マッキンゼーの平均年収はどれくらい?新卒・中途別、年齢別の実際の給与を調査
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戦略コンサルBIG3の一つとして名高いマッキンゼーは、外資系コンサルティングファームへの就職・転職を考えているなら一度は耳にしたことがあるであろう企業です。
外資系企業への就職や転職を考える際、マッキンゼーの年収が気になる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、マッキンゼーの年収を紹介しています。役職別や年齢別の平均も公開しているので、ぜひ参考にしてください。
なお、マッキンゼーのような外資系コンサルティング会社への転職を目指すなら、10万件以上の求人数を誇る「リクルートエージェント」がおすすめです。
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マッキンゼーの会社概要
マッキンゼーの会社概要は次のとおりです。
会社名 | マッキンゼー・アンド・カンパニージャパン |
---|---|
住所 | 東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山森タワー |
代表者取締役社長 | 岩谷 直幸(日本代表) |
社員数 | グローバル:約30,000人 日本:約600人 |
平均年齢 | 非公開 |
資本金 | 非公開 |
出典:マッキンゼー・アンド・カンパニージャパン「概要」
マッキンゼーは、外資系コンサルティングとして世界でも有名なトップ企業の一つです。
本社はアメリカ合衆国で、1926年にシカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼーによって設立されました。
ヤフー株式会社、オリックス株式会社など国内の有名企業で活躍する経営者の一部も、マッキンゼー出身者です。
マッキンゼーの平均年収|新卒・中途別、年齢別の実際の給与
マッキンゼーの平均年収を紹介していきます。
新卒の平均年収
マッキンゼーは新卒の初任給を公開していませんが、平均年収は700万円程度だと言われています。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」によると、国内における大卒の平均初任給は210,200円です。年収に換算すると、250万円程度です。
つまりマッキンゼーの初任給は、国内平均の2.8倍程度に相当すると予想されます。
中途の平均年収
役職や年齢によって異なりますが、マッキンゼーに中途入社した社員の平均年収は1,300万円以上だと言われています。
マッキンゼーの中途採用は、30歳前後が多く採用されているのが特徴です。dodaの調査によると、全業界の30代の平均年収は437万円です。
30代でマッキンゼーに中途入社した際は、全体平均の3倍近くの年収になることが期待できます。
役職・職種別の平均年収
正式には公表されていませんが、マッキンゼーの役職・職種別平均年収の目安は次の通りです。
役職・職種 | 平均年収 |
---|---|
ビジネスアナリスト | 650万円~700万円 |
ジュニアアソシエイト | 700万円~1,300万円 |
アソシエイト | 1,300万円以上 |
マネージャー | 1,300万円以上 |
アソシエイトプリンシパル | 2,000万円以上 |
プリンシパル、パートナー | 5,000万円以上 |
新卒は一般的にアナリストからスタートします。中途採用の場合はジュニアアソシエイト、アソシエイトのポジションに就くことが可能です。
年齢別の平均年収
正式には公表されていませんが、マッキンゼーの年齢別平均年収の目安は次の通りです。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
22歳~27歳 | 700万円~1,000万円 |
28歳~29歳 | 1,000万円~1,500万円 |
30歳~34歳 | 1,500万円~2,000万円 |
35歳~39歳 | 2,000万円~3,000万円 |
40歳以上 | 5,000万円以上 |
dodaの「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)」によれば、国内企業の平均年収は20代で341万円、30代で437万円です。同世代の平均年収に比べると、およそ2倍以上の金額であることがわかります。
ただし、マッキンゼーは役職ごとに高いパフォーマンスが要求されます。十分に力を発揮できなければ、年収アップは期待できません。
マッキンゼーの年収が高い理由
マッキンゼーの年収が高い理由を4つに分けて解説していきます。
- 世界規模のコンサルティング会社だから
- インセンティブ報酬の幅が広いから
- 優秀な社員が集まっているから
- 福利厚生が手厚いから
世界規模のコンサルティング会社だから
マッキンゼーは世界三大コンサルティングファームの一つです。そもそもコンサルティングファームは利益率が高く、1件の成約が高額な利益につながるため、社員に還元する給与も必然的に高くなります。
世界規模で大きな利益を生み出しているからこそ、マッキンゼーでは高年収が期待できます。
インセンティブ報酬の幅が広いから
マッキンゼーの年収の高さには、インセンティブ報酬も大きく関係しています。
コンサルティングファームでのインセンティブは役職が上がるほど大きくなり、成果次第で約20%から50%ほどのインセンティブ報酬が発生するのが一般的です。大きな成果を残せば、勤続年数が短くても高年収を目指せるでしょう。
優秀な社員が集まっているから
マッキンゼーは少数精鋭の採用を行っており、限られた人数で多額の年収を得ている仕組みがあります。
「Up or Out(昇進するか、さもなくば退職するか)」の風潮があり、一定期間に成果を上げれば昇進、できなければ退職するという厳しい考えを持っているのが特徴です。厳しい成果主義の元で働くからこそ、高年収が期待できます。
福利厚生が手厚いから
マッキンゼーは福利厚生が手厚く、給与面以外の金銭的な補助が充実しています。
具体的な福利厚生は公開されていませんが、口コミを見ると以下のような情報がありました。
- 食事代が経費で落とせる
- タクシーが使い放題
- 年俸の約16〜18%が退職金として積み立てられる
金銭的な補助が充実しているため、貯蓄もしやすいでしょう。
マッキンゼーがキャリア採用を行う部門・職種
マッキンゼーが実際にキャリア採用を行っている部門・職種を紹介します。
部門・職種 | 業務内容 |
---|---|
ビジネスアナリスト | 課題解決のフローのなかで、情報収集や分析を行う |
アソシエイト | 個別分野の担当だけでなく、プロジェクト全体にわたる取り組みにも携わる |
アクセラレートコンサルタント | クライアントの企業変革活動の設計や、インパクトの創出と定着を実現するためのチェンジマネジメントおよび組織能力構築などを支援する |
マッキンゼーデジタル | デジタル化の推進とデジタル新規事業構築を通じ、クライアントの課題解決や事業変革を支援する |
オペレーションスペシャリスト | 顧客企業の継続的な業務改善の実現のために長年にわたって支援する |
ナレッジ・プロフェッショナル | 顧客企業の課題解決のために不可欠な公開情報の収集・加工・分析を行うことにより、コンサルティング活動をサポートする |
各採用ポジションによって応募資格が定められています。
詳しい採用情報については、マッキンゼー公式サイトの「採用ポジション」をチェックしましょう。
マッキンゼーへの転職を成功させるポイント
マッキンゼーへの転職を成功させるポイントを4つ紹介します。
- 求める人材を理解する
- コンサルティングの知識と経験を身につける
- 選考に向けて準備をする
- 転職エージェントを利用する
求める人材を理解する
まずマッキンゼーの求める人材を理解しましょう。求める人材と自身がマッチしていなければ、書類選考で落とされてしまうからです。
実際にマッキンゼーの採用ページでは、求める人材として次のような内容を記載しています。
- 学業分野において卓越した結果を残し、積極的な課外活動などの経験があること
- 現・前職務において、求められる成果を達成し、高い評価を得ていること
- ビジネスレベルの英語会話力があること
マッキンゼーではグローバルな職場でリーダーシップを発揮できる人、自ら行動できる人が求められています。求める人材を十分に理解した上で選考に臨みましょう。
コンサルティングの知識と経験を身につける
マッキンゼーに転職するなら、コンサルティングの知識と経験が必須です。成果主義のマッキンゼーでは即戦力として活躍できることが大前提で、未経験者では太刀打ちができないでしょう。
コンサルティングが完全に未経験の人は、大手企業でコンサル業務のスキルを十分に身につけてから転職するのが効率的です。戦略コンサルに特化している企業である以上、転職するためには高いスキルや実務経験が必要とされます。
選考に向けて準備をする
マッキンゼーへの転職を成功させるために、入念に選考の準備をしましょう。
マッキンゼーの選考は、以下の流れで進みます。
- ①書類選考
- ②適性検査
- ③1次ケース面接
- ④最終ケース面接
特にケース面接はコンサルティングファームならではの選考で、十分に対策をとらなければ通過は難しいでしょう。明確な答えが用意されているものではないため、評価されるポイントや対策方法を知っておく必要があります。
転職エージェントを利用する
マッキンゼーへの転職は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントなら、コンサル業界で行われるケース面接についても手厚い対策が受けられるからです。
またコンサルティングファームの内部情報はあまり一般に知られていないものの、転職エージェントは独自調査で労働環境や雇用条件に関する情報を収集しています。
転職エージェントのサポートは無料で受けられるので、積極的に活用しましょう。
転職エージェントのメリットについて詳しく知りたい方は「転職エージェントを利用する7つのメリット!意外なデメリットや企業側のメリットも紹介」も読んでみてください。
マッキンゼーで働く上で自分の適正年収を知ろう
マッキンゼーで働くために、まずは自分の適性年収を知りましょう。自分の適性年収を知ることで、選考を受けるに値するかどうかを図れるからです。
自分の適正年収は、dodaの「年収査定」で簡単に算出できます。3分程度の登録で気軽に始められるので、ぜひ活用してみましょう。
マッキンゼーなど大手コンサルティングファームへの転職におすすめの転職エージェント5選
マッキンゼーなど大手コンサルティングファームへの転職をする際に、おすすめの転職エージェントを5社紹介します。
- リクルートエージェント
- クライスアンドカンパニー
- コンコードエグゼクティブ
- リクルートダイレクトスカウト
- ビズリーチ
リクルートエージェント
出典:リクルートエージェント
転職エージェント名 | リクルートエージェント |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約170,000件 |
非公開求人数 | 約220,000件 |
おすすめポイント |
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(2022年3月時点)
「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。ハイキャリア転職をサポートする基盤が整っていて、経営企画やコンサルティングに特化したキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
また北は北海道から南は福岡まで、全国に拠点を設けているので利用のしやすさも魅力です。これから初めて転職活動をする人は、ぜひ登録してみましょう。
リクルートエージェントはこちらリクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。
クライスアンドカンパニー
出典:クライスアンドカンパニー
転職エージェント名 | クライスアンドカンパニー |
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運営会社 | 株式会社クライス&カンパニー |
公開求人数 | 約4,500件 |
非公開求人数 | 約10,000件 |
おすすめポイント |
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(2022年3月時点)
「クライスアンドカンパニー」は、ハイクラスな転職に強い転職エージェントです。経営・人事コンサルタントやITコンサルタントの求人を豊富に取り扱っています。
また30代をメインターゲットにしているのが特徴で、採用決定者の平均年収は1,000万以上がほとんどです。さらにキャリアアドバイザーの質が高いので、手厚いサポートを受けたい人はぜひ利用してみましょう。
クライス&カンパニーの公式サイトコンコードエグゼクティブ
出典:コンコードエグゼクティブ
転職エージェント名 | コンコードエグゼクティブ |
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運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめポイント |
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(2022年3月時点)
「コンコードエグゼクティブ」は、個人のキャリア設計に注力した転職エージェントです。大手コンサルティングファームとのつながりが強く、幹部ポジションの求人を数多く取り扱っています。
また業界に精通したキャリアアドバイザーが、「誠実に粘り強く」をモットーに利用者の気持ちに寄り添ったサポートをしてくれるのが魅力です。
大手コンサルティングファームや有名企業に応募したい人は、ぜひ利用してみましょう。
コンコードエグゼクティブグループの公式サイトリクルートダイレクトスカウト
転職エージェント名 | リクルートダイレクトスカウト |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約98,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめポイント |
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(2022年3月時点)
「リクルートダイレクトスカウト」は、株式会社リクルートが運営するハイクラス向けに特化した転職エージェントです。年収800万円以上の案件が多数用意されています。
リクルートダイレクトスカウトでは、専属のヘッドハンターが利用者に対してスカウトを送る「ヘッドハンター方式」を採用していて、受け身の姿勢でも転職活動ができるのがメリットです。
現職が忙しくなかなか転職活動に踏み切れない人でも利用しやすいでしょう。
「リクルートダイレクトスカウト」はこちらビズリーチ
出典:ビズリーチ
転職エージェント名 | ビズリーチ |
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運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公開求人数 | 約72,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめポイント |
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(2022年3月時点)
「ビズリーチ」は、他サイトでは出会えないレア求人を豊富に取り扱う転職エージェントです。所属するヘッドハンターが利用者の職務経歴書を閲覧し、保有する求人の中でマッチするものがあれば積極的にスカウトをしてくれます。
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ビズリーチはこちらビズリーチについて詳しく知りたい方は「ビズリーチの悪い評判は本当?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析!」も読んでみてください。
マッキンゼーへの転職や年収に関してよくある質問
マッキンゼーへの転職に関してよくある質問をまとめました。
- 転職に年齢制限はある?
- 英語力はどれくらい必要?
- MBAや経営企画の経歴は必須?
転職に年齢制限はある?
マッキンゼーへの転職に年齢制限はありません。マッキンゼーは完全成果主義であり、年齢よりもそれまでの経験やスキルを重視しているからです。
公式サイトでも、あらゆる差別(性別や国籍など)を一切していないことを明言しています。
英語力はどれくらい必要?
マッキンゼーに転職するには、ビジネスレベルの英話力が必要です。選考では、ケース面接や筆記試験の全てが英語で行われることがあります。
英語力に自信がない人は、まずはスキル習得に努めましょう。
MBAを取得すれば年収は上がる?
マッキンゼーへの転職にあたり、MBAの取得は必須ではありませんが、取得していれば転職の成功率が上がる可能性があります。中途で入社するアナリストの多くは、実際にMBAを取得しているからです。
とは言えマッキンゼーに入社する優秀な社員の多くは、MBAの有無に関わらず成果を上げています。資格よりも、前職でリーダーシップを発揮し第一線で活躍してきたことをアピールしましょう。
マッキンゼーに転職すれば高い年収が期待できる
マッキンゼーはコンサルティングファームの中でも年収が高いことで知られています。
しかし転職の難易度は高いので、企業の求める人材を理解することはもちろん、コンサル経験や英語力なども持ち合わせておく必要があります。
マッキンゼーへの転職に自信がない人は、今回ご紹介した転職エージェントを利用してみるのもおすすめです。転職のプロが選考対策をサポートしてくれるので、マッキンゼーへの入社に一歩近づけるでしょう。