就活はいつまで続ける?いつ終わる?就活時期を長引かせないための対策も紹介

多くの人が行う就活ですが、いつまで続けるのか、いつ終わるのかわからないという人もいるのではないでしょうか。「まだ決まっていないのはやばい?」という不安を抱えている人もいるはずです。

本記事では、就活はいつまで続けるのか、終了時期の目安や就活スケジュールについて詳しく解説します。企業ごとの就活時期や長期化させないための対処法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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就活はいつまで続ける?いつ終わる?

就活をいつまで続けるかは、人によって異なります。しかし目安を知っておくことで、計画を立てやすくなるでしょう。

ひとつの目安は卒業年度の7月

政府が指針を定めている就活の日程は、下記のようになっています。

広報活動開始:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降

採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降

引用:内閣官房

採用選考活動の開始が6月1日以降であるため、各企業の選考は6月中に集中します。選考を受けてから1ヶ月程度で結果が出ると仮定すると、内々定を受けるのは7月頃になります。そのため、卒業年度の7月が就活の終了時期の目安と言えるでしょう。

7月以降も就活を続けることは可能

7月以降は、募集を終了し始める企業が増えてきます。

しかし一方で、夏以降でも「秋採用」や「後期採用」などの名目で採用活動を続ける企業もあります。大手企業や採用枠が多い企業の場合、夏までに採用者数が定員に至らず、追加で募集を行う可能性があります。

そのため、7月までに就活が終わっていないからといって焦る必要はありません。

就活がいつまで続くかを決める要因

7月頃までに就活が終わる人が多い一方で、7月以降も就活が続く人もいるでしょう。就活がいつまで続くかは、主に下記の2つの要因で決まります。

  • 就活を開始した時期
  • 志望企業

就活を開始した時期

就活がいつまで続くかは、就活を開始した時期にも依存します。

採用選考活動は6月1日から開始しますが、すぐに応募へと進まなければ、当然内定が出る時期は後ろ倒しとなります。また、3月1日から始まる広報活動(説明会など)に積極的に参加していなければ、企業選びに時間がかかり、就活が長引く可能性があります。

なお、就活のスタートは必ずしも3月1日以降というわけではありません。大学1〜3年生の時点でインターンシップに参加するなどの準備をしている人は、より早く内定が出る可能性もあるでしょう。

志望企業の採用スケジュール

経団連に加盟している企業は、就活ルールを守り選考を行うため、基本的には6月1日以降に選考が始まります。しかし、経団連に加盟していない企業は、優秀な人材を早期に確保するために、就活ルールで定められた時期よりも早く選考を始める可能性があります。

また、6月1日以降にすぐに選考を実施しない企業も少なからず存在しており、採用スケジュールは企業によってさまざまです。志望企業の採用活動のスケジュール次第で、就活がいつまで続くかは変わってきます。

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【企業種類別】就活時期や採用スケジュールの目安

ここでは下記の企業種類別に、それぞれの就活時期を解説します。

企業種類

就活時期の目安

大企業

広報活動:大学3年生の3月1日〜

選考活動:大学4年生の6月1日〜

中小企業

広報活動:大学3年生の3月1日〜

選考活動:大学4年生の6月1日〜

※経団連に加盟していない企業の場合、上記よりも早まる可能性あり

ベンチャー企業

企業による

(大学3年生のうちから始まる場合もある)

外資系企業

企業による

(大学3年生のうちから始まる場合もある)

大企業の場合

大企業の多くは経団連に加盟しているため、就活ルールに則った以下のスケジュールで採用が進みます。

  • 広報活動:大学3年生の3月1日〜
  • 選考活動:大学4年生の6月1日〜

経団連の取り決めには法的拘束力がないものの、ルールに従わない企業はブランドイメージを下げる恐れもあるため、大半は上記のスケジュール通りに進みます。

中小企業の場合

中小企業の場合、経団連に加盟している企業としていない企業があります。経団連に加盟している中小企業は、大企業と同様に経団連が定めた就活ルールで採用活動を行うのが一般的です。

経団連に加盟していない中小企業の場合、大手企業に採用で遅れを取らないために、早めに採用活動をスタートする可能性があります。大学3年生の冬ごろから採用に向けて動き出す企業もあるため、中小企業を視野に入れる学生は早いうちから計画を立てておくのが望ましいです。

ベンチャー企業の場合

ベンチャー企業は経団連に加盟していないことから、独自のスケジュールで採用活動を行います。優秀な人材を確保するために、早期に選考を行うことも多いでしょう。

大学3年生のうちに選考が始まる企業もあるため、志望する企業がある場合は採用スケジュールを早い段階でチェックしておきましょう。

外資系企業の場合

外資系企業も多くが経団連に加盟していないため、採用活動は独自のスケジュールで行われます。ベンチャー企業と同じく、大学3年生のうちに選考が始まる企業もあります。

ただし、ここ数年の流れとして、経団連に加盟する外資系企業も徐々に増え出しました。今後は、国内の大手企業と同じようなスケジュールで採用を進める外資系企業が増える可能性もあります。

いずれにせよ、志望する外資系企業がある場合は早い段階で採用スケジュールをチェックしておきましょう。

就活はいつまでに決まらないと「やばい」と感じる人が多い? 

感じ方は人それぞれですが、大学4年生の8〜9月までに決まらないと「やばい」と感じる人が多いようです。

理由として考えられるのは、大学4年生の7月に入ると就活を終える人が増え始めるからです。夏以降は募集が徐々に減り、かつ就活を終える友達も増えるため、焦りを感じやすくなります。

もちろん早く終われば良いというわけではありませんが、焦って空回りしないよう、余裕を持ったスケジュールで就活を進めることが大切です。

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就活がいつまでも続いてしまう人の特徴

就活は早く終わるほど良いというわけではありませんが、いつまでも決まらないと悩みや焦りを感じてしまいます。ここでは、就活がいつまでも続いてしまう人の特徴について解説します。

  • 応募数が少ない
  • 選考対策できていない
  • 条件のこだわりが強い

応募数が少ない

応募数が少ない人は、就活がいつまでも続いてしまう恐れがあります。応募数が少ないと、内定をもらえる可能性もその分少なくなるからです。不採用となってしまった際、別企業への応募からやり直すことにもなってしまうでしょう。

また応募数が少ない人は、面接の経験を多く積めないというデメリットもあります。面接は何よりも経験が大切なので、応募数が少ないと苦労してしまう可能性があります。

選考対策できていない

エントリーシートや面接など、志望企業に合った選考対策ができていないと内定はなかなか得られません。

対策が不十分だと、企業側から志望度が低いのではと判断されてしまうこともあるでしょう。自分の実力を十分に発揮するためにも、選考対策は欠かせません。

条件のこだわりが強い

条件へのこだわりが強い人は、就活が長期化しがちです。なぜなら、条件にこだわり過ぎることで、なかなか応募へと進めないからです。

全ての条件がかみ合った企業を探すのは難しく、そもそも全ての条件を満たす企業が存在してない可能性もあります。

就活がいつまでも続いてしまう場合の対処法

就活がいつまでも続いて終わらない人は、下記3つの対処法を試してみると良いでしょう。

  • 志望企業の幅を広げる
  • 秋採用の企業に複数応募する
  • 新卒エージェントを利用する

志望企業の幅を広げる

譲れない条件は人それぞれあるとは思いますが、応募しないことには内定はもらえません。絶対に譲れない条件は据え置いて、他の条件を緩めて志望する企業の幅を広げてみましょう。

ある程度幅を広げてリサーチすると、自分に合った企業と出会えるかもしれません。

秋採用の企業に複数応募する

夏までに就活が終わらなくても、秋採用の企業に応募することができます。

主に夏までの採用で定員が埋まらなかった企業や、辞退者が出た企業が秋採用を実施します。大手企業や優良企業でも秋採用を実施する可能性はあるので、諦めずに応募してみましょう。

新卒エージェントを利用する

就活がいつまでも続いてしまう場合、エントリーシートの作成や面接対策が上手くいっていない可能性があります。そこで、新卒エージェントのサポートに頼ってみましょう。

新卒エージェントは、エントリーシートの添削や面接練習などを無料で実施してくれます。また、自分に合った企業の紹介も受けられるので、就活を早く終わらせるための手助けとなります。

就活をいつまで続けるかは人によって違う

就活がいつまで続くかは、就活を開始した時期や志望企業の採用スケジュールなどによって変わってきます。一つの目安は卒業年度の7月ですが、早ければ早いほど良いというわけではありません。

P-CHAN就活エージェントでは、今後の進路について就活に詳しいスタッフが親身になって相談に乗っているので、ぜひ気軽に利用を検討してみましょう。

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