26卒で就活にやる気でないときはどうしたらいい?原因と対処法を紹介

26卒で就活のやる気がでないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。「周りはもう内定をもらっているのに、就活にやる気でない」「今からではもう内定はもらえないのではないか」と不安や焦りを感じながら、気持ちが沈んでしまっている人も多いはずです。
この記事では、26卒で就活のやる気がでない原因を整理しながら、少しでも前を向いて一歩を踏み出すための考え方や、無理なく就活を進める方法を紹介します。
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目次
26卒で就活のやる気がでない5つの原因
就活の必要性は感じているものの、やる気がでない場合は、まず原因を整理しましょう。ここでは5つの原因を解説します。原因を把握してから、次の行動を決めましょう。
- 就活の流れや進め方がわからず不安を感じている
- やりたい仕事や業界が見つからない
- 選考に落ち続けて自信を失ってしまった
- 周囲と比較して焦りや劣等感を感じている
- 将来や社会人生活への漠然とした不安がある
就活の流れや進め方がわからず不安を感じている
就活のやる気がでない原因のひとつは、就活の流れや進め方がわからないことです。全体のステップが見えていないと、何をすれば良いか迷い、モチベーションもわきにくくなります。
近年はオンライン説明会やWeb面接の普及により、場所に捉われず就活を進められる環境が整っています。一方で、ひとりで就活を進める時間が増え、さらにSNSでの情報交換が盛んになったことで、何を信じればいいのかわからなくなることもあるでしょう。
さらに25卒からは採用直結型インターンシップが解禁され、従来の就活スケジュールや流れと異なる点が増えたため、混乱する人もいます。そのため、どのようなスケジュールで動けばいいのかわからず、次に自分がすべきことがわからないまま立ち止まってしまう人もいるでしょう。
やりたい仕事や業界が見つからない
やりたい仕事や業界ががはっきりしないと、どう動けばいいのかわからずにやる気がでないことがあります。社会経験がない段階ではやりたい仕事が明確に見つからないことが多く、社会人になった後のイメージがはっきりしないまま就活をするのは難しいかもしれません。
近年は、SNSで若くして成功している起業家やインフルエンサーの発信が目立つようになり、「そもそも就職することが正解なのか」と迷う人も増えています。就活をすること自体に疑問を持っていると、やる気は起こりにくいでしょう。
選考に落ち続けて自信を失ってしまった
書類選考や面接で不採用が続くと、「自分は内定をもらえないかもしれない」と感じてやる気を失うことがあります。
その人の能力にかかわらず、多くの学生が就活では不採用を経験します。就活みらい研究所の就活白書2025によると、2025年卒の学生が書類選考にエントリーした数は平均12.39社です。そこから内々定・内定を獲得したのは平均2.74社と、多くの学生が不採用を経験しながら内定にたどり着いています。
内定をもらえる数に比べて不採用になる数の方が多いことが一般的ですが、理解はしていても実際に不採用の通知をもらうと自信を失ってしまい、やる気がでないこともあるでしょう。
周囲と比較して焦りや劣等感を感じている
友人や同級生が次々と内定を獲得していく様子を見ると、自分だけが取り残されているように感じ、焦りや劣等感を抱いてやる気を失う人も少なくありません。
近年就活は全体的に早期化しているため、早くから動き出す人が周りに増え、焦ることもあるでしょう。
経団連に加盟している企業は、大学4年生の6月から選考が開始します。一方、専門性を重視したプログラムである「専門活用型インターン」を取り入れている企業の場合、その評価を選考に反映できるため、参加時期である大学3年生の段階から実質的に就活が始まっていると言えます。
さらに、経団連に加盟していない企業では、そもそも6月以降に選考開始というルールがありません。
就活の早期化が進み、行動が早い人は大学3年生から実質的な内定を獲得していることもあります。友人の選考状況と比較すると焦ってしまったり、劣等感を感じてしまったりして、やる気がおきなくなることもあるでしょう。
将来や社会人生活への漠然とした不安がある
将来や社会人生活に漠然とした不安を抱えていると、就活のやる気がわきにくくなります。「社会人としてやっていけるのだろうか」「自分のキャリアが描けない」といった漠然とした不安を持っていると、行動する気力が湧かないことも少なくありません。
さらに最近ではSNSやニュースで「入社してすぐに辞めた」「ブラック企業でつらい」「退職代行を利用して退職した」という声を目にすることもあり、働くこと自体にネガティブなイメージを持つ人もいるでしょう。
将来や社会人生活に明るいイメージを持てていないことが、就活を進めることに抵抗を持ってしまう原因になります。
就活にやる気でない26卒がすべきこと
就活のやる気がでないときは、まず原因に合わせて取るべき行動を考えることが大切です。ここでは今すぐできる具体的な行動を5つ紹介します。
- 就活の全体像を把握しスケジュールを立てる
- 自己分析を深めてやりたいことを明確にする
- 書類や面接の対策を見直して自身を取り戻す
- 自分のペースで就活を進める意識を持つ
- 多様な働き方を検討して将来の不安を和らげる
就活の全体像を把握しスケジュールを立てる
就活のやる気がでない理由が「何から始めればいいのかわからないから」の場合は、まず就活の全体像を把握し、スケジュールを立てることから始めましょう。やるべきことが整理されると、漠然とした不安が減り一歩を踏み出しやすくなります。
自己分析・企業探し・エントリーシート作成・面接対策など、ステップごとにやるべき内容をリスト化すると、進捗が把握しやすくなります。
さらに、大学のキャリアセンターや就活エージェントでは、具体的なスケジュールや行動計画の相談も可能です。第三者のサポートを受けながら計画を立てることで、着実に準備を進められます。
採用までのスケジュールを詳しく知りたい人は、「新卒の採用スケジュールと時期別のアプローチ方法」も読んでみてください。
自己分析を深めてやりたいことを明確にする
やりたい仕事がわからず、就活のやる気がでないと感じている場合は、自己分析を深めてやりたいことを明確にすることが重要です。自分が何を大切にしたいのか、どんなことに興味を持っているのかを整理することで、進むべき方向性が見えてきます。
自己分析ツールや適職診断を活用して、自分の得意分野や好きなことを洗い出すのも効果的です。また、企業説明会やOB訪問などを通じて、さまざまな業界や職種に触れることで、新たな選択肢が生まれることもあります。ひとりで考え込むよりも、友人や就活エージェントの担当者と話すことで、思わぬ発見や気づきが得られるかもしれません。
自己分析の具体的なやり方がわからない人は、「自己分析のやり方7ステップ!新卒が就活で自己分析をする効果的な方法」も読んでみてください。
書類や面接の対策を見直して自身を取り戻す
選考に落ち続けてやる気を失ってしまった場合は、書類や面接の対策を見直すことが大切です。落ち込むだけで終わらせず、なぜ不採用になったのかを振り返り、改善点を明確にすることで次のチャンスにつなげられます。
エントリーシートや履歴書には自分では気づきにくい改善点があることも多いため、大学のキャリアセンターや就活エージェント、信頼できる友人に添削してもらうのがおすすめです。
面接対策はひとりで練習するだけでなく、第三者に模擬面接を依頼することで、受け答えの癖や改善すべきポイントを具体的に把握できます。こうした対策を重ねることで、自信を取り戻しやすくなります。
エントリーシートの添削を希望する人は、「ES添削は誰に依頼するべき?メリットや注意点なども解説」も読んでみてください。
自分のペースで就活を進める意識を持つ
焦りや劣等感からやる気がでない場合は、自分のペースで就活を進める意識を持つことが重要です。周囲と比較して焦りすぎると、就活がますます苦しくなり、やる気も低下してしまいます。
「今日は企業を1社のみ調べる」といった小さな目標を立てるだけでも、前に進んでいる実感が得られます。スケジュール帳などで期限ややるべきことを明確にし、計画的に着実に進めることが、内定獲得への近道です。
完璧を目指すのではなく、自分のできる範囲で焦らず一歩ずつ進めることが大切です。
多様な働き方を検討して将来の不安を和らげる
就活を進めること自体に違和感を感じている人は、正社員にこだわらず多様な働き方を知ることで気持ちが楽になることがあります。
派遣社員・業務委託・フリーランス・アルバイトなど、働き方には多様な選択肢があります。将来的に正社員を目指す場合でも、派遣社員やアルバイトとして働きながら正社員登用制度を利用する道も選択肢のひとつです。
どの働き方にもメリットとデメリットがあるため、事前にそれぞれの特徴を把握しておきましょう。例えば正社員の場合は、安定した収入や昇進のチャンスがある一方で、勤務時間や勤務地の制限があります。業務委託やフリーランスは、自分の裁量で仕事を選び自由に働ける一方、収入が不安定で税務手続きなど自己管理の負担も大きくなります。
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就活のやる気がでないまま内定をもらえなかった場合の選択肢
26卒として内定が得られなかった場合、どのような選択肢があるのかを解説します。やる気がでないまま内定をもらえずに卒業を迎えた場合の進路についても、しっかり把握しておきましょう。
- 大学を卒業せず就活留年をする
- 大学を卒業して就活浪人をする
- 大学院や専門学校に進学をする
- アルバイトや派遣・業務委託として働く
大学を卒業せず就活留年をする
内定をもらえないまま卒業が近づいた場合、就活留年という選択肢があります。26卒ではなく、27卒としてもう1年間じっくり就活を続ける手段です。就活留年をすることで、翌年も新卒扱いのまま求人に応募できるメリットがあります。
しかし、就活留年にはデメリットもあります。例えば、追加で学費や在籍費用がかかる点や、留年した理由を面接官に納得してもらえるよう準備が必要になることが挙げられます。メリットとデメリットを十分に理解し、家族や大学の担当者とも相談しながら慎重に判断することが大切です。
就活留年を選ぶメリット・デメリットについて詳しく知りたい人は、「新卒が留年するとどうなる?内定取り消しなど就職への影響を解説」も読んでみてください。
大学を卒業して就活浪人をする
大学を卒業した後に内定が決まらず、既卒として就活を続ける「就活浪人」という選択肢もあります。卒業を引き延ばすのではなく、一度卒業したうえで就職活動を継続する方法です。
就活浪人を選ぶ際は、家族や大学のキャリアセンターなどに相談し、自分の状況や今後の計画をよく考えたうえで判断することが大切です。既卒扱いになるため、新卒時と比べて応募できる求人が限られる場合もあるので、その点も理解して準備を進めましょう。
就活浪人を選択した場合のメリット・デメリットについて詳しく知りたい人は、「就職浪人は新卒扱いになる?メリット・デメリットや内定獲得ポイントを解説」も読んでみてください。
大学院や専門学校に進学をする
26卒としてすぐに就職するのではなく、大学院や専門学校に進学して専門知識や技術を深める道を選ぶ選択肢もあります。進学は自分の専門性を高めるだけでなく、将来の選択肢を増やすきっかけにもなります。
ただし、進学する場合は目的を明確にして学ぶことが重要です。進学すれば、新卒扱いで再度就活にチャレンジできる場合もありますが、その分費用や学習期間の負担は大きくなります。進学後に何を目指すのかをしっかり考え、具体的なキャリアプランを整理しておくことで、後悔の少ない選択ができるでしょう。
アルバイトや派遣・業務委託として働く
26卒で内定が得られなかった場合、正社員にこだわらず、まずはアルバイトや派遣、業務委託として働きながら経験を積む方法もあります。無理に就活を続けるより、一度実際に働きながら次のステップを考えることも有効な選択肢です。
興味のある分野で働ければ、正社員として希望する仕事内容の具体的なイメージがつきやすくなります。ただし、長期間フリーター状態が続くと、将来的に正社員での就職が難しくなる場合もあるため、目標を持って働く期間を決めることが大切です。
就活のやる気がでない26卒におすすめの相談先
就活のやる気がでないとき、ひとりで抱え込んでしまうと余計に動けなくなってしまうことがあります。ここでは就活のやる気がでない26卒におすすめの相談先を紹介します。
- 就活経験のあるOB・OGに話を聞く
- 大学のキャリアセンターを活用する
- 就活エージェントに無料で相談する
就活経験のあるOB・OGに話を聞く
就活のやる気がでないと感じたときは、実際に就活を経験したOB・OGに話を聞いてみることがおすすめです。リアルな体験談を聞くことで、悩みが少し軽くなったり、就活の進め方や心構えについて新たなヒントを得られたりするかもしれません。
大学のキャリアセンターを通じてOB・OGを紹介してもらう方法もあります。直接会うのが難しい場合でも、オンラインで話を聞ける機会を活用することで、気軽に相談ができるでしょう。
就活を乗り越えて納得のいく企業選びができたOB・OGでも、悩んでいたことがあるはずです。就活の乗り越え方や企業選びで重視していたこと、面接で意識していたことなど、気になることを質問してみましょう。
大学のキャリアセンターを活用する
就活のやる気がでないときや何から始めればいいのかわからないときは、大学のキャリアセンターの活用もおすすめです。履歴書の添削や面接練習、OB・OGの紹介など、無料で幅広いサポートが受けられます。
ひとりで悩みを抱え込むよりも、専門のアドバイザーに話を聞いてもらうだけで気持ちが前向きになることがあります。気軽に相談に訪れるだけでも、就活を進めるきっかけになるため、まずは足を運んでみましょう。
就活エージェントに無料で相談する
就活のやる気がでないときには、就活エージェントへ相談するのもひとつの手です。自己分析をサポートしながら、それぞれに合った求人を紹介してくれるため、効率的に就活を進めたい人にも向いています。
専門のアドバイザーがエントリーシートの添削や面接対策をしてくれる場合もあります。無料でサービスを受けられるので、一度登録だけでもしてみるのがおすすめです。
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就活のやる気がでない26卒も自分のペースで就活を進めよう
就活にやる気がでない26卒も、自分のペースで就活を進めることが大切です。小さな一歩を積み重ねていけば、やる気が戻り自然と行動できるようになります。焦らず、自分に合ったやり方で進めていきましょう。
就活を進めることを決めたら、P-CHAN就活エージェントの活用がおすすめです。自分の強みを知るための無料就活相談サポートも実施しています。
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