インサイドセールスに将来性があると言われる理由6選!キャリアパスも合わせて解説

インサイドセールスに将来性があると言われる理由6選!キャリアパスも合わせて解説

インサイドセールスは、近年多くの企業が取り入れている営業手法です。インサイドセールスには将来性があると聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。将来性のある職種に就職することは、今後の社会人生活において重要なことです。

この記事では、なぜインサイドセールスは今後も将来性があると言われているのか、その理由を6つ紹介します。インサイドセールスのキャリアパスややりがいについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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インサイドセールスに将来性があると言われる理由6選

インサイドセールスに将来性があると言われる理由6選

インサイドセールスは、見込み顧客に対して、電話やメールを用いて非対面で営業する営業手法です。近年、新たな営業手法として期待が高まっているインサイドセールスですが、今後も活用が進んでいく将来性のある営業手法と言われています。

インサイドセールスに将来性があると言われるのは、下記のような理由があるからです。それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

  • 営業活動の効率化を図れる
  • 生産性が向上する
  • 多様な働き方が可能である
  • データを蓄積しやすい
  • サブスクリプション型のビジネスモデルに合った営業手法である
  • 顧客の営業に対する意識が変化している

営業活動の効率化を図れる

インサイドセールスに将来性があると言われるのは、ほかの営業手法と比べて効率的に顧客に営業を行えるからです。

フィールドセールスのような顧客のもとを直接訪問する営業は、密にコミュニケーションを取れるというメリットがある一方で、どうしても移動時間などがかかってしまうデメリットがあります。

インサイドセールスは非対面で営業を行うため、移動などにかかる無駄な時間や費用を削減でき、短時間でより多くの顧客に営業を行えます。

より多くの顧客に営業を行えることで、顕在顧客だけではなく潜在顧客にもアプローチをかけられ、新規顧客の獲得もできるようになるでしょう。

生産性が向上する

インサイドセールスで効率的に営業することで、既存の従業員のみで生産性を向上させられます。

近年、少子高齢化などの影響によって労働人口が減少しており、今後も減少していくと考えられています。企業として新たに人材を採用することが難しくなるため、生産性の向上は不可欠です。

インサイドセールスは、非対面で効率的に営業を行えるため、少ない担当者で多くの顧客に営業を行えます。インサイドセールスで多くの顧客にアプローチをかけ、見込み顧客に対してはフィールドセールスが足を運ぶことで、営業の生産性を最大限に向上させられるでしょう。

また、営業の生産性を向上させる以外にも、営業の業務量はそのままで別部署に人員を割くなどして会社全体としての生産性を向上させることもできます。

多様な働き方が可能である

インサイドセールスは、非対面で営業を行うという性質上、多様な働き方が可能です。近年は、テレワークなど会社のオフィス以外で仕事を行うことも増えています。

フィールドセールスではどうしても顧客のもとを訪問する必要があるため、テレワークを導入することは難しいでしょう。しかし、オンラインで営業するインサイドセールスではテレワークを導入できます。

また、テレワークを導入できることで、地方に住む優秀な人材を採用することも可能です。「通勤圏内に住むことは難しいが、会社や業務内容に興味がある」という人を採用しやすくなるため、インサイドセールスは人材確保の面でもメリットがあります。

データを蓄積しやすい

インサイドセールスでは、顧客の情報や営業活動の状況をはじめ、営業に関するデータを蓄積しやすいです。フィールドセールスは、営業活動の方針などを担当者個人に一任されやすく、データの蓄積も属人化しやすい傾向にあります。

インサイドセールスはある程度仕事をマニュアル化しやすく、常にパソコンの前で営業を行えます。営業中にツールを活用しやすいため、より効率的にデータを蓄積できるでしょう。

データを蓄積することで、データをもとにさらに効率的に営業を行えます。データの活用は営業成果にも関係するため、データを蓄積・活用しやすいインサイドセールスは成約につながりやすいでしょう。

サブスクリプション型のビジネスモデルに合った営業手法である

近年、買い切りではなくサブスクリプション型のビジネスモデルが拡大しています。インサイドセールスは、サブスクリプション型のビジネスモデルに合った営業手法であるため、今後もインサイドセールスの需要が高まることが予想されています。

定期的に契約を更新するサブスクリプション型のビジネスモデルでは、顧客と継続的な関係を築くことが重要です。インサイドセールスは非対面で効率的に顧客へアプローチできるため、サブスクリプション型のビジネスモデルにおいて有利な営業手法です。

つまり、インサイドセールスは現代のビジネスに適した営業手法であり、この理由からもインサイドセールスに将来性があると言えます。

顧客の営業に対する意識が変化している

HubSpot Japan株式会社による調査では、非対面での営業が好ましいと考える顧客が37.9%、どちらでも良いと考える顧客が22.5%と、対面の営業でなくても良いという意見が過半数を占めています(※)。

このように営業に対する顧客側の意識が変化しており、インサイドセールスでも商談ができる顧客が増えています。

インサイドセールスであれば顧客側の担当者もオンラインで対応できるため、顧客側の働き方を阻害することもありません。顧客の働き方に合わせることができるインサイドセールスは、今後も増加していくでしょう。

※出典:HubSpot Japan株式会社「日本の営業に関する意識・実態調査2023

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インサイドセールスに求められる能力

インサイドセールスに求められる能力

ここでは、インサイドセールスに求められる以下6つの能力を紹介します。

  • コミュニケーション能力
  • 課題発見力
  • 問題解決能力
  • 情報収集・整理能力
  • マーケティング能力
  • ツール活用能力

コミュニケーション能力

インサイドセールスも営業の一種であるため、顧客とのコミュニケーションが欠かせません。ただし、対面で営業を行うフィールドセールスとは異なり、インサイドセールスでは非対面でのコミュニケーション能力が必要です。

対面では、表情やしぐさなど目で見える情報をもとにコミュニケーションを取れます。しかし、非対面のインサイドセールスでは、表情やしぐさなどを相手に伝えることが難しいです。そのため、相手のニーズをしっかり汲み取った上で伝え方を工夫する必要があります。

また、Web会議を活用する場合でも見える情報は限られているため、声色や言葉遣いなど、耳で得られる情報で顧客とのコミュニケーションを取る能力が求められます。

課題発見力

インサイドセールスでは、顧客の話に耳を傾けて課題を発見する力が求められます。フィールドセールスでは、顧客先に訪問した際に目で見える情報をもとに課題を発見することもありますが、インサイドセールスでは顧客との会話でしか情報を得られません。

いかに会話を通して顧客の課題を発見するかは個人の能力であるため、課題発見力が求められます。また、顕在ニーズだけではなく潜在ニーズを発見する能力も必要です。

問題解決能力

インサイドセールスは営業機会が多いため、高頻度でPDCAを回して問題解決を行う必要があります。複数の顧客との商談を同時に進める必要があるため、解決しなければならない問題も必然的に多くなるでしょう。

顧客への迅速な対応は信頼関係を構築する上でも非常に重要であるため、PDCAを回して問題を解決する能力が求められます。

情報収集・整理能力

インサイドセールスでは、顧客に適切なアプローチをするために情報を収集する必要があるため、情報収集能力が欠かせません。会話のみで顧客の課題を発見するには、事前の情報収集が重要です。

また、多くの顧客を抱えるインサイドセールスは、情報を収集するだけではなく、情報の取捨選択や優先順位付けなどの情報整理を行う必要もあるでしょう。

全ての情報を把握することは難しいため、営業するうえで必要な情報は何かを判断し、その情報を収集したり取捨選択をしたりする能力が求められます。

マーケティング能力

インサイドセールスでは、顧客の中からより購買見込みのある顧客を見つける必要があります。購買見込みのある顧客をターゲットとして選定する必要があるため、マーケティングの視点も必要です。

中には、実際にマーケティング手法を用いて顧客を選定することもあります。より多く営業を行えるインサイドセールスでは、一つひとつの営業で購買見込みの高い顧客を選定することによって営業成績にも大きく影響するでしょう。

ツール活用能力

インサイドセールスは、Web会議ツールをはじめさまざまなツールを活用して営業を行います。そのほかにも、営業データを蓄積するためのツールやマーケティングツールなど、数多くのツールを活用するでしょう。

そのため、より効率的に営業するためにツール活用能力が必要です。ツールを上手く活用することで、顧客とのコミュニケーションも円滑になるでしょう。

反対に、不具合などで上手くツールを利用できない状態になってしまうと、顧客に不満を持たれてしまう可能性があります。

インサイドセールスのキャリアパス

インサイドセールスのキャリアパス

インサイドセールスとして活躍した後、そのままインサイドセールスとして働く以外にも下記のようなキャリアパスがあります。それぞれのキャリアパスについて、詳しく見ていきましょう。

  • マネジメント職
  • フィールドセールス
  • マーケティング
  • カスタマーサクセス

マネジメント職

インサイドセールスのキャリアパスの代表的なものとして、インサイドセールスのマネジメント職になるキャリアパスがあります。プレイヤー営業を行うのではなく、組織の管理者として複数の部下を持ち、組織としてインサイドセールスの営業活動を行う役職です。

マネジメント職では、主に部下の営業状況の把握や指導、育成を行います。一人で働く以上の成果をチーム全体で出せるため、プレイヤーとして成果を出すよりも大きな成果になり達成感を得られやすいでしょう。

フィールドセールス

インサイドセールスの経験を活かし、実際に顧客のもとに向かい対面で営業を行うフィールドセールスへ転向することも可能です。インサイドセールスで培かったノウハウを活用できるため、フィールドセールスでも一定の成果を上げられるでしょう。

顧客の顔を見ながら仕事ができるため、より達成感を得られやすいです。インサイドセールスでは、ある程度営業を行った見込み顧客をフィールドセールスへ繋げる役割があるため、実際の「受注」までは経験できない可能性があります。

フィールドセールスでは、営業の成果である受注を得られるため、自分の働きが直接成果につながってやりがいを感じられるでしょう。

マーケティング

顧客のニーズを見極めて提案してきた経験を活かし、顧客の潜在ニーズを顕在化させるマーケティングの仕事にも就けます。

「どのような顧客が興味を持つか」「どのようにアプローチすれば商品に興味を持ってもらえるか」などを考える際、インサイドセールスでの視点やスキルが役立つでしょう。

マーケティングは、顧客ではなく市場に対して働きかけます。インサイドセールスの知識を活用してより大きな役割を担うキャリアパスです。

カスタマーサクセス

インサイドセールスで培った問題解決能力などを駆使して、カスタマーサクセスへの転向もインサイドセールスのキャリアパスの1つです。カスタマーサクセスでは自社商品の導入や定着をサポートするため、問題解決能力のほか、課題発見力も活用できます。

インサイドセールスの仕事をする中で、顧客の導入事例を多く知っているはずです。導入事例を参考にして顧客の状況に合わせることで、よりスムーズに導入をサポートすることができるでしょう。

コンサルタント

インサイドセールスで培った課題発見力などを活用して、顧客の事業に対して助言するコンサルタントというキャリアパスも選択できます。コンサルタントは営業と異なり、商品購入に重点を置くのではなく課題解決に重点を置いています。

しかし、課題を発見・解決するという目的はインサイドセールスと共通するため、インサイドセールスでの経験は大きく役に立つでしょう。

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インサイドセールスのやりがい

インサイドセールスのやりがい

ここでは、モチベーション維持につながるインサイドセールスのやりがいについて解説します。主なやりがいは、次の3つです。

  • 成長を感じやすい
  • マーケティングや営業の中心として働ける
  • さまざまなスキルを身につけられる

成長を感じやすい

短い期間で多くの営業をこなしながらPDCAを回すため、改善策を実施するチャンスが多いです。一つひとつの改善が小さいものでも、繰り返すことで短期間で成長を感じられるでしょう。

より多くの営業を行うため、改善の効果を確認しやすい環境でもあります。成長を感じやすいことは、インサイドセールスのやりがいの一つです。

マーケティングや営業の中心として働ける

インサイドセールスは、マーケティング部門から見込み顧客などを受け取り、営業を行ったうえでフィールドセールスへつなぎます。営業のフローの中でも、マーケティングとフィールドセールスの中心として、責任ある立場です。

マーケティングとフィールドセールスのどちらとも連携しなければならないのは大変ですが、その分自分が担当した案件で大きな成果が上がると、やりがいを感じられます。

さまざまなスキルを身につけられる

インサイドセールスでは、営業スキルはもちろんのこと、そのほかにもさまざまなスキルを身につけられます。そのため、マネジメント職やフィールドセールス以外にも、キャリアアップや他職種への転職など幅広いキャリアパスがあります。

決して無駄にならないスキルを身につけられるため、インサイドセールスとして成長することがやりがいになるでしょう。

インサイドセールスに興味がある方は、「インサイドセールスとは?意味やテレアポとの違い、向いてる人の特徴を解説」も読んでみてください。

インサイドセールスは今後も拡大する可能性が高い

インサイドセールスは今後も拡大する可能性が高い

インサイドセールスは近年、市場の変化や顧客の意識の変化などによって注目されています。インサイドセールスは、営業をより効率的に行えるため生産性が向上し、データの蓄積・活用によってより成果を出しやすい営業手法であり、今後も拡大する可能性が高いです。

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