マイナビ転職は利用すべき?登録するメリットと評判を徹底調査!
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出典:マイナビ転職
転職サイトの代表格ともいえる「マイナビ転職」は、大手運営だからこその求人数や手厚いサポートを売りにしています。
一方で、ネットでは悪い口コミもちらほら目立ちます。これから利用を考えている人は、大手といえど評判が良くないサイトには登録するのは迷ってしまいますよね。
今回はマイナビ転職は本当に登録するべきなのか、実際の口コミを参考にした考察をご説明します。
マイナビ転職を使うときのメリットやポイントもあわせてご紹介しますので、これからマイナビ転職を利用しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
マイナビ転職の公式サイト目次
マイナビ転職とは?
マイナビ転職とは、株式会社マイナビが運営する転職情報サイトです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
サービス内容 | 転職情報紹介サイト |
公開求人数 | 約12,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
職種 | 専門職、一般企業全般 |
求人掲載地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
※2021年5月時点
公開求人数は約12,000件(2021年4月時点)と、大手である「doda」「リクナビNEXT」に匹敵する数があり、全国の求人を取り扱っています。
そんなマイナビ転職の特徴としては、以下の3つがあげられます。
- スカウト型機能のある転職サイト
- 20〜30代の若手向け求人内容が多い
- 転職支援のコンテンツが豊富にある
特徴①スカウト型機能のある転職サイト
マイナビ転職ではスカウト型機能を搭載しており、登録するだけで企業や転職エージェントのオファーを受けられるため、仕事をしながらの転職活動でも効率的に行えます。
【スカウト型機能とは?】 求職者が登録した職務経歴や履歴を見て、企業が直接求職者へスカウトメールを送ることができるシステムです。メールから直接応募や面接へ進むことができるため、自分で求人検索をせずに企業を探すことができるメリットがあります。) |
特徴②20~30代の若手向けの求人内容が多い
マイナビ転職は、新卒採用・就職支援として知名度が高い「マイナビ」を母体としているため、20~30代の若手社会人からの人気が高いサイトです。
株式会社マルニコーポレーションの統計データから見ても、マイナビ転職の主な利用者は21〜35歳が全体の53%を占めています。
就職時に使った「マイナビ」の登録後、「マイナビ転職」への流入が多いと考えられます。
特徴③転職支援のコンテンツが豊富にある
マイナビ転職では求人情報の掲載以外にも、企業からのアプローチを受けることができるスカウトサービス、面接書類の書類添削、転職者お役立ちコラムなど、転職に役立つコンテンツが豊富に揃っているのが特徴です。
中でもマイナビ転職の転職フェアは全国エリアで展開されており、業種ごと・年齢ごとなど多種多様な転職フェアがあります。
またフェアへの参加特典として、参加者へのギフト券のプレゼントや、無料講演会の参加など内容も充実しています。
マイナビ転職の転職フェアの参加満足度は90%以上を超えており、好評を得ています。(マイナビ公式HPより)
マイナビ転職の公式サイトマイナビ転職の悪い評判と実際の口コミ
実際の口コミで多かったマイナビ転職の悪い評判は以下の3つです。
- スカウト型機能のある転職サイト
- 20〜30代の若手向け求人内容が多い
- 転職支援のコンテンツが豊富にある
実際に利用した人の口コミとともに見ていきましょう。
1.スカウトメールの質が悪い
登録するだけでオファーメールが届くスカウト機能は、一見して便利に感じられますが、マイナビ転職のスカウトメールは求人内容が自分の希望と合っていない傾向にあります。
もしくは同じ企業からのスカウトメールばかりくるケースも多いようで、せっかく企業担当と直接やりとりができるスカウトメールが、迷惑メールのように感じられてしまうでしょう。
業界大手で求人数は多いです。求人先企業からスカウトもあり、転職活動の情報収集としてもやくだちます。 職務経歴書等のWEB登録は、他社に比べると手間がかかった印象です。マイナビ転職は20代や30代前半、転職回数が少ない方向けのサイトだと思います。 冒頭に求人数は多いと書きましたが、中々希望している求人はあまり見つけることができなく、また求人企業に対して違和感がでる記載もあるので、十分に求人内容を吟味しエントリーするのをお勧めします。時間の無駄になりますので。 UKさん(42歳 / 製造業(その他) / 営業・販売) |
2.年齢によって利用しにくい
マイナビは20代~30代の若い世代の転職に強く、ミドル世代や管理職の求人には弱い傾向にあります。
マイナビ転職の全体公開求人数は約12,000件、うち年収700万円以上の求人は全体の約1%の36件となっています。(2021年4月時点)
一方、dodaの全体公開求人数は77,000件中、管理職求人は全体の約47%の36,595件となっており、差は歴然です。
教育関係の仕事を探しています。前職も前々職も教育関係です。まずそもそも件数が少ないです。そして掲載されている条件にぴったり当てはまっているのに、応募すると即座に「条件に当てはまらない」とか「クライアントが希望している人物像と異なる」という文言で不合格の連絡が来ます。 それ自体はしょうがないことなのですが、それであればもっと条件を細かく掲載して欲しいです。それであれば端から応募しませんので。他のエージェントさんと比べて不親切な印象です。 きつねまんじゅうさん(40歳 / 教育、学習支援業 / その他(該当なし)) |
3.企業へ質問をすると履歴書も送信される
マイナビ転職の求人情報ページでは、企業へ直接連絡が取れる「質問する」機能があります。
しかしこのボタンを押すと、履歴書・職務経歴書が質問と同時に送信されるシステムになっており、ただ質問したいだけの利用者からは不評のようです。
イタズラを防ぐためのマイナビの方針のようですが、ただ質問をしたいだけの求職者からすると、個人情報を公開するのは少し躊躇してしまうと考えられます。
マイナビ転職は求人数が多く、特に20代など若手には使いやすいサイトなのかなと思いました。 ただ掲載されている求人情報だけではわからないことがあったので企業に質問を行ったのですが、その際に履歴書と職務経歴書が一緒に送られてしまったようです。 たしかに企業側からすると質問者のステータスを把握した上で対応を決めたいのかもしれませんが、転職者側からすると勝手に評価される感じがして個人的にはすごく嫌でした。 でこさん(28歳 / 広告業・広告制作業 / 営業・販売) |
マイナビ転職の良い評判と実際の口コミ
マイナビ転職の良い評判で多かったのは以下の3つです。
マイナビ転職は求人数とサポート体制についての評価が多い傾向にありました。
- スカウト型機能のある転職サイト
- 20〜30代の若手向け求人内容が多い
- 転職支援のコンテンツが豊富にある
実際に利用した人の口コミとともにみていきましょう。
1.質の高い求人内容と豊富な求人数
マイナビ転職は、求人担当と企業担当とで別々の人員を割いてます。そのため企業の情報量が多く内容も相違が少ないので、入職後のギャップがない傾向にあります。
実際にマイナビ転職の求人情報ページでは、「社員へのアドバイス」「この仕事に向いている人の特徴」「企業からのメッセージ」など、他社にはない情報が記載されています。
また求人数も多く、公式HPによると毎日更新される新着記事約3,000件の中でも8割近くがマイナビ独占求人です。(HP参照、2021年4月時点)
約1年前に利用しました。取り扱っている求人数が多かったため、自身が希望する給与、福利厚生、勤務地に合った企業を見つけやすく、検索機能も充実しているため、非常に満足感が高い転職サイトだと思いました。 会員専用の非公開求人を多数紹介していただきました。エージェントサービスでは職務経歴書の書き方や面接対策などを指導、フォローしていただき助かりました。 初めての転職活動で不安でしたが、マイナビを利用して本当に良かったと思います。 AND10424さん(29歳 / 建設業 / 営業・販売) |
2.企業説明会など求人以外のサポートが充実
マイナビ転職の特徴として紹介した通り、マイナビ転職では求人情報以外にも下記のような転職支援コンテンツを展開しています。
【マイナビの転職支援コンテンツ】
|
適正診断は会員以外が利用できるものも多数あり、求人を探す方法だけをとっても複数存在します。
ただ仕事を探すサイトというだけではなく、多種多様なアプローチで利用者の転職活動のモチベーションを高く維持する工夫が施されています。
希望職種がクリエイターで専門職だったんですが、専門職の求人も他の転職サイトよりも多く掲載されてると感じました。 サイトの表示ページも見やすく、求人情報のポイントや募集要項などきちんとまとめられている印象です。 マイナビの編集部の方が取材した印象や、働いている方のインタビューなども掲載されており、求人を出している企業の印象をイメージしやすく伝えていると思います。 また閲覧履歴から似たようなオススメの求人も表示させていただけるので、求人を探しやすかったです。 転職のノウハウなども掲載されているので、面接などの対策にも役立つと思います。 A.Tさん(35歳 / 広告業・広告制作業 / その他(該当なし) |
3.地方の求人も充実している
マイナビ転職の求人エリアは全国展開であり、3大都市以外でも十分な数の求人が掲載されています。
例えば四国エリアに絞ると、他社であるエン転職は500件、マイナビは4,000件と掲載数が約8倍にもなります。(2021年4月時点 公式HPより)
大きな会社ということもあり、安心して利用することができました。 他のサイトでは四国の求人を見つけにくかったのですが、マイナビ転職は四国の求人数もたくさんあり、自分に合った求人をすぐに見つけてくれるのでとても助かりました。 職場見学についてもはじめは仲介してくださり、とても心強かったです。自分に合った条件のところを見つける為にサイトも見やすくなっていて、毎回クリックしなくても流して見られる点も良いと思いました。 悪かった点としては少しメールでの紹介の頻度が多いように感じました。 はなさん(29歳 / その他(該当なし) / その他(該当なし) |
マイナビ転職はどんな人におすすめ?評判と口コミから考察
悪い口コミと良い口コミを踏まえて、マイナビ転職はこんな人におすすめだと言えます。
- 地方で転職を考えている人
- 20~30代の若年層転職者
- エンジニアで転職を考えている人
1.地方で転職を考えている人
マイナビ転職では地方の求人も充実しているため「登録したけど求人が全然ない」という問題が起きにくいと考えられます。
マイナビは全国エリアに支社を展開しており、それぞれのエリアで求人担当・法人担当と別れているので、地方の求人になると質が悪くなるというリスクも低いでしょう。
引っ越しで地方の転職を検討している場合は、登録だけでもしておくと損はありません。
さらにマイナビ転職は海外向けの求人も取り扱っているので、グローバルな活躍を検討している方も情報収集源としてマイナビ転職の活用はおすすめです。
2.20~30代の若年層の転職者
マイナビ転職は、20〜30代の若い世代に非常におすすめのサイトです。
理由としては20〜30代の求人数が多いことはもちろん、若年層管理職の求人の取扱いなどもあります。
さらに転職フェアも他の年代にはない20代限定のフェアも多いです。
したがって、第二新卒や就職後初めての転職する人にはマイナビ転職はおすすめだと考えられます。
30代後半〜40代になってくると、求人内容が合わない・求人数が少ない場合もあるので、dodaやエン転職など他社との併用をおすすめします。
3.あらゆる求人を比較したい人
マイナビ転職は、業種や職種にとらわれずにたくさんの求人を比較したい方へおすすめです。
マイナビ転職で求人が掲載されている業種は108種類・職種は約312種類(公式HPより 2020年度調査)と幅広いジャンルの求人を見ることができます。
そのため、転職で希望の職種や業種が定まっておらず、さまざまな求人を比較したい方には、マイナビ転職は使い勝手の良いサイトだと言えるでしょう。
マイナビ転職の公式サイトマイナビ転職を使うときの注意点
マイナビ転職を利用するときの注意点を以下にまとめました。
- 他の転職サイトも利用する
- 同じ求人に応募するのは1度のみ
- マイナビエージェントと併用する
- 求人サイトの情報を鵜呑みにしない
他の転職サイトも利用する
転職サイトは企業により掲載情報や求人数が異なります。また企業によっては独占求人を多数持っているため、比較対象を持つことも考慮し、2つ以上のサービスの利用をおすすめします。
転職サイトの種類は大きく分けて以下の2つです。
- 総合サイト
- 特化型サイト
【総合サイトとは?】 総合サイトとは、業種・職種問わず幅広い種類の求人の掲載をしている転職サイトです。基本的に転職サイトといえばこの総合サイトを指します。総合サイトは企業により、転職エージェントと連携して同時にサービスを受けることができたり、スカウトを受けることができるサイトなど、さまざまなサービスがあります。(例:マイナビ転職・doda・エン転職) |
【特化型サイトとは?】 一般的な求人サイトとは違い、業種・職種に特化した求人情報サイトです。最近では業種・職種意外にも、「ハイキャリア特化」「地方求人特化」「女性特化」などジャンルによって特化したサイトが開設されています。特化型サイトは情報に偏りがありますが、その分内容は専門性が高く豊富になります。(例:ビズリーチ・FROM40) |
転職の目的が明確な場合は、より詳しい求人情報を集めるため特化型サイトがおすすめです。
特化型サイトは求人情報だけでなく、その業界ならではの情報を知ることができるコラムや転職フェアの開催もあるため、利用は必須と言えるでしょう。
同じ求人に応募するのは1度のみ
求人サイトを変えても、1つの企業に応募するのは1度のみにしましょう。
理由としては、企業に応募する媒体が変わったとしても、企業の採用窓口は同じであるからです。
複数のサイトから応募がある求職者は、採用担当者からの心象が悪くなり、不採用へとつながる可能性があります。
自ら転職機会を潰してしまうことがないよう、応募した求人はメモして重複を防ぎましょう。
マイナビエージェントと併用する
株式会社マイナビが運営する転職エージェントとして、マイナビエージェントがあります。
マイナビ転職の求人を他社エージェントに問い合わせすると、求人内容に齟齬があったり確認に時間がかかる場合もあります。
しかし同企業で運営しているマイナビエージェントを利用することで、連携がスムーズにとれます。
掲載されている求人の問い合わせや面接対策なども、時間をかけずに行うことが可能です。
しかし、転職エージェントも企業によりサービスが異なり、エージェントとの相性もあるので、複数利用することをおすすめします。
求人サイトの情報を鵜呑みにしない
マイナビ転職は求人情報の質・量ともに豊富な求人サイトです。
しかし求人サイトの情報をそのまま信じるのではなく、気になった企業があれば自分でHPや口コミサイトを見て、情報の深掘りをすることをおすすめします。
企業のHPを見ることで、その企業独自の取り組みや社風・代表の方針などより深い情報を知ることができ、応募するかどうかの判断材料として役立ちます。
また、自分で調べた情報は記憶にも残りやすいです。面接時にも役立つので、興味がある企業ほど下調べを怠らないよう心掛けましょう。
マイナビ転職の公式サイトマイナビ転職と他社サイトの比較情報
マイナビ転職と同様のサービスを、「求人件数」「求人対応エリア」「特徴・独自サービス」の観点で比較してみました。
求人件数
求人件数で最多数はdoda、マイナビ転職は12,000件と平均付近です。(2021年4月時点)
エージェント名 | 公開求人数 | 非公開 |
---|---|---|
マイナビ転職 | 約12,000件 | 有 |
リクナビNEXT | 約45,000件 | 有 |
doda | 約73,000件 | 有 |
エン転職 | 約6,000件 | 無 |
ビズリーチ | 約4,500件 | 有 |
リクルートダイレクトスカウト | 約56,000件 | 有 |
type | 約2,800件 | 有 |
求人対応エリア
転職サイトは基本的に全国エリアに対応している企業が多く、海外求人は東南アジアのものが多い傾向(公式HPより)にあります。
なお、マイナビ転職には海外求人はありません。
転職サービス名 | 対応エリア | 海外求人 |
---|---|---|
マイナビ転職 | 全国 | 有 |
リクナビNEXT | 全国 | 有 |
doda | 全国 | 有 |
エン転職 | 全国 | 有 |
ビズリーチ | 非公開(会員のみ閲覧可) | 有 |
リクルートダイレクトスカウト | 全国 | 有 |
type | 非公開(会員のみ閲覧可) | 非公開 |
特徴・独自サービス
転職サイトにより、独自サービスのコンテンツやアプリを展開しているところもあります。マイナビ転職は他のサービスと比較すると、アプリなどの独自コンテンツが多いのがわかります。
転職サービス名 | 特徴 | 独自サービス |
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マイナビ転職 |
|
|
リクナビNEXT |
|
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doda |
|
|
エン転職 |
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ビズリーチ |
|
|
リクルートダイレクトスカウト |
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|
type |
|
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マイナビ転職の評判に関するまとめ
大手ならではの求人数や、その他転職支援サービスが充実したマイナビ転職は、自分の年齢層や希望が合えば利用することをおすすめします。
マイナビ転職についての総評は以下の通りです。
【総評】
- 求人の数が多くエリアによる偏りも少ないため、希望地域にとらわれず利用が可能。
- 20~30代前半の若年層の求人に強く、第二新卒は特におすすめ。
- マイナビ転職を使う場合はマイナビエージェントも利用するとスムーズな転職活動ができる。
- 利用する場合は比較対象として他のサービスにも複数登録し、情報源の幅を広げる必要がある。
この記事の監修者
木川 雄策
株式会社ピーアール・デイリー 人材紹介事業部 次長
1998年入社、求人広告・人材紹介事業と募集・採用に携わり入社24年目。
累計10,000人以上の採用・転職に貢献。
メンタルヘルス検定合格 認証番号090720001611