面接後の振り返りをして次回に活かすことが大切◎そしてIT企業で内定が出るまで続けてきたことは…情報収集!
この記事のポイント
- 1次面接で受かるポイントは "第一印象"が大事。
- 留年経験があっても、その理由と時間の過ごし方を伝える。
- IT企業を目指すなら、業界理解と興味のある分野を見つけて情報収集。
■就職活動はどのように動いてましたか?
就職活動の解禁と同時に動き出して、最初は就職サイト経由で求人に応募して選考を受けていましたが、ES添削や面接対策は1度もやったことがなく、Webテストの勉強もしてなかったので、ほとんどネットで調べて面接に挑むことを繰り返ししてました。
■就活の軸は何でしたか?
IT業界に絞って就職活動をしていました。企業選びに関しては、自分が携わっている業務に対して誇りを持ってやっているのかを1番気にして選んでました。社会人として仕事をしている友人は「今日も仕事か~」ってよく言っていたので、そうではなくて働くことに意義があって毎日やりがいを持って働いて活躍している会社がいいなと思いました。
■周りのお友達に就職活動の相談はされてましたか?
IT系の会社に勤めている人が多かったので、相談はしていました。資格がなくてもいい企業だったり、ITパスポートを勉強しているといいよっていう企業もあると聞いてはいたんですが、でもITパスポートだけだとアピールとしては足りないから、「ITパスポートだけじゃなくて基本情報技術者の勉強もすると良いよ」とかも教えてくれました。
■就職活動をする中で1番大変だったことは何ですか?
自分は笑顔を作って面接することが1番大変だったかもしれないですね(笑)。1次面接でお見送りになることが本当に多くて、ネットやYouTubeの動画で調べたら「1次面接では何より笑顔が大事」という動画を見つけたんですよ。それを実践したところ、以前と比較してかなり良くなったと感じましたね。鏡の前で無理やり笑って顔のマッサージをしたりして、面接前に顔の筋肉をほぐすのがおすすめです!あとは、話す時に簡単に結論から話すっていうことも苦労したと思います。理論的に考えることは得意な方なんですが、それを言語化するのが苦手だったので面接官の質問に対して簡潔に結論から答えることを意識していました。理論的で簡潔な説明に対する苦手意識は自分の短所でもあったので、例えばトークが上手い芸能人の話し方を参考にしたり、趣味が音楽鑑賞なので自分の好きな曲のおすすめポイントを簡単にまとめたりして克服をしてきました。内定いただいた企業様からは直接短所は聞かれませんでしたが、最後の逆質問の時に自分の短所とそれを克服するための取り組みを自分からアピールしたんです。そしたら、自己分析や前向きな姿勢の観点から良い評価だったとフィードバックをいただけて嬉しかったですね。
■留年経験がありましたが、面接はどう乗り換えましたか?
留年については聞かれることは分かってましたので「なんで留年したのか?」と「留年したけど時間をただぼぉーと過ごしたわけじゃないよ」という話は必ずするようにしました。自分の場合、最初から自分のやりたい目標があったので、4年間は留年すると親に相談した上で決めたので、悔いがないように自分のやりたいことを実行してきたと伝えて納得はしてもらっていたかなと思います。
■P-CHAN就活エージェントを使ってみた感想は?
使ってみて嬉しかったのが2つあって、まずは今回内定承諾した企業の1次面接が受かった後に次は最終面接だったんですが、その面接前にその企業に詳しい担当が面談に入ってくださって「この会社だとよくこういうことを聞かれるよ」って、いろいろ対策をしてくれたのが大きかったですね。もう1つは、土屋さんにLINEでいつでも聞ける環境だったので、自分にとって就職活動を進めるにあたって安心感はありました。他のエージェントさんもLINEのやり取りだったんですけど、必要最低限な連絡であとは面談で話しましょうっていう感じで…。それに求人も多く紹介してくれなかったですし、あまり良い求人でもなかったので、他のところより安心感はありました。
■就職活動を通して学んだことはありますか?
説明会にたくさん参加して選考を受けるんですが、結構1次面接で落ちて次にいけないことが多かったので、面接終わってから面接中の自分の話し方とか、質問に対してちゃんと的確に答えたかどうかとか、次の面接で良くしていくために自分の中で振り返りをすることの大切さを学びました。あとはESの項目で「特技・趣味」を書く欄があると思うんですけど、最初は趣味をいくつも記入していたんですが、面接で簡単に趣味を説明した後に「これによって何を学んだのか」「学んだものをどのように活かしているか」など、アピールするための項目なんだと途中で知りました。趣味や特技は1つだけを選んで、そこから「何か学んで、それを活かしている」という自己PRに結びつけるのが大切なんだということも学びました。
■これから就職活動を行う学生さんにアドバイスをお願いします!
学校の就活支援室みたいな所には1度は使った方が良いと思います。後悔ではないですけどタダなので自分は1回でも使えば良かったなと思いました。あと業界研究は、自分が何をやりたいのかは、就職活動が始まって説明会を受けてからなんとなく決まってくると思うので、3月1日解禁したらいろんな説明会に行ってみて、自分の中でゆずれない項目(福利厚生や勤務地など)とかを少しずつ決める方向がいいかなと思います。
■IT企業を目指す学生にもアドバイスをお願いします!
なんとなくITエンジニアカッコいい!って思う人が多いと思うんですが、業界研究する中でどのようなエンジニアがあるのかを調べて、自分が何になりたいのかを決める上で大事だと思います。○○エンジニアと△△エンジニアの違いってなんだろう?とかを知るのも大事だと思います。あとは自分の場合、AIに興味があったんですけど、そういう興味のある分野が決まったら、Twitterでその分野についてツイートしているアカウントを見つけて、積極的に情報を拾っていけると面接で話せる内容も増えるので、興味のある分野が見つかった人は自分が苦しくならない程度に情報は集めた方が良いと思います。自分は調べたりするのは楽しかったですし、いろいろ調べるのが好きな人は、割と就活もうまくいくような感じがしますね。
■社会人になるにあたって意気込みを教えてください。
4年留年しているので、同期からしたら4歳年上で、上司も自分よりも年下の場合もあると思います。社員同士切磋琢磨して自分が成長していくのも大事ですけど、他の社員さんに負けないように、年上年下、上司・先輩も関係なく技術的にも考え方も踏まえて、優れたエンジニアになれたらなと思います!やっぱり4年留年したので、自分の中ではゆっくりしてられないなと思うので、そこは忘れないようにしたいと思います。
キャリアアドバイザーより
IT業界に絞って就職活動をされていたWさん。面接後には必ず自分の中で振り返りをして、次の選考を良くするために行動することが大事だと語ってくれました。人事担当者様からも、自身の弱みを克服しようとしている姿勢が素晴らしく主体的に動ける方だと選考中に評価をいただいています。それでも自分1人で戦う就職活動に不安は付き物。P-CHAN就活エージェントを利用したことで、より安心感を持って相談することが出来たと嬉しいお言葉をいただきました。またIT業界を目指すなら、SNSなどから情報を拾って面接に活かせたことも語ってくれました。IT業界を目指す学生さんにはぜひWさんの真似をしてほしいですね!
Wさん、取材にご協力いただき、ありがとうございました!
キャリアアドバイザーより