょう。

就活エージェントサイトを活用する

就活エージェントサイトを活用することもひとつの方法です。就活エージェントサイトは、専任のエージェントがマンツーマンで就活のアドバイスをしてくれたり悩みに寄り添ってくれたりするので安心して就活を進められます。

また、自分に合った企業を紹介してくれるため、どの企業へ応募するか悩んでいる人にもおすすめです。さらに、ES添削や面接対策も実施しているので内定をもらいやすくなるメリットもあります。「一人じゃ就活を進められない」と不安を感じている人は利用してみましょう。

就活エージェントサイトについて興味がある方は、「就活サイト おすすめ」も読んでみてください。

9月からでも応募できる企業の特徴

9月からでも応募できる企業の特徴

就活を9月から始めても応募できる企業の特徴を解説します。9月から就活を始める人は以下の企業への応募を検討してみましょう。

  • 大手企業の子会社・グループ企業
  • ベンチャー企業
  • 内定辞退者が出て急募している企業

大手企業の子会社・グループ企業

大手企業の子会社やグループ企業はどうしても親会社よりも人気が劣るため、9月時点で募集人員が足りず、採用を継続しているケースがあります。

大手企業の子会社やグループ企業のメリットは、親会社と同水準の福利厚生が導入されているケースが多い点です。経営面も、親会社の後ろ盾があるため安定しやすい傾向にあります。

その反面、親会社よりも倍率は低い傾向にあるため、9月から就活を始める場合は狙い目と言えるでしょう。

ベンチャー企業

ベンチャー企業は、事業を急速拡大させるために積極的に人材を採用している企業が多いのが特徴です。そのため、通年採用している企業も多く、9月からでも十分に内定をもらえるチャンスがあります。

また、大企業や人気企業と比べて倍率が低かったり面接回数が少なかったりするケースが多いため、スピード内定をもらいやすいでしょう。

ベンチャー企業について興味がある方は、「ベンチャー 新卒 就職」も読んでみてください。

内定辞退者が出て急募している企業

内定辞退者が出て急募している企業も狙い目です。内定辞退者が出れば人材が不足するので採用活動を再開する場合があります。なお、大企業や有名企業でも内定辞退者が出るケースがあるので、9月からでもチャンスは十分にあるでしょう。

なお、内定辞退者の発生による再募集は突然開始される可能性があるため、随時就活サイトをチェックしておくのがおすすめです。

就活を9月から始める際の注意点

就活を9月から始める際の注意点

就活を9月から始める際はいくつかの注意点があります。以下の点に注意しながら進めましょう。

  • 応募できる企業数が少ない
  • 大手企業の応募は終了している場合が多い
  • 未だに就活していることを面接官に聞かれる場合がある

応募できる企業数が少ない

9月からの就活は3月と比べて応募できる企業数が少ない傾向にあります。多くの企業は3月から採用活動を開始しており、9月時点では終了しているケースが多くあります。応募できる数が少ない分、応募の幅も広げにくくなるリスクがあります。

また、そもそも秋採用を実施していない企業も多いため、思い通りの就活を進められない可能性もあるでしょう。

大手企業の募集は終了している場合が多い

大手企業の募集は終了している場合が多いのも、注意しておきたいポイントです。大手企業は応募人数が多いことから、9月時点ではすでに十分な人材を確保できているケースが多く、就活を始めるのが遅れた人にとっては難しい状況となります。

また、内定辞退者が出るなどのイレギュラーがない限り採用活動は再開しないため、中小企業にも応募するなどして視野を広げた就活が必要です。

未だに就活していることを面接官に聞かれる場合がある

面接時に、面接官から未だに就活していることを聞かれる場合があるのも注意点のひとつです。面接官が納得できる説明が行えないと、「ただサボっていただけ」と捉えられかねないので注意が必要です。

この際、「自己分析が甘かった」「企業研究が足りなかった」など具体的な内容を答えられれば、反省をふまえて前向きに努力している姿勢が評価される場合があります。

答え方によってはプラスな印象を持ってもらえる可能性もあるため、事前に考えておくことが大切です。

就活は大学4年生の9月でも遅くはない!

就活は大学4年生の9月でも遅くはない!

就活は大学4年生の9月から始めても間に合います。ただし、この時期はすでに就活を終了している就活生が多く、応募できる企業が少なかったり時間に制限があったりするので、計画的に就活を進める必要があります。

9月からの就活で特に重要なのは、「就活の軸」を決めて迷いのない就活をすることです。

希望の職種や働き方が決まっていなければ就職先も絞りきれないため、スムーズに就活を進められないでしょう。

より確実に内定をもらうためにも、今の状況をしっかりと分析して自分に合った方法で進めることが大切です。

「就活の軸が決まっていない」「就活に不安を抱いている」という状況の学生には、就活エージェントサイト「P-CHAN就活エージェント」がおすすめです。

企業紹介はもちろん、専任のエージェントが就活に対する不安や悩みにも親身になってアドバイスをくれるので、安心して就活を進められます。就活のことでお悩みの人はぜひこの機会に利用してみましょう。

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この記事の監修者

P−CHAN就活エージェント

P−CHAN就活エージェント

創業60年。一貫して人材サービスに携わり、累計2万社を超える企業の採用を支援。
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