【2022年最新】転職におすすめの業界・企業|業種の選び方や人気の職種も紹介!

公開日:2021年7月17日 更新日:2022年5月15日

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「転職したいけど、どの業界や業種を選べばよいのか分からない」

と思っていませんか。転職先選びでは、短期的ではなく長期的な視点で自身のキャリアにどのような意味をもたらすのか検討する必要があります。

当記事では、転職先を検討する際のポイントから、今後働き方が変わる中でおすすめな業界・業種、人気の職種まで網羅的にご紹介します。

目次

転職活動における業界・業種の選び方

自身に適している業界・業種は順を追って検討する必要があります。以下の順序で業界・業種を選びましょう。

ステップ①:転職する意味を考える

はじめに転職する意味を考えましょう。「現状の職場の何が不満なのか?」「なぜ転職する必要があるのか?」などを、自分の中で納得するまで検討する必要があります。

ステップ②:転職先で重視するポイントを決める

ステップ①で検討した現状の職場の課題を解決するために、転職先で重視するポイントを検討します。検討事項例をいくつかご紹介します。

検討例1:成長性・将来性で選ぶ

「所属する企業の将来性に不安がある。」

「所属する企業で扱う商材の市場価値が低い。」

という方は成長性・将来性で転職先を検討しましょう。 なぜなら、成長性のある業界・職種で身につくスキルは、今後のキャリアでも役立つからです。

検討例2:平均勤続年数の長さで選ぶ

「短期での離職を繰り返しているので、次は長期間働きたい。」

「次の企業で定年まで勤めたい。」

という方は平均勤続年数で転職先を検討しましょう。平均勤続年数が長いということは、長期的に働きやすい環境が整っているということです。

ただし、平均勤続年数はあくまで参考にできる指標の1つなので、併せて離職率や従業員の平均年齢など、複数の指標で判断することが重要です。

検討例3:平均年収の高さで選ぶ

「給与の伸び率が低い。将来的にもっと給与が欲しい。」

「自身の能力に対して給与が見合っていない。もっともらえるはずだ。」

という方は、平均年収の高さの軸で転職先を検討しましょう。

その場合には、併せて従業員の平均年齢も見ることが重要です。

なぜなら、年齢が上がれば年収も上がる傾向があるからです。平均年収がそのまま自分の年収になるとは限りません。

検討例4:未経験者の受け入れられやすさで選ぶ

「現在従事している業務の市場価値が低い。より市場価値の高い仕事をしてみたい。」

「他の分野の仕事にチャレンジしてみたい。」

という方は、未経験者の受け入れ実績で転職先を検討しましょう。

ただし企業によっては、未経験者を積極的に採用していない場合もあります。未経験者の受け入れ実績は転職エージェント経由で入手できます。

自身のスキルと意向を転職エージェントに伝えた上で、希望業界・職種での受け入れ実績を確認しましょう。

検討例5:ワークライフバランスの実現しやすさで選ぶ

「家族やパートナーと過ごす時間を増やしたい。」

「今の仕事は忙し過ぎるから、もっと自由な時間を増やしたい。」

という方は、残業時間の少なさや有給の取りやすさなどを重視して転職先を選びましょう。

残業時間が少なければ、就業後の時間をより自由に使えます。また有給が取りやすければ、自分の趣味や家族・パートナーに費やせる時間を増やせます。

自由な時間を増やしたい方は、ワークライフバランスの実現のしやすさで会社を検討しましょう。

検討例6:自分がやりたいことで選ぶ

「好きなことを仕事にしたい。」

「自分が好きな業界、業種で働きたい。」

という方は、自分がやりたいことで企業を選ぶのがおすすめです。自分がやりたいことであれば、条件面で多少の不満があったとしても楽しく働けるでしょう。

また、やりたいことを仕事にすることで生き生きと働くことができるため、モチベーションアップも期待できます。

ステップ③:条件に当てはまる企業を探す

ステップ②で検討した条件に当てはまる業界・業種・企業を検討しましょう。

条件に当てはまる企業を自分で判断できない場合は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。

転職先におすすめの業界と有名企業

転職先におすすめの業界・企業を、以下の条件別にご紹介します。

  • 成長性・将来性で選ぶ場合
  • 平均勤続年数の長さで選ぶ場合
  • 平均年収の高さで選ぶ場合
  • 未経験者の受け入れられやすさで選ぶ場合
  • ワークライフバランスの実現しやすさで選ぶ場合

成長性・将来性で選ぶ場合

成長性・将来性で選ぶ場合は以下の業界がおすすめです。

インターネット業界

新型コロナウイルスの流行でリモートワークが推進される中で、インターネットサービスの売上が非常に伸びているため、インターネット業界は成長性のある業界と言えます。

業界動向サーチ」によると、インターネット業界は11年連続で増収を記録しており、2021年における業界成長率は9.7%でした。全業界の中でも12位の業界成長率です。

今後も引き続き、インターネット業界は成長し続けると予想されます。

インターネット業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 楽天
  • リクルートHD
  • Zホールディングス

インターネット広告業界

スマートフォンの普及で広告の手段がデジタル化したことを背景に、インターネット広告業界が非常に伸びています。

電通が発表した「2021年 日本の広告費」によれば、全広告費に占めるインターネット広告の割合は39.8%と、地上波テレビの25.3%を大きく上回ります。

売上も12年連続増収・増加傾向にあることから、成長性のある業界といえます。

インターネット広告業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • サイバーエージェント
  • オプトHD
  • GMOパートナーズ

商品先物業界

商品先物取引とは、農産物や工場生産物を将来のある期日に、あらかじめ決めた価格で売買を約束することです。

新型コロナウイルスの流行を背景に世界的な金余りの状況が続き、貯蓄から投資へと意識が向いています。よって商品先物取引は成長性が非常に高い業界といえます。

業界動向サーチ」によると、2021年における商品先物業界の業界成長率は16.0%でした。

全業界の中でも2位の業界成長率です。数字で見ても、今勢いのある業界であることが分かります。

商品先物業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • マネックスグループ
  • あかつき本社
  • アストマックス

総合商社業界

これまでの総合商社業界は貿易業務が中心でしたが、近年では資源への投資業務が中心となり、とりわけ鉱山などへの投資が大きな利益を生むようになっています。

業界動向サーチ」によると、2021年における総合商社業界の業界成長率は11.8%でした。

全業界の中でも6位の業界成長率です。業界の成長率で見たときに転職をおすすめできる業界であると言えます。

総合商社業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 三菱商事
  • 伊藤忠商事
  • 三井物産

平均勤続年数の長さで選ぶ場合

平均勤続年数の長さで選ぶ場合は以下の業界がおすすめです。

新聞業界

平均勤続年数:19.6年(業界1位)

出典:業界動向サーチ

新聞業界では、2008年頃から年間100万部ずつ刊行数が減る状況が続いています。

一見「新聞は今後なくなるのでは?」とも感じられますが、実は現在は電子版の新聞で大きな収益を出しています。

情報の信頼性が重視される昨今だからこそ、新聞が電子版で果たす役割は今後も重視されていくと予想されます。したがって、長く安定的に働くことができるでしょう。

新聞業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 読売グループ本社
  • 日本経済新聞社
  • 朝日新聞社

電力業界

平均勤続年数:19.6年(業界2位)

出典:業界動向サーチ

電力業界は2011年の東日本大震災以降、火力発電への大転換が行われています。また2016年には電力の小売り自由化がされ、電力業界の競争は激しさを増しています。

したがって、今後の電力業界の新たな常識を身につけ、長期にわたりキャリアを築きたい方にはチャンスなタイミングです。

電力業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 東京電力HD
  • 関西電力
  • 中部電力

平均年収の高さで選ぶ場合

平均年収の高さで選ぶ場合は以下の業界がおすすめです。

ビール業界

平均年収:1,049万円(業界2位)

出典:業界動向サーチ

消費者の嗜好の多様化やライフスタイルの変化を背景として、国内ビール市場は縮小傾向にあります。

一方で、2020年からビールは減税、発泡酒と新ジャンルは増税が始まります。税率の変化で各メーカーの戦略も大きく変わり、新たな需要が見込まれている業界です。

ビール業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • サントリーHD
  • キリンHD
  • アサヒグループHD

コンサルティング業界

平均年収:958万円(業界4位)

出典:業界動向サーチ

コンサルティングとは、企業の経営戦略の立案からシステム、人事、企業買収と多岐にわたる分野で専門的な知見を提供する業務です。

2011年から昨今まで増収傾向が続き、今勢いのある業界です。

とりわけ、IT技術を駆使して生活をより良いものにする「DX(デジタルトランスインフォメーション)」関連のコンサルティング需要は非常に高いです。

企業の仕組みを根本からデジタル化する稀有な経験は、今後のキャリア形成にも大きな利益をもたらすでしょう。

コンサルティング業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 野村総合研究所
  • 三菱総合研究所
  • リンクアンドモチベーション

未経験者の受け入れられやすさで選ぶ場合

未経験者の受け入れられやすさで選ぶ場合は、以下の業界がおすすめです。

IT業界

IT業界は2011年から現在まで、企業数が増加傾向にあります。

近年では企業のDX推進やCクラウド導入業務などの引き合いが多く、ITサービスの需要は今後も伸びると予想されています。

IT業界と一口にいってもさまざまな業務がありますが、需要に対してIT人材(エンジニアのみでなく、ITの思想を理解できる人)が足りていないため、未経験者でも採用されやすい業界です。

IT界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 富士通
  • NEC
  • NTTデータ

人材業界

国内企業は慢性的な人手不足に悩まされているため、人材業界は多方面から頼られる存在です。

業界動向サーチ」によると、2018年には主要人材派遣会社5社全てが増収を記録しています。

さらなる増収を目指す人材業界は、未経験者であっても採用されやすい業界です。

無形商材かつ法人相手の業界では、常に変化する顧客の課題をとらえ解決するソフトスキルが重視されます。

他業界でスキルを身につけていれば、未経験であっても採用されやすいでしょう。

人材業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • リクルートHD
  • パーソルHD
  • アウトソーシング

ワークライフバランスの実現しやすさで選ぶ場合

ワークライフバランスで選ぶ場合は、以下の業界がおすすめです。

  • 金融業界
  • 資源業界

金融業界

ワークライフバランスの実現しやすさで業界を選ぶ場合、金融業界はおすすめです。業界全体でワークライフバランスを大切にしている風潮があるからです。

一昔前の金融業界は辛いという印象がありましたが、現在は残業時間も減りつつあります。

金融業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • 三菱UFJFD
  • 第一生命HD
  • 三井住友FG

資源エネルギー業界

繊維製品、ガラス、石油石炭製品などを扱う資源エネルギー業界も、ワークライフバランスを実現しやすい傾向にあります。

業界全体で業務効率の向上が図られており、残業時間の短縮に成功しているようです。

実際、キャリコネの「残業の少ない業界ランキング」では、資源エネルギーを取り扱う業界が2~4位を占めています。

資源エネルギー業界で有名な企業としては、以下のような会社があります。

  • ENEOSホールディングス
  • 出光興産
  • コスモエネルギーHD

転職先におすすめの職種

転職先におすすめの職種を、以下の条件別にご紹介します。

  • 成長性・将来性で選ぶ場合
  • 平均勤続年数の長さで選ぶ場合
  • 平均年収の高さで選ぶ場合
  • 未経験者の受け入れられやすさで選ぶ場合
  • ワークライフバランスの実現しやすさで選ぶ場合

成長性・将来性で選ぶ場合

成長性・将来性の軸で選ぶ場合は以下の職種がおすすめです。

ITエンジニア職

IT業界自体が拡大しているため、エンジニア職はおすすめです。

経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によると、2021年の情報サービス業の売上高は14兆1,566億円(前年比2.4%増)でした。

新型コロナウイルスの流行を背景とし、リモート化やペーパレス化などのDXが推進されています。この動きは今後加速していくというのが大方の予想です。

DXに限らず、経営上の施策には必ずと言っていいほど、ITの知見が求められるようになってきています。今後ITエンジニアの需要はさらに増していくでしょう。

Webマーケ職

インターネット業界の盛り上がりを背景にWeb集客のノウハウが同時に求められているため、 Webマーケ職はおすすめです。

Webマーケ職と一口に言っても、SNSマーケからSEOまで幅広いですが、総じて高い需要があります。

オンラインを主軸と考え、オフラインを活用するという考え方(OMO)が今後ますます増長する中で、デジタルを使った集客の需要は伸びていくでしょう。

業界動向サーチ」によると、インターネット業界は12年連続で増収を記録しており、2021年における業界成長率は9.7%と業界12位でした。

したがって、業界の成長とともにWebマーケ職の需要も増していくと予想されます。

介護福祉職

成長性・将来性の軸で職種を選択する場合、介護福祉職がおすすめです。

なぜなら、2025年には団塊の世代が75歳になり、後期高齢者が2,180万に達する試算であるためです(参考:公益社団法人 日本看護協会)。

将来的な人手不足も予想されるため、今のうちにスキルを身につけておけば長くにわたって活躍できるでしょう。

コンサルタント職

コンサルタント職に成長性・将来性が見込める理由は、独立開業がしやすいからです。

一度企業で働くと専門的な知識が身につくため、独立開業を前提としたキャリアプランが立てられます。

昨今では青色申告による非課税枠の確保、クラウドソーシングサイトの拡充など、個人でも収入が得やすい状況が揃い始めています。

また、終身雇用制度の崩壊が叫ばれる時代だからこそ、個人で稼ぐ力がより一層求められるようになるでしょう。

個人で稼ぐ力をつけるという観点から、コンサルタント職はおすすめです。

平均勤続年数の長さで選ぶ場合

平均勤続年数の長さで選ぶ場合は以下の職種がおすすめです。

男性は職人系職種

2021年に総務省統計局が発表した「日本の統計 2021」によると、平均勤続年数が長い上位10職種のうち、8職種が職人系です。

具体的には金属プレス工、電気工、機械修理工などの職種です。

職人系職種は専門的かつ働き方が特殊であるため、そもそも転職がしづらい側面があり、平均勤続年数が長い傾向にあります。

一方で職務が専門的であるため、自身のスキルアップを如実に感じやすい点も平均勤続年数の長さに影響していると考えられます。

女性は百貨店店員

2021年に総務省統計局が発表した「日本の統計 2021」によると、百貨店店員の平均勤続年数は12.3年と、女性の職種の中で1位の長さでした。

百貨店店員は、所属する百貨店および売り場の専門家としてキャリアアップしていくので、他の百貨店にスキルを転用するのが難しい側面があります。

したがって、平均勤続年数も長くなりやすいです。

一方で、裁量権をもって売り場を改善できるやりがいの面からも、平均勤続年数が長くなっていると考えられます。

平均年収の高さで選ぶ場合

平均年収の高さで選ぶ場合は以下の職種がおすすめです。

システムアナリスト職

平均年収:1,609万円(職種別1位)

出典:マイナビ社「2021年版職種別モデル年収ランキング

データを活用し、新たな経営施策を打ち出すシステムアナリスト職の重要性は日々増しています。企業内でデータを蓄積しているものの、活用できていない企業が多いからです。

統計情報やシステムへの知見があり、かつ年収の軸で転職先を検討する場合はシステムアナリスト職がおすすめです。

経営戦略コンサルタント職

平均年収:1,444万円(職種別2位)

出典:マイナビ社「2021年版職種別モデル年収ランキング

経営コンサルタントは高年収で有名ですが、その働き方は非常に多忙です。

しかし、一度経験しているだけでも今後のキャリアで有利に働きやすい職種でもあります。転職時は即戦力として扱ってもらえるため、さらなるキャリアアップが狙えます。

したがって、経営企画部などで経営戦略を業務として扱っていた実績があり、年収の軸で転職先を検討する場合は、経営戦略コンサルタントがおすすめです。

未経験者の受け入れられやすさで選ぶ場合

未経験者の受け入れられやすさで選ぶ場合は以下の職種がおすすめです。

営業職

営業職は企業によって扱っている商材が異なるため、中途採用の営業経験者であっても一から学ぶ必要があります。

つまりたとえ未経験者でも、経験者に対して大きな遅れをとりません。

したがって、最低限のビジネスマナーやコミュニケーション能力がある前提ですが、未経験者でも採用されやすい職種です。

ITエンジニア職

ITエンジニア職は、業界自体の人手不足が顕著です。

パーソルキャリアの「転職求人倍率レポート(2021年4月)」によると、2020年2月段階でのITエンジニア職の有効求人倍率は5.72と、業種平均の1.88を大きく上回っています。

人手不足が顕著であるため、プログラミング経験やロジカルシンキングなど、業務上最低限必要なスキルがあれば採用されやすい職種です。

ワークライフバランスの実現しやすさで選ぶ場合

ワークライフバランスで選ぶ場合は、以下の職種がおすすめです。

秘書・受付

秘書・受付などの事務の仕事は、ワークライフバランスを充実させやすいと言えます。

dodaが発表した「90職種別の残業時間ランキング」によると、秘書・受付の月間の平均残業時間は10.5時間と、全業界の中で最も少ないです。

その理由としては、秘書・受付の事務作業にはルーチンワークが多いため、1日の仕事量をあらかじめ把握しやすく、イレギュラーな業務が発生しづらいからだと考えられます。

そのため、プライベートを充実させたい方、子育て世代の方にはおすすめの職種です。

ただし、会社によっては忙しい場合もあります。ミスマッチが起こらないように、会社選びは慎重に行いましょう。

医療事務アシスタント

医療事務アシスタントも、ワークライフバランスを充実させやすいと言えます。

dodaが発表した「90職種別の残業時間ランキング」によると、医療事務アシスタントの月間の平均残業時間は前述の秘書/受付と同じ10.5時間であり、全業界で最も少ないです。

医療事務アシスタントも事務作業が業務の大半を占め、イレギュラーな業務が発生しづらいと考えられます。

そのため、ワークライフバランスを実現させたい方には、医療事務アシスタントもおすすめです。

転職がおすすめできない業界や職種

以下の業界や業種は転職先におすすめできません。

  • AIにとって代わられる職種
  • 自分が保有していない資格が優遇される職種・業界

AIにとって代わられる職種

AIにとって代わられる職種は、転職先におすすめできません。将来的にAIが発達した結果、自分の仕事がなくなってしまう恐れがあるからです。

具体的には、単純な作業ほどAIでも代替可能と言われています。

全ての仕事が奪われるわけではないため、転職先の仕事がAIにとって代わられる内容かを見極める必要があります。

自分が保有していない資格が優遇される職種・業界

自分が保有していない資格が優遇される職種・業界に転職しても、活躍できない恐れがあります。

例えば不動産関連企業に転職する際、「宅地建物取引士」は必須でない場合もあります。

しかし「宅地建物取引士」を持っていない状態では、業務の幅は限られるでしょう。

自分が保有していない資格が優遇される職種や業界に転職したいのであれば、資格取得を優先するべきです。

【目的別】転職におすすめの転職エージェント

目的別に転職におすすめの転職エージェントをご紹介します。

IT業界やエンジニア職におすすめの転職エージェント

IT業界やエンジニア職を目指すには、以下の転職エージェントがおすすめです。

サービス名レバテックキャリアマイナビITエージェント
公開求人数約13,000件(2022/03/07現在)約35,000件(2022/03/07現在)
求人傾向エンジニアに特化した全世代向けエージェントIT領域に特化した全世代向け転職エージェント
おすすめ理由
  • エンジニア特化ゆえに技術に高い理解がある
  • 現役エンジニアによる転職サポートを受けられる
  • 全年代に対して公開求人および非公開求人数が豊富
  • 過去の多数の実績に裏付けられたサポート力に強み

レバテックキャリア

出典:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、エンジニア転職に特化した業界最大手の転職エージェントです。

エンジニア特化して15年以上の歴史があり、IT業界および技術に詳しいエージェントが多く在籍しています。

それによって、求職者の技術のレベルや需要を適切に判断し、希望する業界・職種への転職を支援できます。

また、首都圏、関西、福岡での転職支援実績が豊富であり、該当領域では高い可能性で年収アップが見込めると評判です。

レバテックキャリア公式HPによれば、レバテックキャリアを使用した方の平均年収アップ率は60%、平均年収アップ金額は50万円という実績があります。

加えて、非公開求人を多数抱えている点も魅力的です。非公開求人は限られた転職希望者のみしか応募できないため、内定の可能性が高くなる傾向があります。

したがって、早期に転職を完了させたい、年収をアップさせたいと考える方におすすめの転職エージェントと言えます。

レバテックキャリアはこちら

マイナビITエージェント

出典:マイナビITAGENT

マイナビITエージェントは、転職業界大手マイナビグループが運営する転職エージェントです。

全年代に対して豊富な公開求人数および非公開求人を抱えているため、転職先の選択肢が広がります。

また、実績数が豊富であるため、過去の支援実績に裏付けされた適切な転職サポートを受けられる点が非常に魅力的です。

レバテックキャリアは業界経験者向けの求人が多いのに対して、マイナビITエージェントでは第二新卒歓迎案件など、業界・職種未経験の方向け求人を多数扱っている点に特徴があります。

したがって、未経験だがIT領域に転職したい、手厚いサポートを受けたいと考える求職者におすすめの転職エージェントです。

マイナビITAGENTはこちら

幅広い業界・職種におすすめの転職エージェント

幅広い業界・業種を検討したい方には、以下の転職エージェントがおすすめです。

サービス名リクルートエージェントdoda
公開求人数約172,000件(2022/03/07現在)約128,000件(2022/03/07現在)
求人傾向全業界・全職種・全年代全業界・全職種・全年代
おすすめ理由
  • 求人数が業界随一
  • あらゆるジャンルの専門コンサルタントの話を聞ける
  • 求人数が業界随一
  • まずリクナビNEXTで求人を探し、いい求人がなければdodaの利用がおすすめ

リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントであるため、業界・業種問わず非常に多くの求人の中から転職先を選べます。

また、さまざまな業界の専門コンサルタントが在籍している点も特徴です。

異業界・異業種への転職の際には専門コンサルタントに意見を求めることで、内定の可能性を判断できるでしょう。

業界随一の実績のもと、安心して転職活動を進めていきたいと考える方におすすめの転職エージェントです。

リクルートエージェントはこちら

リクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。

doda

出典:doda

dodaは業界最大手の1つに数えられる転職エージェントです。公開求人だけでも8万件以上を抱えているため、転職先の選択肢が大いに広がります。

また転職のサポート体制にも定評があり、面接対策や書類作成なども手伝ってくれます。そのため、転職活動が初めてでも安心して利用できるでしょう。

なお、売上規模ではリクルートエージェントに次ぐ業界2位です。

リクルートエージェントが抱えていない求人をdodaが抱えている場合もあるので、登録しておいて損はない転職エージェントです。

dodaはこちら

dodaについて詳しく知りたい方は「dodaエージェントの悪い評判の真相は?利用者の口コミを徹底分析」も読んでみてください。

未経験業界・職種におすすめの転職エージェント

未経験の業種・業界に挑戦したい方には、以下の転職エージェントがおすすめです。

サービス名マイナビジョブ20sハタラクティブ
公開求人数約3,000件(2021/06/08現在)非公開
求人傾向第二新卒向け求人が多め未経験業界・職種歓迎求人多数
おすすめ理由
  • 第二新卒の未経験業界・職種への転職を支援している
  • 豊富な求人数
  • 経験やスキルに自信がない方に特化している
  • 無資格・未経験歓迎の求人を多数保持

マイナビジョブ20s

出典:マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20sは、業界最大手のマイナビグループが第二新卒者に向けて運営している転職エージェントです。

20代向けの業界・業種未経験者向けの求人を多数保有しています。

業界最大手ということもあり、過去の実績に裏付けられた丁寧な転職アドバイスを受けることができます。

加えて、履歴書や職務経歴書の書き方など、転職に役立つコンテンツも豊富です。

マイナビジョブ20sは、20代で初めての転職を検討している方におすすめです。

マイナビジョブ20’sはこちら

ハタラクティブ

出典:ハタラクティブ

ハタラクティブは、スキルや経験に自信がない方をサポートしてくれる転職エージェントです。業界・職種未経験、無資格歓迎の求人を多数保有しています。

マイナビジョブ20sが第二新卒向けの全般的な求人を扱っているのに対して、ハタラクティブは離職期間が長く空いていても応募できる求人や、学歴や資格に自信がない方向けの求人を中心に扱っている点に特徴があります。

したがって、転職に対して何かしらの負い目を感じる方におすすめの転職エージェントです。

ハタラクティブはこちら

自分に合う転職先を見つけよう

今回は転職先を検討する際のポイントから、今後働き方が変わる中でおすすめの業界・業種、人気の職種まで網羅的にご紹介しました。

転職する業界・業種を選ぶ際は、まずは自分が転職する目的を明らかにし、何を重視したいのかを決める必要があります。

重視したいものが決まれば、自分に合った業界・業種も見えてきます。

理想の転職を成功させて、豊かなキャリアを築きましょう。

この記事の監修者

木川 雄策

木川 雄策

株式会社ピーアール・デイリー 人材紹介事業部 次長
1998年入社、求人広告・人材紹介事業と募集・採用に携わり入社24年目。
累計10,000人以上の採用・転職に貢献。
メンタルヘルス検定合格 認証番号090720001611