転職活動で内定をもらったら?内定後の流れや辞退・保留したいときの注意点を解説

公開日:2022年2月13日 更新日:2022年2月13日

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転職活動を経て内定をもらったあと、どのような手順で進めていけば良いのかわからず困っている人も多いのではないでしょうか。

内定後はただ返事をするだけでなく、契約書類の確認や退職準備などを進める必要があります。

本記事では、転職で内定が出たあとの流れや辞退する際のポイントなどについて解説します。

転職で内定が出たあとの流れ

転職で内定が出たあとの流れは以下の通りです。

  • 労働条件の確認と内定通知への返事
  • 入社日を決定する
  • 雇用契約を結ぶ
  • 今の職場の退職準備をする

①労働条件の確認と内定通知への返事

まずは労働条件の確認と内定通知への返事をしましょう。

「内定通知書」「採用通知書」「雇用契約書」などに詳しい労働条件が記載されています。

内定通知は期日が明記されていなくても、1週間以内には電話かメールで返事をしましょう。

内定を承諾する際は、契約書へのサインなどが必要な場合もあります。

疑問点がある場合は、内定通知へ返事をする前に採用担当者に必ず確認しましょう。

②入社日の決定

内定を承諾したら、正式に入社する日を決定します。

面接時に「いつから働けるか」という話をした場合は、面接で伝えた日に合わせておいた方が企業への心証が良いでしょう。

今の職場の退職日がすぐに決まらなそうな場合は、入社日の決定を保留にできないか相談しておきます。

なお退職日と入社日の間が空く(どの企業にも属していない期間ができる)と、自分で国民健康保険や年金に入る手続きをしなければいけないこともあります。

そのため、退職日と入社日の間を空けないようにスケジュールを調整しましょう。

③雇用契約の締結

雇用契約書にサインをして、正式に雇用契約を結びます。

企業によって雇用契約を結ぶタイミングは異なるので、面接時に必ず確認しておきましょう。

なお、入社承諾後や契約サイン後に辞退するのは原則不可能です。

そのため雇用契約を結ぶ際は、入社意思をしっかり固めた上で進めなければいけません。

④今の職場の退職準備

働きながら転職活動をしていた人は、退職準備を進めましょう。

退職の意向は直属の上司に伝えるのが基本です。退職するにあたり、転職先の企業名を伝える必要はありません。

また最終出社日に返却物を全て渡せるよう、事前にまとめておくことが大切です。

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転職で内定が出たときに確認すること

転職で内定が出たら、以下の事項を確認しましょう。

  • 勤務地
  • 給与
  • 残業時間
  • 休日

特に内定の承諾を迷っている場合、これらは重要な判断材料となり得ます。

勤務地

まず勤務地について改めて確認しておきましょう。

複数の勤務地候補があり、かつ選考段階では決定されていない場合、引越しも視野に入るため早めに答えをもらう必要があります。

なお、転勤の可能性があるポジションなら「転勤の可能性あり」と記載されています。

転勤の頻度や期間の目安はどれくらいか、入社後すぐに転勤の可能性があるのかどうかということも、あわせて採用担当者に聞いておきましょう。

給与

月給や年収に関して、詳細を確認しておきましょう。

賞与に関してその有無を記載することは義務付けられていますが、詳細までは書かれないケースもあります。

そのため月給や年収、賞与など給与の詳細に関しては、気になることは必ず人事に確認しておく必要があります。

残業時間

特に労働時間を重視して職場を選びたい人は、想定される残業時間を確認しましょう。

求人情報には具体的な残業時間が記載されていないケースもあるからです。

たとえ想定残業時間が記載されていても、実際にどの程度残業があるのか、時期や部署によって違いはあるのかなど、目安を確認しておくことが重要です。

また企業によっては、一定時間の残業代が給与の中に「みなし残業代」として含まれている場合があります。

そのため想定残業時間と想定残業代は、セットで把握しておきましょう。

休日

休日に関して事前に把握しておきましょう。

週に2日しっかり休みが取れる場合は「完全週休2日制」と記載されています。

しかし企業によっては土日以外が休みであったり、休日出勤で週休1日の週が発生したりする場合もあります。

週に何度休みがあるかや、休日出勤の有無なども確認しておくべきです。

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転職で内定を辞退・保留する際の注意点

もし内定を辞退・保留するなら、次のような注意点があります。

  • 返事を遅くしない
  • メールではなく電話で伝える

返事を遅くしない

内定辞退・保留するつもりであっても、返事は遅れることのないようにしましょう。

内定を出した企業にも都合があるため、入社辞退の連絡が遅れてしまうと迷惑をかけてしまいます。

何日まで待ってもらえるかを事前に確認するのはもちろん、意思が固まったらなるべく早めに連絡するのがマナーです。

メールではなく電話で伝える

誠意を伝えるためにも、内定辞退・保留の連絡は電話が最適です。

メールでも意思は伝えられるものの、誠意は十分に伝えられない可能性があります。

企業も採用に対してたくさんの費用や時間を費やしているので、たとえ辞退する場合でも失礼がないようにしましょう。

なお電話で内定辞退の意思を伝える場合、採用担当者によっては辞退理由を聞いてくる場合があります。

辞退理由を伝えることは義務ではありませんが、相手に不快感を与えないような理由を用意しておくのが良いでしょう。

内定後の手続きをスムーズに進めたい方は転職エージェントがおすすめ

内定後の手続きに不安があれば、転職エージェントの利用もおすすめです。

転職エージェントを利用すれば内定後の手続きに関する相談ができ、かつ内定を辞退したいときも連絡がスムーズに進められます。

おすすめの転職エージェントは下記の2社です。

  • リクルートエージェント|内定後のサポートも万全
  • パソナキャリア|キャリアアドバイザーの質が高い

リクルートエージェント|内定後のサポートも万全

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リクルートエージェントについて詳しく知りたい方は「リクルートエージェントの評判は悪い?口コミや使うべき人まで詳しく解説」も読んでみてください。

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転職の内定に関するQ&A

転職の内定に関するQ&Aをまとめました。

  • 内定承諾書が来ていないけど大丈夫?
  • お礼のメールはした方が良い?
  • 内定承諾を迷うときや保留したいとき、企業は何日くらい待ってくれる?
  • 入社手続きに必要な書類は?

内定承諾書が来ていないけど大丈夫?

企業によっては、内定承諾書を郵送しないケースもあるので大丈夫です。

ただし内定承諾書がない場合は、企業へ労働条件について詳しく確認しておきましょう。

もし不安であれば、入社承諾をする前に条件面だけでもメールや書類などで提示してもらえないか企業に依頼しておくのがポイントです。

お礼のメールはした方が良い?

必須ではありませんが、お礼のメールはした方が印象は良いです。

きちんとお礼を伝えれば、入社前から「丁寧」「誠実」というイメージを抱いてもらえて、後々働きやすくなります。

何か質問があれば、お礼のメールと一緒に送っても良いでしょう。

内定承諾を迷うときや保留したいとき、企業は何日くらい待ってくれる?

内定を保留できる期間は企業側の都合によります。いつごろまでに返事をすれば良いか事前に確認しておくのが大切です。

ただし返事を引き延ばすこと自体が心証の良いものではありません。

「転職に関して慎重に行っている」「家族と相談して返事したい」など真剣さの伝わる言い方を考えましょう。

入社手続きに必要な書類は?

入社手続きに関して必要な書類は主に次のとおりです。

  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票
  • 労働契約書
  • 給与振込先の届出
    など

企業によっては健康診断書や従業員調書など別途書類を求められる場合もあります。

いずれにせよ採用担当者に何が必要かは確認しておきましょう。

転職で内定をもらったときは慎重に手続きを進めよう

転職活動をスムーズに進めるためには、内定後の流れまで把握しておく必要があります。

もし内定を保留したいときは必ず連絡をして、内定先の企業に迷惑がかからないようにすることが大切です。

内定を承諾する場合は、まずは感謝の気持ちを伝え、ミスのないよう慎重に手続きを進めましょう。

内定後もスムーズに手続きを進め、企業へと良い心証を与えれば、入社後も働きやすくなるでしょう。