転職エージェントを利用する7つのメリット!意外なデメリットや企業側のメリットも紹介

公開日:2022年1月14日 更新日:2022年1月14日

近年、転職活動をする多くの人が転職エージェントを利用しています。

しかしそもそも転職エージェントを利用したことがない場合、「使った方が良いの?」「どんなメリットがあるの?」と気になるのではないでしょうか。

本記事では、転職エージェントを利用するメリットを解説します。

おすすめのサービスも紹介しているので、転職エージェントの利用を検討している人はぜひ参考にしてください。

目次

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用するメリットを紹介します。

  • 転職に関する相談ができる
  • 自分の市場価値がわかる
  • 企業の詳しい情報が手に入る
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 応募書類の作成をサポートしてくれる
  • 面接対策をしてくれる
  • 条件交渉を代行してくれる

なお基本的にどのエージェントでも、上記サービスは無料で受けられます。

転職に関する相談ができる

転職エージェントを利用すれば、転職に関するあらゆる相談が可能です。

自身のキャリアや今抱えている不安など、求人の応募以外の部分でも親身になってヒアリングをしてくれます。

特に周囲に転職相談をする相手がいない場合は、転職エージェントが強い味方になってくれるでしょう。

また転職するかどうか迷っている段階でも、相談はできます。転職エージェントは相談を受けたからと言って、無理に転職を勧めることはありません。

自分の市場価値がわかる

転職エージェントを通じて自分の市場価値がわかります。

転職における市場価値とは、企業側から見たとき自分がどれだけ需要があるかを指します。

転職エージェントからアドバイスをもらうことで、自分のスキルや評価を第三者の目線で客観的に見ることが可能です。

さらに市場価値がわかれば、自分が受けられるレベルの企業が見えてくるでしょう。

また転職エージェントによっては、年収査定や市場価値の診断ができるサービスもあります。

自分の市場価値を把握できていない人は、積極的に転職エージェントを利用しましょう。

企業の詳しい情報が手に入る

転職エージェントを利用すれば、企業の詳しい情報が手に入ります。

多くの転職エージェントは、企業へと訪問調査を行っています。残業の有無や風通しの良さなど、求人情報だけでは得られないリアルな情報を入手することが可能です。

企業の良い面だけでなく悪い面も包み隠さず教えてくれるので、応募する際の判断材料となるでしょう。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントに登録すれば、非公開求人を紹介してもらえます。

非公開求人とは、一般に公開されていない求人のことです。

非公開にする理由は「経営戦略上、他社に知られずに新しい事業を担うスタッフを採用したい」「ぴったりの条件の人が現れた場合のみ採用したい」など、企業側のさまざまな事情があります。

非公開求人は公開求人よりも条件が良い傾向にあるので、転職を目指すなら必ずチェックしておくべきです。

応募書類の作成をサポートしてくれる

転職エージェントは応募書類の作成で役立ちます。在籍するキャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の添削をしてくれるからです。

また企業ごとに対策をとってくれることも多く、テンプレートのようなありきたりな志望動機になりません。応募書類の作成が苦手な人は積極的に頼りましょう。

面接対策をしてくれる

転職エージェントは面接対策を実施してくれます。企業の人事担当者が注目している点や、過去の合格者の傾向などについて詳しく教えてくれるのが魅力です。

また過去面接で聞かれた質問をデータとして蓄積しているので、万全の状態で面接へと臨めます。

条件交渉を代行してくれる

転職エージェントは条件交渉を代行してくれます。具体的な交渉内容は、配属先や給与額、入社日の調整などです。

特に給与交渉は転職初心者にとってはハードルが高いため、転職エージェントに任せた方が安全でしょう。

また本来なら交渉に使うはずだった時間を自分の活動にあてられるので、より自分がやるべきことに集中できるというメリットがあります。

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転職エージェント登録前に知っておくべきデメリット・注意点

メリットの多い転職エージェントですが、登録前に知っておくべき注意点もあります。

  • 自分のペースで転職活動できなくなる可能性がある
  • 年収や職種を調整される可能性がある
  • 紹介される求人に偏りがある
  • キャリアアドバイザーの質にばらつきがある
  • 転職エージェントを利用しない企業・施設もある
  • 求人を紹介してもらえないことがある
  • サポート期間が設けられている

自分のペースで転職活動できなくなる可能性がある

転職エージェントを利用すると、自分のペースで転職活動ができなくなる可能性があります。登録後は、随時キャリアアドバイザーと連絡を取り合う必要があるからです。

場合によってはメールや電話が頻繁に来ることがあるため、ペースを崩されることもあるでしょう。

また、転職エージェントは少しでも早く利用者と企業をマッチングさせたい意向があるので、転職活動を長期的に考えている人には使いづらいかもしれません。

年収や職種を調整される可能性がある

転職エージェントによって、思わぬ方向に年収や職種を調整されてしまうことがあります。

転職エージェントは、基本的にキャリアアドバイザーから求人を紹介するスタイルだからです。

学歴や職歴から大まかに応募企業を絞られることがあり、自身の希望する年収や役職で求人応募するのが困難なこともあるでしょう。

また採用率を優先し、利用者の意向と合致しない求人を紹介するケースも少なからずあります。

年収や職種に対して譲れない部分がある場合は、最初の段階でしっかりと希望を伝えておくべきです。

紹介される求人に偏りがある

転職エージェントから紹介される求人には、偏りがあるケースもあります。転職エージェントやキャリアアドバイザーごとに、得意とする領域が異なるからです。

例えば中小企業を得意とする転職エージェントやキャリアアドバイザーの場合、中小企業の求人のみをたくさん紹介してくるケースも考えられす。

転職エージェントを利用する前に、どのような求人を中心に紹介してもらえるのかを確認しておきましょう。

キャリアアドバイザーの質にばらつきがある

キャリアアドバイザーの質には、ある程度ばらつきがあります。たとえプロでも、一人ひとり経験やスキルは異なるからです。

特に経験の浅いキャリアアドバイザーに当たったときは、コニュニケーションが円滑に進まず、希望に沿った求人を紹介してもらえない可能性があります。

また人と人とのやり取りなので、どうしても相性は存在します。

あまりにも的外れな求人紹介をされたり会話がかみ合わなかったりした場合は、担当者変更を依頼するのが良いでしょう。

転職エージェントを利用しない企業・施設もある

転職エージェントで取り扱っていない求人の種類があります。

具体的にはNPO・NGO、学校法人や財団法人などです。また予算や採用方針の都合から、転職エージェントを利用しない企業もあります。

転職エージェントのみで転職活動をする場合、当然転職エージェントを利用していない企業や施設とは出会えません。

少しでもチャンスを広げたい場合は転職エージェントだけでなく、直接応募や転職サイトの利用なども視野に入れるべきです。

求人を紹介してもらえないことがある

利用する転職エージェントによっては、求人を紹介してもらえないこともあります。

特に多いのが、利用者の経験やスキルが乏しいと判断された場合です。

経験やスキルが乏しいと、そもそも転職エージェント側から紹介できる求人がない可能性があります。

またハイクラス案件を取り扱う転職エージェントは、ある程度のスキルや経歴が求められます。

転職エージェントを利用したからといって、必ずしも求人紹介を受けられるわけではないことを把握しておきましょう。

サポート期限が設けられている

多くの転職エージェントではサポート期間が設けられています。一般的に転職エージェントのサポート期間は3か月、長くても半年程度です。

転職エージェント側としては少しでも早く利用者と企業をマッチングさせたい意向があるため、ゆっくりと転職活動をしたい人にとっては不向きなサービスと言えるでしょう。

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転職エージェントの利用が向いている人

転職エージェントの利用が向いている人は次のとおりです。

  • 初めて転職活動をする人
  • キャリアの相談をしたい人
  • 未経験分野への転職を目指す人
  • 書類作成に自信のない人
  • 忙しくて転職活動ができない人
  • 求人検索が苦手な人

初めて転職活動をする人

これから初めて転職活動をする人は、転職エージェントを利用してみましょう。

手厚いサポートが受けられるので、自分一人で転職活動を進めるよりも効率が良いからです。

また初めての転職は流れを理解していても、応募書類や面接対策で手間取ったり上手くいかなかったりすることが多く、内定をもらうのに苦労します。

転職活動を効率的に進めるためには、転職エージェントを利用すべきです。

キャリアの相談をしたい人

キャリアの相談をしたい人は転職エージェントの利用が向いています。

「今の職場で働いていることに不安がある」「仕事にやりがいがない」などの漠然とした悩みでも、キャリアアドバイザーはしっかり話を聞いてくれるでしょう。

またヒアリングを通じて経歴やスキルを棚卸しできるので、「転職で何を達成したいのか」「どのような希望があるのか」といった自身のキャリアプランが明確になります。

未経験分野への転職を目指す人

未経験分野への転職を目指す人は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。未経験分野への転職は、情報収集が何よりも重要だからです。

転職エージェントは、各業界に関するさまざまな情報を保有しています。自分が知見のない分野であっても、知っておくべき情報を親切丁寧に教えてくれます。

また未経験でも応募できる求人も紹介してくれるので、希望する分野へも挑戦しやすいでしょう。

書類作成に自信のない人

履歴書や職務経歴書に自信のない人は、転職エージェントの利用が向いています。

多くの転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが企業ごとに履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれるからです。

プロによる添削を受ければ、書類選考の通過率も上がるでしょう。

忙しくて転職活動ができない人

忙しくて転職活動ができない人は、転職エージェントの利用が向いています。

転職エージェントは選考の段取りや面接の日程調整を行ってくれるので、自身で細かい調整をする必要がありません。

転職エージェントを利用すれば、最小限の労力で選考に進めます。

求人検索が苦手な人

求人検索が苦手な人も転職エージェントを利用してみましょう。

転職エージェントは転職サイトとは違い、自身で求人検索をする必要がなく、希望に沿った求人を随時紹介してもらえるからです。

頻繁に連絡をくれるキャリアアドバイザーなら、1日に5件から10件程度の求人紹介をしてくれるケースもあります。

求人検索が苦手な人でも自分に合った求人と出会えるでしょう。

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企業側が転職エージェントで求人募集するメリットとは?

企業側は転職エージェントを利用することで、以下の3つのメリットがあります。

  • 求職者の数を確保できる
  • 求職者の質を担保できる
  • 信頼性アップにつながる

求職者の数を確保できる

企業側は転職エージェントで求人募集すると、一定数の応募を確保できます。キャリアアドバイザーが求職者に対し、積極的に求人を紹介してくれるからです。

また求人に記載する情報についても、応募が増えるような書き方をアドバイスしています。

企業側は求職者の数を確保したいことから、積極的に転職エージェントで求人を募集しています。

求職者の質を担保できる

転職エージェント経由の求職者は質が担保されています。

基本的に転職エージェントは、キャリアアドバイザーが求職者の適性や能力を判断した上で選考に上げているからです。

一方で転職サイトの場合は誰でも求人に応募できるため、求職者の質にバラつきが生まれます。

求職者の質を担保し、効率良く選考を進めるために、企業は転職エージェントを利用します。

信頼性アップにつながる

企業は転職エージェントを利用することで、求職者からの信頼を得られる可能性があります。

転職エージェントを利用して採用者が出た場合、企業は転職エージェントに対して成功報酬を支払うのが基本です。

場合によっては、成功報酬は100万円以上の金額になるケースもあります。成功報酬を支払う財政的な余力がないと、そもそも転職エージェントで求人募集ができません。

つまり求職者側からすると、企業が転職エージェントを利用していることで、運営体制に対する一つの安心材料となり得るのです。

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転職エージェントを利用する際のコツ

転職エージェントを利用する際のコツを紹介します。

  • 全てをキャリアアドバイザーに委ねない
  • 複数の転職エージェントを併用する

全てをキャリアアドバイザーに委ねない

転職エージェントは便利ですが、転職活動の全てをキャリアアドバイザーに委ねないようにしましょう。

万が一経験が浅いキャリアアドバイザーに当たってしまった場合、適切なアドバイスが受けられず、思うように転職活動が進まない恐れがあります。

キャリアアドバイザーを頼り過ぎず、あくまで転職活動は自分が主体的に行うという姿勢が大切です。

複数の転職エージェントを併用する

転職エージェントは複数社を併用しましょう。

併用することで転職エージェントごとのサービスを比較・検討でき、自分が一番使いやすい転職エージェントを知れるからです。

また転職エージェントごとに抱えている求人の傾向も異なるため、偏りをなくす意味でも転職エージェントは1社に絞るべきではありません。

ただし併用しすぎるとスケジュール管理が大変なので、まずは2社から3社程度がおすすめです。

初めてでも使いやすいおすすめ転職エージェント

これから初めて転職エージェントを使いたい人におすすめの2社を紹介します。

  • リクルートエージェント|求人の選択肢が豊富
  • doda|サポートが手厚い

リクルートエージェント|求人の選択肢が豊富

リクルートエージェント出典:リクルートエージェント

転職エージェント名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
公開求人数約153,000件
非公開求人数約205,000件
求人の傾向あらゆる業種・職種を網羅
おすすめポイント
  • 専門領域も相談できる
  • キャリアアップにつながる提案が受けられる
  • 転職に役立つコンテンツが多い

(※2021年12月7日時点)

「リクルートエージェント」は、業界でも知名度の高い転職エージェントです。数多くの取引実績があるだけでなく、幅広い職種や業界の求人が揃っています。

相談内容をもとに利用者の強み・適正を把握し、キャリアプランを提示してくれるなど、キャリアアップにつながる提案を受けられる点もメリットです。

転職の成功率を少しでも上げたい人は、リクルートエージェントを利用すべきです。

リクルートエージェントはこちら

リクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。

doda|サポートが手厚い

doda(デューダ)出典:doda

転職エージェント名doda
運営会社パーソルキャリア株式会社
公開求人数113,000件
非公開求人数非公開
求人の傾向あらゆる業種・職種を網羅
おすすめポイント
  • 未経験歓迎求人あり
  • すぐに求人を紹介してくれる
  • 転職に役立つコンテンツが充実

(※2021年12月7日時点)

「doda」は、サポートの手厚い転職エージェントです。初回面談で求職者の経歴やスキルをヒアリングして、条件に合う求人をピックアップしてくれるのが強みです。

また「doda年収査定」というサービスで自分の市場価値を知れるほか、「レジュメビルダー」で職務経歴書を簡単に作成できるなど、転職に役立つコンテンツも整っています。

「すぐに求人を紹介してほしい」「自分の市場価値を知りたい」といった人におすすめです。

dodaはこちら

dodaについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。

転職エージェントのメリットを知り上手に活用しよう

転職エージェントは無料であるにもかかわらず、メリットが非常に多いサービスです。利用すれば効率よく転職活動が進められます。

ただし求人やキャリアアドバイザーの質にはばらつきがあるため、自分の希望条件からブレないよう常に軸を持っておくべきです。

転職エージェントのメリットを最大限に活かし、転職活動を成功させましょう。