社会貢献は就活の軸にできる?高評価を得るためのポイントや面接で使える例文を解説
目次
これから就職活動を進めるにあたって、「社会貢献を就活の軸にしたいけど、どう伝えれば良いかわからない」「社会貢献を就活の軸にしても大丈夫かな?」と悩んでいませんか?
近年はCSR活動に力を入れる企業が増えている背景もあり、「社会貢献に力を入れる企業に就職したい」と考える学生が増えています。
しかし、そもそも社会貢献という言葉は抽象的で範囲が広く、どんな活動を指すのか人によって解釈や捉え方が分かれるところです。そのため、社会貢献を就活の軸にすること自体には問題がないものの、伝え方を誤ると面接官に誤解されて評価が下がる可能性があります。
この記事では、社会貢献を就活の軸にするのが難しい理由や社会貢献を就活の軸とするときのポイント、社会貢献に関する就活の軸一覧、面接で聞かれた場合の回答例などを紹介していきます。社会貢献を就活の軸に就職活動を進める予定の人は、ぜひ参考にしてみてください。
なおP-CHAN就活エージェントでは、就活生の希望に合わせた就職相談に応じているほか、エントリーシートや面接対策も行ってくれます。就活の軸についてどのように答えようか迷っている方には、便利なサービスと言えるでしょう。
さらに適性に合った非公開求人も紹介してくれるので、他の就活エージェントにない企業に出会える可能性もあるので、ぜひ一度登録を検討してみましょう。
社会貢献は就活の軸にできる!ただし伝え方に工夫が必要
就職活動を進めるにあたり、社会貢献を就活の軸にすることは、何の問題もありません。
自分の中に社会貢献に関わりたい気持ちがあり、仕事を通じて社会課題を解決していきたいと固く決意しているのなら、堂々と就活の軸に設定しましょう。
ただし、「社会貢献をしたい」はどの企業にも使える就活の軸です。伝え方を工夫しなければ、「自社に対して浅い理解しかできていない」と解釈され、評価を下げられる可能性があります。
社会貢献を就活の軸にするのは難しいですが、伝え方を工夫して説得力を持たせられれば、面接で高評価を得られるでしょう。
社会貢献を就活の軸にするのが難しい理由
社会貢献を就活の軸にするのが難しい理由として、以下の2つが挙げられます。
- 社会貢献という表現は抽象的で範囲が広い
- そもそも全ての企業・組織が何らかの形で社会貢献している
それぞれ順番に解説していきます。
社会貢献という表現は抽象的で範囲が広い
社会貢献を就活の軸にするのが難しい最大の理由は、その表現のあいまいさにあります。
社会貢献という言葉は抽象的で範囲が広すぎるため、どんな活動を指すのか伝わりにくい点が、社会貢献を就活の軸にするのを難しくしていると言えます。
そもそも、社会貢献には統一された定義が存在しません。一般的には、自らの意志で社会に対して何らかの活動を行い、それを通して社会の発展につなげることを指します。しかし、それだけで社会貢献が具体的に何を指すのかイメージできる人は少ないでしょう。
社会貢献には、個人が日常生活の中で行うものから、企業や団体が実施する大がかりなものまでさまざまな種類が存在します。企業が行う社会貢献の事例としては、発展途上国への支援や森林回復運動、慈善団体への寄付などが考えられます。
そのため、社会貢献を就活の軸にする場合、表現を工夫する必要があります。
そもそも全ての企業・組織が何らかの形で社会貢献している
社会貢献を就活の軸にするのが難しい理由に、そもそも全ての企業・組織が何らかの形で社会貢献に関わっていることが挙げられます。
社会貢献の活動範囲は幅広く、ボランティアなどが行う無償奉仕に限られません。そのため、広い意味で言えば、企業や組織が行う事業活動もまた、社会貢献の範囲に含まれます。
以下が、企業や組織が事業を通じて社会貢献に関わっている具体例です。
事業者の種類 | 事業を通して行われる社会貢献活動 |
食品メーカー | 美味しく健康的で安心して食べられる食品の提供 |
自動車メーカー | 便利で安全性の高い自動車や交通手段の提供 |
ゲームメーカー | 日常生活を楽しくする娯楽の提供 |
部品メーカー | 製品の機能を高め、故障率を下げる部品の提供 |
製薬メーカー | 病状を改善しまたは進行を遅らせる薬の提供 |
小売業者 | 人々がいつも便利に買い物をできる店舗の提供 |
金融機関 | 企業活動や地域の活性化につながる融資を提供 |
人材サービス | 人と企業をつなげることでの雇用機会を提供 |
インフラ業者 | 暮らしの安心につながるインフラ(電気・ガス・不動産)を提供 |
IT業者 | IT技術を通じ、誰でも手軽に情報にアクセスできる空間を提供 |
新聞社 | 鮮度が高く、かつ正しく信頼性が高い情報の提供 |
介護事業者 | 1人で生活できない人のために介護サービスを提供 |
社会貢献を就活の軸にするときのポイント
社会貢献を就活の軸にするときのポイントは、以下の通りです。
- 自分なりの社会貢献の定義を明確にする
- 事業を通して社会貢献する方向性で考える
- ボランティアなど過去の他者貢献・社会貢献体験を盛り込む
社会貢献を就活の軸にするのが難しい理由を理解できたら、具体的に社会貢献をベースに就活の軸を考えていきましょう。上記の手順を踏めば、自分だけの就活の軸を話せるため、面接官の高評価につなげやすくなります。
それぞれ具体的に解説していきます。
自分なりの社会貢献の定義を明確にする
社会貢献を就活の軸にする上でまずやらなければならないことは、自分なりの社会貢献の定義を明確にすることです。
社会貢献という言葉は、非常に抽象的であいまいな表現です。そのため、「自分がやりたい社会貢献とは何なのか」を明確に定義しなければ、限られた時間内に面接官に自分の言いたいことを伝えられません。
そこでここからは、抽象的でイメージしにくい社会貢献を、以下の4つの視点に分解し、自分なりの定義を明確にしていきます。
- 「なぜ」社会貢献をしたいのか
- 社会貢献を通じて「誰に」感謝されたいのか
- 「何を」提供することで社会貢献したいか
- 社会貢献を通じて「どんな未来」を実現したいか
「なぜ」社会貢献をしたいのか
「将来仕事を通じて社会貢献がしたい」と考えるからには、そう感じるに至った理由や背景がこれまでに存在したはずです。
それは、過去に見知らぬ第三者に助けてもらったときの感動かもしれません。または、テレビでたまたま目撃した職業紹介が、自分の人生観に影響を与えた場合もあるでしょう。
これらのエピソードをしっかりと語れるほど、後に続く社会貢献の内容に説得力が増します。
オリジナルエピソードは他の学生と差別化できる部分です。そのため、「将来仕事を通じて社会貢献がしたい」と感じるに至った経緯をしっかりと語れるように準備しましょう。
社会貢献を通じて「誰に」感謝されたいのか
社会貢献がしたい理由が明確になったら、次に社会貢献を通じて「誰に」感謝されたいのかを考えます。
イメージが難しければ、「誰を」笑顔にしてあげたいのか?または「誰の」力になってあげたいのか?という視点で考えてみても良いでしょう。
「社会貢献」と聞くと、まるで社会全体に対して何かをしなければならないかのように感じるかもしれません。しかし、社会全ての人に受け入れられる活動の方が実際には少ないと言えます。
自身の活動を通じて感謝されたい相手は、大人数である必要はありません。むしろ、自分の近くにいる誰か、もしくはある特定の問題で悩む人々、または自分が得意な分野について助けを求めている人々で十分です。
例えば、勉強を教えるのが得意なら、勉強が嫌いでどうしてもやる気が出ない子どもたちが対象となります。家電に関する知識に自信があるのなら、家電商品選びに悩むお客様が対象になるでしょう。
ちなみに、感謝されたい相手が特定の地域に限定される場合、「社会貢献」よりも、「地域貢献」と表現されることが多いです。
「何を」提供することで社会貢献したいか
社会貢献を通じて「誰に」感謝されたいかが明確になったら、次に「何を」提供することで社会貢献したいかを考えます。
例えば、勉強が嫌い・家電商品の違いがわからないなど苦手意識を持つ人に、自分が得意とする分野の知識を提供して、その人の判断をサポートすることも、社会貢献の一つです。
また、知識を提供するといった意味合いでは、食品メーカーの営業や製薬メーカーのMRとして働くのも、選択肢の一つです。
取り扱う商品やサービスは異なるものの、どの仕事も専門知識を提供することで相手の判断をサポートしています。
自身が提供したい活動内容は、自分が得意とするもの、長所や強みになるものをベースに考えるとアイデアが浮かびやすいです。
社会貢献を通じて「どんな未来」を実現したいか
「感謝されたい相手」「自身が提供したい活動内容」が見えてきたら、次に「その活動を通じてどんな未来を実現したいか」を考えましょう。
例えば、勉強が嫌いな子どもに勉強を教えることは、「苦手意識にとらわれず、全ての人に学びのチャンスがある社会」の実現につながります。
また、家電や食品、薬など商品選びのサポートをすることは、「知識の有無にかかわらず、あらゆる人が自分にとって最適な商品を選択できる社会」の実現につながります。
もしくは、個々の商品やサービスの特徴に着目すれば、次のように言い換えることも可能です。
- 家電商品の普及を通じて便利で快適な暮らしを実現する
- 食品の提供を通じて美味しく楽しいと思える食事の場を実現する
- 薬の提供を通じて健康で安心して暮らせる社会を実現する
このように、人に知識を提供する活動は、あらゆる分野で社会貢献につながっています。
事業を通して社会貢献する方向性で考える
社会貢献を就活の軸にするときに大切なのは、企業の事業を通して社会貢献を実現する方向性で考えることです。
この考え方は、特に営利企業に対して効果を発揮します。営利企業が何よりも重視しているのは、事業を通じて利益を確保することだからです。そのため、営利企業にとっての社会貢献活動とは、本業である事業が好調だからこそ実現できる活動と位置づけられます。
営利企業が採用活動において最も期待する人材は、本業である事業において活躍してくれる人材です。そのため、社会貢献を就活の軸にするなら、「御社の○○という事業を通して△△に貢献することで、××な社会を実現していきたい」と伝えることが大切になります。
ボランティアなど過去の他者貢献・社会貢献体験を盛り込む
ボランティアなど過去の他者貢献・社会貢献体験を盛り込むのも、面接官の評価を高めるのに有効な方法です。
貢献活動は大がかりなものである必要はなく、ゴミ拾いなど一般市民が日常生活の中で参加できるもので十分です。もし、ボランティア活動が未経験の人は、今からでも遅くないので参加しておきましょう。
実際に社会貢献活動に参加し、活動で得た学びや気づきを就活の軸に盛り込めば、説得力が増して高評価につながります。また、「口先だけでなく行動が伴う人材である」ことをアピールできるのもメリットと言えます。
社会貢献以外の就活の軸について知りたい人は、「就活の軸の決め方は?具体的な方法や考慮すべき要素を紹介」も参考にしてみましょう。
社会貢献を就活の軸に据えるときの自分に合う企業の見極め方
社会貢献を就活の軸に据えるときの自分に合う企業の見極め方は、以下の4つです。
- 事業内容が自分のやりたい社会貢献と一致した企業を選ぶ
- インターンに参加して実際の業務を体験してみる
- 企業説明会で先輩社員に直接質問してみる
- 就活エージェントに相談してみる
せっかく自分なりの社会貢献の範囲を定義したとしても、その社会貢献を実現できる企業に出会えなければ、意味がありません。
結局のところ、その企業が本当に自分に合っているかどうかは、実際に経験してみなければわからない部分が多いです。そのため、まずは事業内容と自身のやりたい社会貢献内容を照らし合わせ、応募したい企業を絞り込みましょう。
その上でインターンや企業説明会に参加し、直接話を聞いてみるのが一番の近道です。年齢の近い先輩社員の姿を見ることで、自分のやりたい社会貢献ができそうかどうかを判断できます。
さらに、就活エージェントに相談してみるのも一つの方法です。就活エージェントは就活に悩む学生の立場と人材を求める企業の立場の両方を知っているため、自分に合った企業を紹介してもらえる可能性が高いです。
P-CHAN就活エージェントでは、一人ひとりの適性に合った非公開求人を紹介してくれるほか、就職相談も受け付けています。興味がある人はぜひ、一度登録を検討してみましょう。
社会貢献を就活の軸にした場合の伝え方一覧
ここからは、社会貢献を就活の軸にした伝え方を一覧表で紹介します。自分のやりたい社会貢献に近いものを参考に、自分なりの就活の軸を考えてみましょう。
事業分野 | 社会貢献を就活の軸にした伝え方一覧 |
環境保護 | 再生可能エネルギーを普及させることで環境に優しい社会を実現したい |
人々に環境の大切さを啓発することで持続可能な社会を実現したい | |
再生資源を活用した製品開発で持続可能な社会を実現したい | |
社会福祉 | 高齢者や介護が必要な人々の支援をすることで、皆が過ごしやすい社会を実現したい |
教育 | 教育を受けるのが難しい子どもの支援を通じて、誰でも教育を受けられる社会を実現したい |
医療 | 健康情報や予防情報の発信を通じて、健康的で安心して暮らせる社会を実現したい |
IT | 新しいIT技術の開発によって世の中に革新的な進化を起こしたい |
IT技術を浸透させることで、情報格差を解消していきたい | |
IT技術の活用によって、介護や子育ての負担が少ない社会を実現したい | |
国際協力 | 紛争地域の支援をすることで、劣悪な環境を強いられている人々の人権を守りたい |
食品 | 無添加食品の魅力を伝えることで、人々が安全で安心して食べられる食品を普及させたい |
社会貢献以外の就活の軸について興味がある人は、「就活の軸一覧|面接やES作成で役立つ軸を業界・業種別に紹介」も参考にしてみましょう。
面接に使える!社会貢献を就活の軸にした高評価につながる回答例文
就活の軸は、新卒採用面接でもよく聞かれる内容の一つです。そこでここからは、社会貢献を就活の軸にした高評価につながる回答例文を7つ紹介していきます。
- 世の中のニーズを企画に吸い上げることで社会貢献したい
- 教育環境を改善することで社会貢献したい
- 洗練された接客サービスによって社会貢献したい
- 新薬の普及を手助けすることで社会貢献したい
- 再生可能エネルギーを普及させることで社会貢献したい
- 物流サービスの提供によって地域貢献したい
- デジタル格差の解消によって地域貢献したい
就活の軸を伝える際には、まず結論から述べ、次にその根拠や理由を伝えてから、入社後にやりたいことへと話を続けることが大切です。結論から述べることで面接官の興味を惹きつけ、次の展開へと話を聞いてもらいやすくなります。
世の中のニーズを企画に吸い上げることで社会貢献したい
私の就活の軸は、世の中で人々が求めているニーズを企画に吸い上げることで、商品やサービスとして実現させることです。
私がそのように考える理由は、社会貢献とは、究極的に人々の願望を叶えることにあると思うからです。
人々が求める企画ができれば、社会貢献と同時に企業の業績も向上すると思います。さらに、御社で取り組んでいる事業は社会的意義が高く、今後もっと世の中に認知されていくべきだと感じています。
私は学生時代に学んだマーケティングの視点を活かし、効果的な企画を考えることで、御社の業績向上と社会貢献に尽力していきたいです。
教育環境を改善することで社会貢献したい
私の就活の軸は、教育環境を改善することで、全ての人に公平で質の高い教育機会を提供することです。なぜなら、人々が豊かでより良い人生を生きるためには、質の高い教育を受けることは不可欠だと感じるからです。
学生生活では、教育現場におけるボランティアや、教育支援事業に関するインターンに参加する機会がありました。この経験から、子どもたちの多様化が進んでいること、学習意欲が低い子どもが増えていること、教師が長時間労働で疲弊していることなどさまざまな課題があることに気づきました。
私は御社で教育環境の改善に取り組むことで、さまざまな課題を克服し、人々に質の高い教育機会を提供するチャンスを作りたいと考えています。
洗練された接客サービスによって社会貢献したい
私の就活の軸は、洗練された接客サービスで旅行の楽しさを世の中に伝えることです。
その理由は、私が過去に旅行をした経験から、優れた接客サービスを提供してくれたホテルの思い出がいつまでも記憶に残っているからです。
私は旅行が好きなため、連休をもらえるチャンスがあると、積極的に旅行に出かけます。もちろん旅行の一番の目的は観光やアクティビティがメインですが、宿泊するホテルや旅館のサービスも楽しみにしている要素の一つです。
お客様のことを第一におもてなしをする姿勢は、たとえ数日の宿泊でも人を幸せにします。私は過去に御社のホテルを利用し、その洗練された接客サービスにとても感動したのを覚えています。
私は御社でお客様を一番に考えた接客サービスを提供することで、人々に旅行の楽しさを伝えていきたいです。
新薬の普及を手助けすることで社会貢献したい
私の就活の軸は、新薬の普及を手助けすることで病気に苦しむ患者を減らすことです。
私がそのように考えるようになった背景には、姉ががんを発病し、闘病生活がいかに大変なものかを目の当たりにしてきたからです。
現在姉は、治療薬のおかげで病状が寛解し、普通に日常生活を送れるようになりました。このような経験から、私は医薬品の持つ可能性とその影響力に驚かされ、人生をかけてみたいとの想いが強くなりました。
御社は、製薬業界の中でも幅広い分野で新薬の開発に取り組んでおり、病気に苦しむ人々にとって希望の光となっています。私は業界トップのシェアを持つ御社でMRとして尽力し、少しでも病気に苦しむ患者の役に立てたらと思います。
再生可能エネルギーを普及させることで社会貢献したい
私の就活の軸は、再生可能エネルギーを普及させることで地球温暖化問題を解決することです。
その理由は、資源が少ない日本は他国にエネルギー資源を頼らざるを得ない状況にあり、電気代の高騰など今後の生活に不安を感じる場面があったからです。
現在、より環境負荷の低いエネルギー資源として、バイオマス燃料や太陽光発電が注目されています。しかし、手が届く価格で安定的に供給するには、まだまだ多くの課題を克服しなければなりません。
そんな環境の中、御社ではバイオマス燃料を活用したエネルギー供給に向け、投資や事業を積極的に推し進めています。
私は自分の得意な英語力を活かし、海外営業として働くことで、御社の業績に貢献するとともに地球温暖化問題を解決していきたいです。
物流サービスの提供によって地域貢献したい
私の就活の軸は、物流サービスの提供によって地方に欲しいものが買える環境を届けることです。
地方にある私の実家は、少子高齢化の影響もあり、交通の便が整備されていない状況が続いています。そのため、高齢者の人は、日常生活に必要な買い物で不便を強いられる状況です。
しかし、近年はインターネットの普及により、生活雑貨だけでなく、日常生活に必要な食品まで手軽に購入できるようになりました。IT技術の進化によるものが大きいですが、それ以上に宅配サービスが伸びていることが要因に挙げられます。
御社は、物流企業の中でもAIなど新しい技術の導入に積極的に取り組んでおり、業務効率を高めることで都市部から地方に至るまで幅広い物流サービスを提供しているのが特徴です。
私は御社のシステム開発に従事することで、地域における売上向上に貢献するとともに、地方の人々に欲しいものが買える環境を届けたいと思っています。
デジタル格差の解消によって地域貢献したい
私の就活の軸は、デジタル格差の解消によって地域社会に貢献することです。
私がそう考えるようになったきっかけは、大学で学んだコンピューターサイエンスの授業です。地方の小さな町で生まれ育った私は、そもそもデジタル技術という言葉を知らず、自身がデジタル弱者であることすら気づいていませんでした。
御社は通信業界大手として大きなシェアを握っているだけでなく、ネット環境の整っていない地域に対して積極的に通信インフラの整備を進めています。
私は、御社の営業として働くことでシェア拡大に貢献するとともに、地域におけるインフラ整備にも尽力していきたいです。
社会貢献以外の就活の軸に関する面接の答え方が知りたい人は、「面接で就活の軸を聞かれたときの答え方は?目的・業界・業種別で紹介」も参考にしてみましょう。
自分なりの社会貢献を就活の軸に応募企業から内定を手に入れよう
この記事では、就活の軸にするのが難しい理由や高評価につながる考え方、就活の軸一覧、面接で聞かれた場合の回答例などについて解説しました。
社会貢献を就活の軸にするにあたっては、言葉のあいまいさを回避し、自分なりの具体的な表現で語れれば高評価につなげられます。
「自分がやりたい社会貢献ができる企業がわからない」「自分がやりたい社会貢献を就活の軸にした答え方を教えて欲しい」と感じている人は、就活エージェントに相談するのも選択肢の一つです。
P-CHAN就活エージェントに登録すると、就活生の希望に合わせた就職相談に応じてくれます。また適性に合った非公開求人も紹介してくれるので、興味のある人は一度登録を検討してみましょう。