営業に向いている人・向いていない人の特徴!持っている能力や性格について解説

営業に向いている人・向いていない人の特徴!持っている能力や性格について解説

営業は、多くの人がイメージしやすい仕事の1つでしょう。営業の仕事をしたいと考えている人もいるかもしれませんが、向き不向きが比較的ハッキリとしている仕事のため、自分が向いているかを知ることも重要です。

この記事では、営業の仕事内容や、営業に向いている人が持っている能力や特徴・性格について解説します。逆に向いていない人の特徴や、向いている人になるために身につけたい能力についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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営業に向いている人が持っている能力

営業に向いている人が持っている能力

営業に向いている人は、下記のような能力を持っています。

  • 論理的な思考で課題を発見する力
  • 課題を解決する力
  • 顧客を開拓する力
  • 継続的に改善し続ける力

それぞれの能力について詳しく説明していきます。

論理的な思考で課題を発見する力

営業が得意な人は、顧客の課題を論理的な思考で発見する力を持っています。

営業の仕事は、顧客の課題を解決するために最適な自社製品を提案することです。最適な自社製品を提案するためには、まず顧客の課題を発見する必要があります。顧客の課題を発見するには、顧客と話をする中で課題となる事象を発見しなければなりません。

顧客が課題を把握している場合は課題を聞くだけで良いですが、課題を認識していない場合や間違った判断をしている場合もあります。

そこで、自分が課題を発見もしくは顧客に課題を認識してもらうためには、論理的な思考で課題を導く必要があります。論理的に課題を発見することで、課題が何であるかが明確になり説得力が高まるでしょう。

課題を解決する力

営業に向いている人が持っているスキルは、課題を解決する力です。ここでいう課題とは、顧客の課題ではなく「自身が持っている課題」のことです。

営業の仕事をする中で、「売り上げ目標をどうやってクリアするか」や「特定の地域だけ売り上げが伸びないのはなぜか」などさまざまな課題が発生します。ただいつも通り仕事をするだけでは、課題は解決しません。

そこで課題を放置せずに、一つひとつ分析をして課題を解決する必要があります。営業にとって、自社商品を売ることはもっとも重要な仕事です。

なぜ売れないのか、売り上げ目標をクリアするために何をする必要があるのかなどの課題を、迅速かつ正確に解決することが営業にとって重要です。

顧客を開拓する力

営業に向いている人は顧客を開拓する力も持っています。

営業は、既存の顧客だけではなく新たな顧客を開拓することでさらなる業績アップにつながります。顧客を開拓するには、新しいことに挑戦しようという考え方や実行に移す行動力が欠かせません。

担当する特定の企業に対して営業をして目標を達成した場合、そこで満足するのではなく新たな顧客を開拓することが営業にとって大切な考え方です。

また営業の種類によっては、既存の顧客に対してのみ営業する仕事もあるでしょう。しかし、すべての営業がそのような働き方をしているわけではありません。

自分の担当でなくとも、新規顧客を開拓できるヒントがあれば開拓担当の営業に伝えることで、会社全体の利益につながるでしょう。

継続的に改善し続ける力

継続的に改善し続ける力も、営業に向いている人が持っている能力の一つです。

市場は常に変化を続けており、同じ営業の働き方や手法では売り上げをあげられなくなる可能性があります。そのため、一度決めたことをその通りに実行するだけではなく、継続的に改善していくことが重要です。

「今までもこうだったから」という漠然とした働き方では、同じ働き方が通用しなくなった際に手立てがありません。

また継続的に改善することで、売り上げを上げるだけでなく「なぜ売り上げが上がったのか」や「売り上げが下がった原因は何か」など、分析ができるようになります。

営業に向いている人は、計画や目標を立てて実行した結果を評価し、問題点があれば改選するというサイクルを継続的に行う能力を持っています。

営業に向いている人の特徴・性格

営業に向いている人の特徴・性格

営業に向いている人は、下記のような特徴・性格の人です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

  • コミュニケーションが好き
  • 情報収集能力に長けている
  • 行動力がある
  • 体力がある
  • 段取りが上手
  • ストレスに強い
  • こつこつ努力できる
  • 気が利く

コミュニケーションが好き

営業では顧客とコミュニケーションをとって課題をヒアリングする必要があるため、コミュニケーション能力が欠かせません。人と話すことが多い職種でもあり、人とコミュニケーションを取るのが好きな人には向いている仕事でしょう。

もちろんコミュニケーションが好きだからといって、仕事が必ず上手くいくとは限りません。しかし、初対面の人ともスムーズに打ち解けられると仕事もスムーズに進めやすいです。

情報収集能力に長けている

情報収集能力に長けている人も営業に向いています。営業では、顧客の情報をはじめ、さまざまな情報を収集して仕事に活用します。顧客から言われたことだけではなく、潜在的な不満や困り事も隠れていることがあるでしょう。

また隠れたニーズを見つけるためにも、営業には情報が欠かせません。集めた情報をもとに今後の行動を決めるため、情報収集能力に長けている必要があります。

行動力がある

行動力があるのも営業に向いている人の特徴です。営業の仕事は、タイミングも重要です。顧客から依頼があっても、数日後には必要ではなくなってしまうこともあります。

そのため、必要な時に瞬時に行動できる行動力が欠かせません。行動力がある人は、商機を逃さずに業績につなげることができるでしょう。

体力がある

営業は、外回りなどで体力を求められることが多いです。夏の暑い時期や冬の寒い時期、快晴の日や雨の日など、季節や天気にかかわらず顧客のもとへ出向いて営業をします。1日に数十件の営業訪問を行うこともあり、体の強さや体力が必要です。

段取りが上手

営業の仕事では、段取りも重要です。事前準備の入念さや周りへの根回しができるかどうかは、成約率にも大きく影響します。

例えば顧客へ自社製品をプレゼンする際、事前に資料を配っておいたり、会議のキーパーソンを事前に把握しておくなど、営業が気にしなければならない段取りはさまざまです。段取りが上手な人は、情報収集にも長けている人が多く、顧客から信頼されやすいでしょう。

ストレスに強い

ストレスに強いことも営業が向いている人の特徴として挙げられるでしょう。営業では、顧客に理不尽な対応をされることもあります。

特に新規開拓営業では、断られたりアポイントすら取れなかったりする場合もあるでしょう。そのような場合でも、精神的にストレスを感じないメンタルが必要です。

また、製品に問題があった場合は営業に連絡が来ることも多いです。自分が悪いわけではなくても顧客に頭を下げなければならないため、ストレスへの耐性は欠かせません。

こつこつ努力できる

こつこつ努力できる人も営業に向いていると言えます。営業は、一度の訪問では成約につながらないことも多いです。一度断られても、定期的に連絡を取り、日常会話をはさみながら信頼関係を築いていく必要があります。

そのため、すぐに成約に結びつかなくとも、こつこつと努力することが重要です。地道な努力の結果として成約につながるため、営業にはこつこつ努力できる人に向いています。

気が利く

「この製品の資料がほしい」など、顧客が求めることを適切なタイミングで提供できるなど、気が利く人はスムーズに仕事ができます。顧客からの信頼も得やすく、トラブルが発生した際にも迅速かつ丁寧に対応できるでしょう。

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営業に向いていない人の特徴・性格

営業に向いていない人の特徴・性格

下記のような特徴・性格の人は、営業に向いていない可能性があります。どのような特徴・性格か、なぜ営業に向いていないのかについて詳しく解説します。

  • 人と話すのが苦手
  • 判断して動き始めるのが遅い
  • マルチタスクが苦手
  • 体が弱い
  • 落ち込みやすい
  • 清潔感がない
  • プライドが高い

人と話すのが苦手

営業では顧客と会話することで情報を引き出し、自社製品を提案するため、人と話すのが苦手な人には向いていません。ただし、営業で大切なのは流暢に会話することではなく「顧客の目線に合わせて考えること」です。

たしかに話術も大切ですが、顧客の目線で考えることが何よりも重要です。人と話すのは好きだけど相手の立場で考えられない人よりも、多少苦手でも相手の立場に立って会話できる人のほうが活躍できるでしょう。

判断して動き始めるのが遅い

営業は、その場の決断力や行動力が結果につながります。動き始めるのが遅いと、商機を逃してしまい、顧客からも信頼されにくいです。営業の方法は、基本的に社員に一任されています。

どのような営業で結果を出すかはそれぞれが考えなければならず、上司からの指示がなくとも自分で考えて行動しなければなりません。そのため、行動が遅い人はいつまでも結果を出すことができないでしょう。

マルチタスクが苦手

営業の仕事は、基本的に個人個人でセルフマネジメントしなければならないため、マルチタスクが苦手な人には向いていません。営業が行う業務は、アポイントメントの取得や商談、発注、納品、アフターフォローなど多岐にわたります。

業務中はマルチタスクが基本のため、マルチタスクが苦手な方は複数の顧客との交渉状況を管理しきれません。前回話した内容を覚えていないと顧客の信頼を失いかねないため、マルチタスクが苦手な人に営業の仕事は難しいでしょう。

体が弱い

営業は体の強さや体力が必要なため、体が弱い人には向いていないでしょう。せっかくアポイントメントを取得しても、体調不良などが原因で顧客と商談できなければ成約にはつながりません。

これは、自己管理ができない人も同様です。健康管理などの自己管理ができない人は、商談の機会を逃してしまいやすく、営業として成果を上げるのは難しいです。

落ち込みやすい

営業をしていると、場合によっては心無い言葉を投げかけられることもあります。人からの言葉に傷ついてしまいやすく落ち込みやすい人には、営業の仕事は精神的な負担が大きく長続きしないでしょう。

清潔感がない

身だしなみに気を使えないなど、清潔感がない人は営業に向いていません。身だしなみは自分の第一印象を決める重要な要素です。特に営業では、顧客との信頼関係が重要なため、第一印象が第一印象が悪いと信頼関係を築くのが難しいでしょう。

プライドが高い

プライドは、営業として仕事をする中で邪魔になってしまうことが多いです。プライドが高いと、アポイントメントを取得できなかったり商談がうまくいかなかった際にイライラすることが多いでしょう。

また、営業では下手に出なければならない場面も多いです。プライドが邪魔をして下手に出れなければ、商機を逃してしまう可能性もあります。

営業に向いている人になるために身につけたいスキル

営業に向いている人になるために身につけたいスキル

数ある職業・職種の中でも、営業の仕事がしたいと考えている人はいるでしょう。ここでは、営業に向いている人になるために身につけたいスキルを7つご紹介します。

  • 論理的思考力
  • ヒアリング力
  • 課題解決力
  • セルフマネジメント力
  • 自己分析力
  • 逆算力
  • 継続力

論理的思考力

顧客の課題を見つけたり、顧客に自分の考えをスムーズに理解してもらったりするためには誰が聞いても理解できるように説明する必要があります。

誰にでも理解できるように説明するためには、物事を論理的に説明することが重要です。そのため、論理的思考力を身につけると良いでしょう。

ヒアリング力

ヒアリング力は、顧客との信頼関係を築いたり情報収集したりする際などに重要です。

話す力が重要に思われがちな営業ですが、課題を発見する上ではヒアリング力も同様に欠かせません。ヒアリング力を身につけることで、顧客に最適な提案ができる営業になれるでしょう。

課題解決力

顧客の課題を発見できても、その課題を解決するためにどのようなことを行えばよいかがわからなければ意味がありません。

いかに最適な提案ができるかは、営業の課題解決力にかかっています。課題解決にはさまざまな手法があり、顧客や状況に合わせて課題解決のアプローチができるようにしましょう。

セルフマネジメント力

営業はさまざまな種類の業務を1人でこなす必要があるため、セルフマネジメント力を身につけておく必要があります。

自分で仕事をコントロールする必要があるため、効率良く仕事をするにはどのようなスケジュールを立てる必要があるかを考えることで、業績をあげることができるでしょう。

自己分析力

自分にはどのような長所・短所があるかを分析することで、自分の長所を生かした営業ができます。自分が顧客からどう思われているかを分析するのも大切です。商談がうまくいかない場合はなぜうまくいかないのかを分析することで、今後に活かすことができるでしょう。

逆算力

営業は、一人ひとりに月一定のノルマが課せられます。そのため、ある月はノルマ以上の成果を出せるが別の月はノルマを達成できないといったような波がある成果ではなく、毎月一定の成果をあげなければなりません。

安定して成果を出すには、日々の現状を把握し、目標を達成するために何をしなければならないかを逆算して目標を立てる必要があります。

継続力

成果をあげるには、地道にこつこつと努力を継続して顧客と新リア関係を築く必要があります。そのため、継続して何かを行う力を身につけることで、営業として成果を上げられるようになるでしょう。

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【仕事内容別】営業に向いている人の特徴

営業には、大きく下記3つのスタイルがあります。それぞれの仕事の特徴について、詳しく解説します。

  • 新規開拓営業
  • 既存営業
  • 電話営業

新規開拓営業

新規開拓営業とは、今まで取引したことがない顧客を開拓する営業です。新規開拓営業では、新たな顧客と一から信頼関係を築き、課題を発見する必要があります。そのため、コミュニケーションが好きな人や情報収集能力にたけている人に向いている営業です。

既存営業

既存営業は、これまで取引したことがある顧客に対して営業を行う仕事です。既存営業では、これまで築いてきた信頼をもとに営業を行います。そのため、顧客の細かな情報まで覚えられる人や気配りができる人に向いています。

電話営業

電話営業は、いわゆるテレアポインターとして、電話で新規顧客を開拓する仕事です。基本的に電話越しで会話をする必要があり、表情や態度が目に見えないないため言葉遣いなどに気を使わなければなりません。

一度の電話ではなかなかアポイントメントや成約を獲得できず、理不尽な対応をされることもあります。そのため、こつこつ努力できる人やストレス耐性がある人に向いている仕事です。

営業はさまざまな業界で活躍できる

営業はさまざまな業界で活躍できる

営業はさまざまな業界で活躍できるため、自分が好き・得意な業界で働けるのが魅力的な職種です。好き・得意な業界であれば、自分の能力を十分に発揮しやすくなるでしょう。やる気にもつながり、業績にも大きくかかわります。

ただし、業界によって顧客が個人であったり法人であったりなど、仕事の環境が変わるため必要な能力は異なります。自分がどのような業界で働きたいかを決めたうえで、その業界の営業としてどのような能力が必要かを調べましょう。

営業に向いている人の特徴や性格を知って、営業力を高めよう

営業では、コミュニケーション能力をはじめ、さまざまな能力が求められます。そのため、必要な能力を自分が持っているかをチェックする必要があります。

また、向いていないかもしれないがどうしても営業がしたいという人も、営業のスタイルや業界によって必要な能力が変わってくるため、自分に合う営業がないかチェックすると良いでしょう。

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